TS-130Vは開局当時に父に買ってもらった無線機でした。以来、手放すまで数々のQSOを積み上げた思い出深い機種だったので、6年前にあるジャンク市でこれを見かけたときは100W機ということもあり、即買いしてしまいました。
そして今回初めて通電したわけですが、Sメータが9あたりまで振ってしまいます。そのまま丸三日通電しっぱなしにしてても変化なし。AGCか、RF GAINあたりか…面倒やな。まぁとりあえずサービスマニュアル通りに触ってみようかと始めたところで、いきなり原因が分かってしまいました。
写真の半固定抵抗3つ、これは各電源の電圧を設定しているんですが、これがガリオームになっていたようで電圧がバラバラでした。いとも簡単に解決してしまい、拍子抜けです。あとの調整は、テスタで分かる範囲のみ適当に済ませました。(それにしても埃積もってますねぇ〜)
ちょろっと聞いてみましたが、懐かしい音です。これだけ年数が経っている割には、VFOも安定してます。パワーも28は60W、それ以外はWARCも含めて110Wほど出ていますし、送受切り替えリレーも問題ないようです。当時としては当たり前ですが、1.8もゼネカバ受信もないので、実際に使う機会がないのが非常に残念なところです。
ところでサービスマニュアルですが、英語版ならネットで簡単に入手できますね。大変便利な世の中になったものです。
いつの時代のモノなんでしょう。
バンドはTS-830みたいなもんなんですね。私の手にしたRIGといえば、
TS-510(1972)、FT-101(1973)、しばらくこのままで、1981年には
TS-930となりました。ここからゼネカバが普通になりました。
その後は、FT-1011、FT-920となり、今はIC-756�Uがメインですかね。
はい、型番からある程度想像できますとおり、まさにTS-830と同世代であります。この時代といえばゼネカバはIC-720Aのみ、50でやっとIC-551Dという50W機が出て「おぉっ」というところでしたね。(当然ながら)ドシロートの小生、720Aが欲しいなって思ぅてたんですが、今にして思えば130にしてもらって大正解でした。もちろん、830という選択肢はさすがにありませんでした。その反動が今に来てるわけでして。
岡本さんはT-Y-Iときてはるんですね。小生はTS-130 - TS-830 - TS-940 - TS-830 ときてます。特にこだわりはないはず…なんですが、やっぱし他社に乗り換えるのは勇気がいりますね(^^;
懐かしいです。
今度20年ぶりに再開しようと思います。
バッテリーから接続するDC電源コードがほしいのですが、情報はありませんか?
よろしくお願します。
Senさん、初めまして、でしょうか? コメントありがとうございます。
DC電源コードの件ですが、お持ちの130はS(50or100W)かV(10W)いずれでしょうか? SであればTS-450/690その他と同じで、今でもメーカなどから新品で入手可能なはずです(その際、間違いなくTS-130Sに使えるか念のためご確認願います…記憶違いの可能性ゼロではありませんので)。Vであれば、マイク用と同じタイプの2pinのものが使われていて、これはもう品物としては入手は難しいかも知れません。しかしプラグそのものは日本橋その他で普通に売られていますので、製作は可能ですね。
確かS用のコードが手元に一本余っていたはずなのですが、130本体の行方とともに大がかりな発掘作業をしないと見つけられなさそうです(^^; (だいたいの場所は分かっているのですが、奥底なので)
TS-130S サービスマニアル どなたか ありますか
修理中
送信 30W しか でない
teko7887さま:恐らく検索でお越しのことと思いますが、こちらは英語版をネットのどこからか入手しました。まさかそうして入手した手元のこれをご提供するわけにもいきませんので、そのセンでお探しになってみてはいかがでしょうか。ちらっと検索してみましたところ、それらしいものは今でも入手可能なように見えます。あるいは、メーカに問い合わせれば案外今でも入手可能なのではないでしょうか(全く根拠のない、勝手な想像です)。
のんびり運用するには悪くない無線機なんでしょうね。そこそこ人気があるようでなぜか嬉しくなってしまいます。とはいうものの、こちらの機械もまたまた数年間通電すらしてないので、もったいない話ですが。
先日ャフオクでTS130Sを入手。受信は出来てるものの
各バンドに25Khzおきのビ−ト信号が発生しておりマ−カー信号の如くです。
これは??
送信テストはまだです。
うーん…どのような目的で入手されたのか存じませんが、せめて取説や回路図くらいはご覧になる方が良いのではないでしょうか。
4/6、ちょっと冷たい書き方だったので追記:修理記事にいただくコメントなどについて、当方のスタンスはYamadaさんの下記記事と全く同じです。
http://yamada-radio-clinic.cocolog-nifty.com/blog1/2012/04/post-4e4c.html
こんにちは?
