kanga (server)
last updated : June 6,2004


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ーバのビット落ちが激しいので、意を決して新しいものを組み立てました。(April 2003)

ホントはノートがいいんですが、それなりのものはそこそこ値が張りますので、別の角度で探してみました。
そしてできるだけ小さいもの、それも奥行きの短いのがいいなと思いまして、いろいろ物色してみたわけです。
一度はtiggerで使っているDuronを利用してと思ったのですが、かなり小さいものの存在を知り、オークションで
安く出ていたこともあって、半分勢いでこれにしました。

「新品で購入して3ヶ月」のケースマザーで20,500円は安かったんやないかな?

届いた品物は、見た目は非常にきれいでして、これを手放したということは、よほどスペックが低いか、
音がやかましいかのどっちかやろなと想像してました。スペックは今までMMX150MHzでそれなりに動いてた
んですから問題ないでしょう。騒音も、今までいろいろ静音化に取り組んできましたから、何とかなるやろ
と目論みました。

あとせっかくのデスクトップですから、前から考えていたRAIDのミラーリングも導入したいところです。
PromiseのFASTTRAK100を同じくオークションで安く入手(2,200円)しまして、HDDも静音・低回転タイプの
ものを2台新調しました。(SeagateのST340015A×2、単価8,000円ほど) さらにメモリは手持ちがなかった
ので新調したのですが、ケチってPC100の256にしました。ただしノーブランドはこりごりなので、一応
メーカ製にしました。(なんぼやったか忘却)

ところが一部の噂でちらっと聞いていたとおり、残念ながらこのマザーはRAIDとの相性が良くないようで、
認識は何とかするもののWindowsのセットアップの途中で止まってしまいます。う〜ん、せっかくですが
RAIDは諦め、以前owlで使っていてずっこけて保証で送られてきた新品HDD(IBM IC35L040AVER07-0)
を使うことにしました。そうと決まればあとはスイスイ、普通にセットアップです。ファイルシステムもNTFSが
使えますし、そもそもDMA接続できますので、それだけでもだいぶ快適に動くようになるでしょう。

いざ動かしてみますと、まぁファンのやっかましいこと! ケースファンはとりあえず低回転のものにして
さらにボリュームで回転数を落としました。さらにもう一つ、電源ファンがまたけたたましいくらいです。
そこまで回さないかんか? ってくらいでして、どうせ省電力CPUマザーやねんから、と勝手に判断し、同じく
電源ファンも回転数の低いものに入れ替え、ボリュームも入れて回転数を下げました。ただこのケース、
電源が空気取り入れ口の一番手前にいまして、排風がうまく抜けずにケース内の温度を上げそうです。それで
いろいろ物色し、ホームセンターで洗濯機の排水用ホースを仕入れてきまして排風ダクトにしてみました。
これがなかなかうまく動作していまして、今回のヒットかなと一人悦に入っています。

右側が電源の排風出口、ダクトの状況です。

左側、HDDのフラットケーブルが汚らしいですね。
ダクトの出口。なかなかいい感じでしょう?
反対側。
ファンレスCPU。これでもええ仕事しまっせぇ〜
ダクト詳細。電源に貼ってる180円のシールは、ダクト用ホースの値札です。
ボリュームも汚く写ってますね(^^;

 あと写真には写っていませんが、連続運用になりますので、ケースの吸気口全面にフィルタを付けてみました。


してしばらく動かしてみて判明したのですが、残念ながら、ビット落ちはサーバのせいではありませんでした!
うぅっ…今までの投資と手間は何やったんでしょうか(;_;) しかしまぁ、せっかく組み立てましたし、特に
コンソールでの動作がかなり軽くなりましたので、当分これでいってみようと思っています。

 恒例、HDBenchの結果です。


 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.30  (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name    VIA EPIA-E533
Processor   CyrixIII 400.63MHz[CentaurHauls family 6 model 7 step 3]
VideoCard   VIA Tech VT8361/VT8601 Graphics Controller
Resolution  1024x768 (16Bit color)
Memory      253,424 KByte
OS          Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 3
Date        2003/04/24  18:07

VIA Bus Master IDE Controller
プライマリ IDE チャネル
  IC35L040AVER07-0

VIA Bus Master IDE Controller
セカンダリ IDE チャネル

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
  7360    11825    7232     5627    5269     8898          19

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
    16355  12522    1957     139   10818   10572    1374  C:\100MB

サーバとして実運用中に実行したものですから、実際はもうちょっといい数字が出ると思います。
ま、こんな用途としては全く問題ない数字ですね。重いCGIなんかはやっぱりちょっと時間がかかりますが、
デュアルAthlonなんかと比較するのは酷ってもんでしょうな。

 そうそう、書くのが遅れました。メモリをケチってPC100にしたもんですから、FSBも100MHzつまり全体を
クロックダウン状態で走らせていることになります。静音・低消費電力化の一貫と格好付けて
言っておきましょうか。

 騒音は、真横で寝てても全く苦になりません。ちょっとHDDの音が聞こえるかなって程度です。
ちゃんとした騒音値は、またいずれレポートしたいと思います1m地点で30dBでした。(May 2003)


しぶりにケースを開けました。(May 2004)

 前々から我が家のFAX機の調子が良くなかったことと、このサーバ機をルータの置いてある場所へ移動させた
ことがきっかけで、ふと「どうせ24時間通電してるんやし、真横に電話回線来てるんやったら、FAXもこれで受信
したらええんちゃうん?」との思いに今更ながら至りました。それで早速モデムボードの調達です。今時モデムボード
なんて買う人いないでしょうね。もちろん新品なんか買うつもりは更々ありません。幸いジャンク品返品不可の
中にドライバCDのついた比較的程度のよさげなものがあったので、購入してきました。型番は忘れましたが
バッファローのやつで、税込み730円です。帰宅してネット検索してみたら、新しいドライバが出ているようで、
早速それもダウンロード。ついでに以前使ってみたことのあるFAXソフトを探し出して、組み込みに取りかかります。

作業前。

左から光コンバータ・ISDNルータ・ルータ・本機、です。上に載せてる雑誌はトラ技…ビビリ防止にちょうどいいんです。
さすがに連続運転の証です。お食事中の皆さんすみません。
ところが内部はそうでもありません。
きれいな状態でしょう?
お分かりでしょうか? 前面の吸気口にフィルタを装着させた状況です。
このフィルタがしっかり仕事してるんです。
こちらも同様です。

あとの写真はまだ撮影していないんですが、幸い何の問題もなく組み込み完了、ソフトも全く問題なく動作し、
ジャンク扱いのモデムボードもしっかり動いています。それにしても、こんなにうまくいくとは思いません
でして、かなり快適です。特に受信したデータは外部からアクセスできるところに保存させてますので、
出先からでも内容を見ることができるのは非常に便利です。無音にしておけば真夜中でも何の問題もなく
着信できます。一応送信用に今までのFAX機も電源を切ったまま置いてはありますが、そのうち不燃ゴミに
出されるのも時間の問題でしょう。用紙切れやつまりの心配は、これでやっと解消されました。
24時間動かしっぱなしのPCがある方には一考の価値があると思います。でもいまどきFAXなんか仕事以外で
使うことないんでしょうね。