ソケットボックス その3


 お陰さまで新年度に入って平日でも休ませていただけるようになりましたので、ここぞとばかりに早速いじくっております。


 部品が揃わんからなんて言うてられません、今のうちですから意を決して穴開けを。

 それにしても、今時カーボン紙なんてあるご家庭はあまり多くないのでは?


 最初の第一歩。


 板厚が薄いので、ハンドニブラでズボラ中。

 実は養生してなかった内側(ニブラが当たる側)はキズキズでお見せできません(^^;


 あっという間に(そんなわけない)穴開け終了。

 予想できたこととはいえ、ソケットまわりの強度に一抹の不安も…


 言うてても仕方ないので


 各部品を


 載せてみました。


 そして、この狭さで大丈夫かどうか


 いそいそと確認…何とかいけそうです。

 ファンの選定以来、まずはこれをやっておきたかったんです。実際は様子を見ながら少し減速させるつもりですが、送信中や送信終了直後は全開になるようにしておいた方がいいかも知れませんねぇ。

コメント(5)

おぉぉぉぉ!
できあがるまでの道筋、いいですなぁ。
途中で失敗したら、それまでの記録が×ですからねぇ。

三日月型の穴開けもニプラー+ヤスリでしょうか? なかなかのもんですね。
ブロアとプレートが近いですが、プロアのケーシングは金属でしょうか。樹脂だったら高周波の誘電で破壊される懸念がありますが。

次はヒータのみのエージング風景を待っております。

お二方早速のコメントありがとうございます。

 下間さん、まぁブログを始めてなかったらこのような製作もしてなかったかも知れません。ネタになればというわけで、これから起こるであろう失敗も記事にしてまいります(^^) 今回のも弱い部分の補強についていろいろと考えておりますが、手元にそれ用の部品がないのでお預けです。

 西村さん、お察しのとおりほとんどヤスリと、あとは少し糸鋸を使いました。ヤスリは良く切れる(比較的高価な)ものを何本か用意したんですが、今のところは半丸の一本しかほとんど使っていません。

 そして誘電による樹脂破壊! いやー、そこまでは全然考えが及んでおりませんでした。一番近いところで35mm、しかし必要ない部分を削り取れば40mmまでは確保できそうです。全体を金属製のネット状のものかテープで覆うかとも考えたんですが、羽根自体も樹脂ですし、HL-2K・SB-1000・SB-220それに遮蔽板を外して運用された実績のあるTL-922でも似たような距離ですので、とりあえずこのまま行ってみます。壊れたら…ファン交換ですね。

 このファン、確か程度の良い電子レンジから抜き取ったように記憶してるんですが、片側に鉄板があてがわれているのもそのあたりの対策なのかも知れませんね。うーん、またまた勉強不足を露呈してしまいました。TNX INFO!!

距離があるのと大きな電界が発生するタンクコイル近辺ではなさそうなんで、まずは大丈夫だと思うのですが、JH2CLV望月さんの5T31/450THアンプ製作記事での黒スペーサの破壊(Mar 10. 2002,Mar 27. 2002) やJA2HYDさんのGU74Bx2アンプ製作記事中の「7.測定・完成 段階」にあるコネクタハウジグ焼損の例があるもんで少し気になっただけのはなしです。樹脂材料の高周波特性(誘電正接値)にもよると思われますが。

道具はやはり良いモノを使わなければね。100円ショップのヤスリは最悪。ドリル刃なんぞもメーカによってスグに切れなくなるものがありました。

早速追加の情報をありがとうございました。ご紹介いただいたページはいずれも過去に拝見したことがあったはずですが、失念しておりまして今じっくり見直させていただきました。望月さんの場合はいずれもスペーサの樹脂部分がCとなって(しかも比較的小さくて高周波電流が集中して)LCを形成したあげくの破壊、山越さんの場合は配線そのものにRFが載って(配線がLとなって)過熱、というパターンっぽいですね。今回の場合は樹脂そのものが大きくて仮にCを形成したとしても電流集中はなさそうなのと、Cを形成する電極が片側にしかない(樹脂だけでは問題発生はないという小生の理解)から大丈夫! と思いますが気をつけておくことにします。

 それにしてもおっしゃる通りでして、道具特に刃物系はなるべく高価なものを選んでおかないと、能率は悪いしケガの原因にもなりますよね。買う時はきつく感じるんですが、ええもん買ぅといて良かったとあとでいつも感じてます。まあヤスリやドリルの刃はさすがに一本何万もしませんし(^^)

 夕べのコメントですが、はやる気持ち(ヒータを灯してエージング)を抑え、チョークまわりを先に仕上げようかなと思っています。どうせ通電するならそのあたりのチェックも兼ねておきたいので。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2008年4月 4日(金) 17:00に書いた記事です。

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