TS-130Vを購入して修理中です.
service manualの最後の全体回路道夷微かで困難が多いです.
大きくて鮮かなスキャンされた回路図を求めることができましょうか?
お願い致します.
HL2DUS Park
hl2dus@hanmail.net
Parkさん、ようこそ!
残念ながら、僕もネットから入手したものしか持ち合わせておりません。それでも、数値などもなんとか読み取れますので、できるだけ大きいサイズのものを入手なさってみてはいかがでしょうか。
あるいはKenwoodに問い合わせれば、今でも原本を入手できるかも知れませんね。
If you want to talk in English, show me that without any thoughts. :)
回路図だけでしたら、メーカサイトのこちらはいかがでしょうか。
http://manual2.jvckenwood.com/files/48db4cdb84da5.pdf
ありがとうございます。
数日前に受けた日本語のマニュアルのようなものですが、助けてくれました。
PDFファイルをJPGファイルに変換して、大幅に拡大して見ています。
IF UNITのLZN4リレーを代替品を交換して、受信中です。
S-METERの動きは少ないようです。
RF UNITのQ1 3SK74が劣化がでしょうか?
2.7Vではなく、1.88Vで電圧が出ています。
また、内部回路からの弾けるノイズがあります。
ta-ta-tat...
ノイズがチチクながら聞こえるよね。
増幅素子の劣化が原因のようです。
引き続き修理中です。
ありがとうございます。
なんとか見えるものを無事入手なさったそうで、何よりでした。
サービスマニュアルをお持ちでしたらすでにご存知と思いますが、電源部の半固定抵抗をご確認いただくのも悪くないと思います。うまく修理されますことを願っております。
S-メーターの針が動かなくてIF UNITのFETとTRを交換して修理をしました。
針がよく動きます。
RITの可変範囲が広く幅を減らそうと改造をする予定です。
貴重な情報ありがとうございます。3SK某の劣化は存じませんでした。RITの可変範囲は、昔830でスプリット対応のために広くしたのを思い出します。なるほど安定度を求めるなら、狭くするのもいいかも知れませんね。
SメーターをDRIVEさせてくれるAmpがIF UNITにあります。
2SK19+2SC1815、2つとなっていますが、前のFETが壊れたようです。
電圧測定値がService manualが異なっています。
RITの可変範囲が+-2KHz範囲に動いて。
変化の幅が大きく広がります。
メインダイヤルの動きが速すぎて微調整することが困難である。
だから、0.5KHz程度多く下げるしようとします。
2SK19でしたか! もう手元に現物がないこともあって、回路図を見ていませんでした(^^; 確かに2SK19でしたら劣化は時々耳にしますね。代替の2SK192でももう入手しにくくなってきているともお聞きしています。ともあれ、無事直されたようで良かったです。
メインダイアルのギヤ比は、どちらかというとバンドが広いSSB向けに設定されていたのかも知れませんね。それくらいの変更でしたら、回路図を見る限りでは抵抗の値を少し変更するだけで大丈夫そうですが、さてどうでしょうか。
応答ありがとうございます。
3.3Kの抵抗がRIT Volumeにはんだ付けがされているものと推測します。
まだPanelを分離して見なくてわかりません^^。
3.3Kの抵抗とIF UNITのJ25の1番端子に8.2Kの抵抗を高くすると、RITの範囲が縮小ラリと思われます。
韓国では、2SK192の購入は問題ありませんが(無線機の価格はまだ高価であるため、修理される無線機の数も少なくなります)どこ売る調べるのが困難である^^
なるほど無線機については、こちらではオークションだけでも相当いろいろ出てますから、恵まれていると言えそうです。ついつい余計な買い物をしてしまうという弊害もありますが(^^;;
それも含めて、やはりインターネットという媒体のお陰で、古いものの入手、部品の入手、そして修理の方法などの情報の入手が格段にやりやすくなりましたよね。ありがたいことです。ここ数年は、実運用よりも無線機をばらしてる時間の方がずっと長くなりつつあります…Hi
ケーブルがなくて中古で購入し予定です。
power supplyは過去に販売したので少し残念です。
無線機の修理をするところは日本に多いですか?
古い無線機器は、rotory selectorが壊れたものが多く、部品の入手ができているかも興味があります。
volumeも特殊なので、Yaesu AS Centerに余裕の部品はあるでしょう?
