これらのメータは、昔3-500z×1を作ろうと思って購入したままだったものなんですが、この値札は懐かしくないですか?
300mAは今回のIgにはちょっと不足しますので、分解してシャント(奥の富士のマークの前に見える細い線)をカットしました。メータコイルと直列に入ってる抵抗(右下に見えます)は、どっちにしても入れる必要があるので残してます。
このメータ、フロントカバーは接着剤で留められてるんですが、購入してだいぶ経つ(10年以上)ためか、割と簡単に開けることができました。
そして電池と適当なVR(100kΩ)でフルスケールまで振らせ
た時はこんな感じ。どうせメータ回路にはそれぞれVRを入れて微調整できるようにするつもりですから、そんなに細かいところは必要ありません。しかしこのような用途にはアナログテスタは不向きですね。
もう一つの5mAの方は無改造で、こんな感じでした。
300mA指示の方をIp/Ep/RFのマルチメータにしようと思ってるんですが、フルスケール7mAではちょっと感度が鈍すぎでEpの分圧抵抗に悩み中…素直にいったら42Wもここで消費させないかんのですが、電源部ならともかくRF部でこれは邪魔でしかありません。かと言って、一桁落として(700μAを7mAに)増幅するってのもちょっと…
なんかやけに感度が悪いですね。こっちも同じパネルメータを使用するのですが、そのままのスケールで使うで大丈夫です。あと2つ使う45型のメータはスケールを変更するので調べたところFS=1mAでした。
感度の高いメータは、針の過渡応答が遅いものや、慣性で指示値を一旦超え、元に戻って落ち着くタイプがあるのでイヤです。
細いシャントが入ってたんで、せめて1mAくらいかなと思ってたんですが甘かったようです。増幅するにしても回り込みとか直線性とかが分かりません(そもそも面倒そう)ので、同じタイプの別のものを注文してしまいました。そうですか、振れ方がスムースでないのがあるのが感度によるというのは存じませんでした。なんせこういう製作自体初めてなので、貴重な情報ありがとうございます。
お持ちのもの、1mAでしたら6kV指示にするにしてもトータル6Wですから何とかなりそうですね。
せっかくだから3つ付ければ良いんじゃないかな。
高級なアナログテスターは針の振れがゆっくり。ラジゲータは、通り越して振動して静止。CW叩いて追従しなかったらストレス感じますからね。FS=1mAぐらいのんが一番良い気がします。
52型は入手困難になりましたね。富士計測器のメータは東映無線
http://www.toeimusen.co.jp/~dp/index.html
で購入しました。受注品と記載してましたが、在庫が有りネット販売の対応も非常に良かったです。
私のは30Vフルスケールなんで、目盛りの都合上3KVか6KVかですが、やっぱり6KVかな。
今回の小生のは、電池ボックスのスイッチをon/offしてチェックもしてみましたが、両方ともそれなりに俊敏に動いてくれたので良かったんです。今度注文するのはどうか分かりませんが、まぁでかい抵抗を並べるのはやっかいなのでどうであっても我慢します。
実は3つ並べるのも考えたんですが、スペース的にどうなるか分かりませんので保留にしてます。3極管なのでIg/Ip以外はそんなに常時指示させておく必要もないし…
いやー、その時の簡単な検索ではそこは出てきませんでした。小生はこちら
http://www2.ocn.ne.jp/~idsystem/fujikeisokukakaku.html
で頼みましたが、果たしてどうなりますやら。日本橋では全然見かけなくなりました?ので、入手できるうちにしといた方が良さそうですね。それとも、自作も標準が液晶表示かLEDバーグラフになっていくんでしょうか…味気ないですよねぇ。