ST-6
last updated : Feb.9,2003

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ST-6XMSXカートリッジ
 この名前をどれだけの方がご存じでしょうか、RTTYデモジュレータの標準かつ
最高のものです。さすがにSメータが壊れたかというくらい、弱い信号でも
はっきりと文字になりますね。ただ製作当時(と言っても'92頃ですが)使っていた
MSXに仕様をあわせて、インターフェイスを+5Vにしたのが唯一の失敗で、RS232
レベルに変換せなあかんなと思いながら、そのまま放ってあります。ところで
製作のネックである88mHトロイドの材料となるツボ型コアは、今でもTDKで
ラインナップされていて、代理店にて入手可能です。(参考記事:HJ-Nr37)

 右側の写真は、MSX用自作カートリッジです。立ち上げROMまで入れてありまして、
電源を入れるだけでソフトが立ち上がる便利さなのですぞ。
text written : Sept.21,1998



しぶりに動かしてみました。その前に写真撮影を。(Feb.2003)

スイッチなどにさびが出てきてます(^^;
いい加減と真面目が混在してます。ちょっと恥ずかしいかも…

ホントはcanタイプの709が欲しかったんですが、10年前でももう入手できませんでした。
左の3つのポットコアはバンドパス・フィルタです。
こちらはMSXカートリッジです。

ちなみに8251はPC-8801から抜いたものです!!
かなり苦戦してます。
中でも、ROMの足元をご覧下さい。
これ、背の高さを稼げるソケットなのです。こんなもの、普通ではちょっと入手できませんね。

それにしてもこの日づけは…(^^;

 ところがいざ動かしてみると、全く文字が出ません。どこで止まっているのか調べてみたところ、
ST-6からMSXカートリッジまではそれなりに出ていることが分かりました。それから先は、ご覧の通り
の状態なものですから、今さらMSXのためにこんなものの信号を追っていく気力がとても湧いてこず、
きれいさっぱり諦めました。ST-6が動いているだけマシでしょう。昔から思っていた、TTLレベルの信号を
RS232に変換する回路を早速小さな基板に作り、晴れて10年越しでやっとパソコンにつなぎました。

追加基板はご覧の通り空中配線。取り付け場所がないので(^^;

材料は、幸いすべて手持ちでできました。
紆余曲折、ようやく受信できました!

スイッチ類に接触不良があるようで、だいぶ回り道しました。

(つづく)