台風

 台風・地震・台風と天災続きですが、皆さんいかがお過ごしですか? 大阪では風は確かにきつかったですが、自転車が軒並みこけまくってたくらいで、さしたる被害もなかったように思います。ただお隣の兵庫県では、いろいろな被害があったと伝え聞いており、被害のあった方々にお見舞い申し上げます。

 さて、おなじみの文句言いコーナーなんですが、なんで気象関係の単位って不思議なものが多いんでしょうね。

 「台風○○号は中心部の最大風速○mと非常に大きな勢力を保ったまま、どこそこ沖を○kmの速さで北上しております…」良く聞くニュースではありますが、おかしいと思いませんか? 同じ速度を表しているんですが、言うまでもなく風速はメートル毎秒、台風の速度はキロメートル毎時です。なんでこんなことになってるんでしょうね? だいたい過去最高の風速60.2mを記録したって言われても、感覚的にピンと来ないですよね? これを過去最高の風速216km/hと言われれば、それがどれだけ強力か割と簡単にイメージできるんやないでしょうか?

 もっとも怪しからんのは、降水量です。なんで分量(容量・容積)がミリメートル(=長さの単位)なんなんですか?! どうせなら○○mm/㎡・h(単位面積・時間あたりの深さ)みたいにしていただけるとまだ感覚的に分かるんですがねぇ。いっそ○○t、大阪府全域に一時間で550tもの雨が降りました、なんてのが面白くていいかも知れません。

コメント(5)

ついでに、雪の場合はcmですな。

気象関係のみならず、単位には悩まされてます。

気がつけばSI単位系への移行期間が終わってしまい、

NやらPaやら...。SI単位系で言われても

もうひとつピンと来ないわけで。

圧力なんかを、**kPaなんて言われても、

頭の中でmmAqやらkg/cm2などの単位に

書き換えてるわけで...。

ところで、雹の場合はどう表現するんでしょ?

*粒なんて表記にはできないでしょうし。

雪の場合ですが、積雪量は単純に深さ○cmですから容量ではなく長さやという違和感はある物の、わりと感覚として捉えやすいんやないでしょうか。降雪量となりますと、やはり降水量と同じやったように記憶してます。

我々に分かりやすいのは、やはり「甲子園球場○杯分」というところでしょうか(^^;

 単位は気にし出すといーーっとなります。MPa/Hz/kWの大文字・小文字を未だに区別せず表記する「メーカの人間」には、腹立たしささえ覚えます。ISO9001はお飾りやったようで。

ここでの話が頭にあったためか、現在カリブ海を

襲ってるハリケーンのニュースをテレビでやってた

んですけど、そのときは風速250km/hという

表現してました。

こういう表現も使うんやなぁと思いつつ、あちら方面

って、kmじゃなく、マイルやろとつっこみたくなりました。

なんだか、わけわかりませんが。

それ以上に。カリブの局が減ってしまうんじゃなかろう

かという心配が。タダですらお空の状態が下向きなのに。

で、結構いてますね、大文字小文字の区別が無茶苦茶

な人たち。キロを「K」とかかれると、ケルビンかい!

とつっこみたくなります。無性に。

んなことあるかいなと本国の皆さんに言われそうですが、しかしマイル・インチ・ポンドはいずれ消えていくでしょうね。それと、Kをケルビンと自分も良くつっこむ方ですが、さすがに知らない人の方が多そうです。それにしても250km/hとはすごいですな。相当な被害が出ているようですが。

 マイルが出てきて思い出しましたが、矛盾点はまだありまして。

km/h

mph

どちらも「毎時」なんですが、標記が違いますね。もっともマイルをmと標記すること自体おかしいんでしょうけど。あっそうか、メートル毎時ではないよという意味で、わざと/ではなくpってしてるんかな。

読み方的には、

kilometer per hour

mile per hour

で、/でもpでも同じでしょうけど、kmphやったら

なんとなく長ったらしく感じるからじゃなかろうかとか、

単に日本人が/で表記するのが好きなだけなのか?

勝手な想像ですが。

コメントする

この記事について

このページは、ji3kdhが2004年9月 8日(水) 21:54に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「スト突入?」です。

次の記事は「まつり」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。