高圧検出回路

 結局寝る時間を削れば時間が捻出できる、というわけで夜な夜なちまちまとやっとります。

 今回は標題の回路、右の図の一部分を製作です。


 早速ですが、このようにしました。

 西村さんに分けていただいたMIL規格のスタンドガイシがいいでしょう?


 公開するには恥ずかしい裏面、耐圧確保のために不要なランドはすべて剥がしました。

 っとここまで書いて気づいたんですが、1.7Mのつもりで入手した抵抗、よく見たらカラーコードの二本目が青い…つまり1.6Mでした!! いやーまいった…とりあえず750kを追加しておこう。


 こちらはもっと恥ずかしい写真…なんせ「失敗作」ですから(^^;

コメント(7)

夜も寝ないで、車で寝たら駄目ですよ。ほどほどに なさいませ。

「失敗作」はどこが?
上の写真、半固定VRが見あたらないよ。

山崎さん、ありがとうございます。お察しの通り、今日は一日中眠かったので、しばらく控えることにします(^^;

 下間さん、よくぞお聞き下さいました。まず失敗作も今回のも、端子台を手前にした時の配置は回路図と同一です。つまり失敗作にしかないVRは高圧喪失検出側の調整用で、なくてもいいかなと今回は省きました。計算上はVRで落とすどころか増幅せんといかんような感じですので、調整はそちらで。それに、そもそも高圧「充電部」の近くでVRを回すのは危ないですし。

 ではどこが失敗なのかと申しますと…高圧計に使うメータは、先の記事の通りこの時はフルスケール7mAのものを使う予定でした。フルスケール6kVで7mA…これから逆算して、分圧抵抗857kΩと出ます。むむむ、いろんな製作例からするとちょっと小さめやなと思いながら、さして気にもせず耐圧だけ考慮して120kΩを7本並べ、あとはVRで微調整をと思ってたんですが、ここまで書けばお分かりいただけますよね。さらに、喪失検出側は適当に数mAも流せばええわってことで、まとめ買いした同じ120kΩを少し多めに並べただけでして、同じ理由で失敗の巻きです。

 (蛇足ながら:6kVで7mAということは、ここで42W消費するわけで、7本で分担すると1本につき6W…1/2Wの抵抗では到底ダメ、という間抜けな失敗でした。設計の段階で気づけよな…いや、通電する前で良かったか?(^^;; )

高圧の検出出力は何に使うのかな。3極管の場合、もし、プレート電圧なしでドライブが掛かったとしても、グリッド電流のトリップ回路があれば回避できますが・・。

確かにそうなんですが、小生今まで高圧なしでドライブしたことがないので、どのような動きになるのか分からないのと、今回は電源を別にしますので、何かあれば早めに分かった方がいいかなというのと、あとは検出回路の技術的興味(というほど大したことはありませんが)で設けてみました。

 今回のようにメータが二つの場合、実際の運用中はEpを指示させるなんてほとんどありませんよね? 立ち上げ時に確認してあとはIp/Igにしておかないと、何か落ち着けませんので。ですから、普段監視しないEpは機械に監視させようというわけで。

 ところで以前の記事で「可能なら分圧抵抗をメータ用と統一させたい」と書きましたが、もし実際に高圧喪失を検出したとき、それがここの抵抗部分の故障なのか、メータ部分の故障なのか、あるいは本当に高圧がないのかを分かりやすくするために、結局二系統別々にすることにしました。

 つまらないことですが、それやこれやをいろいろと考えているだけでも楽しいものです。基板上の製作は苦手なほうなんですが。

返事を朝4時に書いておられるようですが..........。
ナポレオン並みの睡眠3時間でしょうか????
つまらないコメントで失礼。

ご心配いただいていますところ非常に心苦しいのですが…夕べは2歳の息子と先を争うように寝ました。12zでした(^^;

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この記事について

このページは、ji3kdhが2008年6月30日(月) 1:05に書いた記事です。

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