PCJapan 復刊

 突如発売予定の7月号以来店頭に並んでいなかったPC Japanですが、先日コンビニで久しぶりに並んでいるのを見まして、すぐレジへ持っていってしまいました。11月号なんですが、幻の7月号の記事をまとめたダイジェスト版も付録にありまして、ちょっと面白いです。小生的には他誌では代用できない内容と感じていまして、このまま廃刊は嫌やなと思っていましたので、嬉しく思っています。経緯が経緯だけに、ロゴは変わったものの誌名も変わらず路線も同じで復刊というのは、まずはめでたいです。

 その今月号の中で特に面白かったのは、Knoppixの紹介です。これはCD-ROMブートの(HDDへインストール不要の)Linuxでして、一度Linuxを挫折している小生にとっては気軽にお試しできるいい題材やなと、早速試してみました。


 普段付録のCD-ROMなんて開封することはまずないんですが、これは面白いですね。あるマシン(AthlonXPにnVidiaのチップセットと512MBメモリ搭載のベアボーン・キューブ機)で実行してみたんですが、最初は途中で止まってしまい、パラメータをいろいろやるうち起動はしたもののX-windowになって画面表示がしなくなって。で、結局この環境では knoppix26 xvrefresh=60 というパラメータで起動すればいいことが分かりました。knoppixではなくknoppix26でないといけないのは、多分チップセットのせいでしょう。この違いはカーネルの違いなんですが、新しいものは新しい方のカーネルでしか動かないときもあるとのことで、これが該当したようです。そしてxvrefreshの方は、使っているモニタが古いもののため、こんなことをしないといけないようでした。

 あとは適当に動いています。ネットをぶらぶらしたりするのには速くて快適です。ただ難点は日本語入力の仕方が分からないことで、これは結構重大です。来月号にでもこのあたりのことは記事があると思いますが、ネット検索ではもう一つよく分かりませんでした。それから、起動に少し時間がかかる(2〜3分)のと、当然ですがそのままでは設定類を保存できない(CD-ROMブートですので)というところがネックでもあります。こちらはUSBメモリなどに設定を保存できるようですので、そちらをぜひ試してみたいと思っています。

 しかしまぁそれもこれも、「使える」という大前提があってのことでして、これだけ普通に動くなら、デュアルブートにして普段はこっちから、という風にしてもいいかなとも思っています。

 ところで休刊の原因なんですが、外注のライターがYahooBB恐喝事件に加わっていたとのことらしいですね。元請けさんにどれだけ迷惑がかかるのか、職種は違えども同じ外注屋として、再度肝に銘じて行かなくてはと感じた次第です。

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このページは、ji3kdhが2004年10月31日(日) 21:35に書いた記事です。

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