部品の需給について興味^^
130V(10W)の電源プラグは、今ではあまり見られない2ピンのものですね。プラグその物はまだ入手できそうですが、いずれ市場から消えてしまいそうな感じです。
こちらでは、古い無線機の修理を商売にしている会社やお店は少なくありませんが、先述しましたインターネットのお陰で、個人的な趣味として修理を楽しむ方々の事例もたくさん参考にさせていただいてます。
そうなんですよね!! ロータリスイッチや2軸のボリューム、それにさらに特殊な連動スイッチがついたりすると、ものによって全く同じ形状の物の入手は絶望的な状況があります。メーカがストックしてくれていればいいですが、古い機種ではそれもいつまでも期待できそうにありません。僕の場合、現役で使っている古い無線機(TS-830とTS-690)は、いずれも部品取り用として予備機も手元に置いてあります。劣化の場合はあまりアテにできませんが、破損などの場合は結構重宝しています。
確かにそうですね。
それでもAPLSでは、12接点rotory switchを生産言っていた、それだけでは不足でしょう。
また、修理する写真が多くblogに入って写真を見るの楽しいです。
http://blogs.yahoo.co.jp/osamu_1961/folder/1100195.html
IC-730を見ると、フィルタ部にMica Condenserを書いたのを見ると、気を使った機器ですね。 ICOMの機器は、触れてみなくて詳細しれません。
IC-740とIC-750は、互いに受信能力は、多くの他のですか?
ちょっと興味がありますね^^
実はALPSさんにはあるお友達がお勤めなんですが、よく商売になってるなーって印象です。もちろんロータリスイッチがメインではないんでしょうけど、ヒースキットの安っぽいロータリスイッチを入れ替えたりするのに重宝してますので、ぜひ継続供給して欲しいですね。
ご提示いただいたリンク先は僕もよく見せていただいてますが、ホント玄人はだしで「すごいなー」って感想しか出ません(^^; BPFにマイカCは確かに良心的な設計ですが、僕個人としてはICOMさんのものはどちらかというと敬遠気味です。たとえば設定をRAMで保持してるなど、特殊なものが多いので…
受信能力という点では、どうなんでしょうか。求める『性能』にもよると思いますが…現実としては、メーカ問わずやはり昔のものはそれなりと言うしかないと思います。数年前までR-4Cをずいぶん気に入って使っていましたが、それにしたって今は予備機をすべて手放してしまい、骨董的自己満足だけのために一台保持しているのみですHi あ、これはもちろん僕の個人的な主観です。
言葉よく聞きました。
どうやら日本国内には、無線機器が多く、一般的なCBのように価値の基準を少なく置く傾向があるようです。 DrakeやCollinsを好むと聞いたのですが、良い音質の程度?昔のことは昔のものだけでしょう^^
IC-740のIC-750に移り、どのような変化があるようだが、まだわかりません。
感度と選択度が向上がだろうかの疑問です。
外出していて遅くなりました。こちらではCB機よりアマチュア機の方がずっとずっと多いです。いわゆる違法CBは、こちらではもうほぼ絶滅してると思います。
おっしゃる通りでして、目的にもよりますが昔のものはやはり昔なりでしょうね。品質はいいものがあるにせよ、「受信性能」で比較するのはさすがにしんどそうです。
そのようなわけでして、僕の中ではIC740も750も昔の機械ですから、どのようなものなのか全く存じておりませんでしてスミマセン。何か良い資料などがあれば良いのですが、いずれにしましても結局は好みの問題ということになってしまいそうですね。
お世話になっています。いつも参考にさせていただいております。感謝しています\(^o^)/TS-130Sですが、460BはVFO除いて全て交換しました。送信時に若干Sメーター、周波数パネルのランプが暗くなります(電圧の低下・負荷)ALC関連(出力関係)が怪しいのですが、本記事の可変抵抗を交換したほうが良いでしょうか、またその他考えられるお知恵などありましたら、ご教授いただけると幸いです。よろしくお願い申し上げます。
初めまして、でしょうか? コメントありがとうございます。このような駄文が少しでもお役に立てているようでしたら、何よりでございます。
さてお尋ねの件なのですが、ご提示いただきました条件だけでは、結構いろんな箇所をチェックする必要がありそうですね。たとえば、まずランプのところでどれだけ電圧が変動してるか、それがリグの電源コネクタ受け部分でどうなのか、さらには電源そのものの変動はどうなのか。あるいは違う視点で、送信時の各部消費電流は適切か、などなど。
題材としては面白そうなのですが、現物が目の前にないと「これだ」って言い切れないところはどうかご理解いただければと思います。その上で、よろしければ続編、楽しみにさせていただきます(^^)