ローディングコイル

 運用のためには避けることのできない工作、ローディングコイルを巻いてみました。

 写真は材料(の一部)です。


 ほとんどこちらの猿真似、通称「テンガロンコイル」(10ガロン≒40ℓ)。

 右は大きさ比較の1.5ℓペットボトルです。


 どの程度のものか分からなかったので、とりあえずバリオメータ機構は後回しし、タップだけ細かく出しておきました。

 水抜き穴もあけておかなあきませんね。


 簡易な測定では…最低でも4mHは必要と思ってましたので、これではちょっと足りませんね。

 そこで


 もう一つ巻いたのが写真左側のものです。VU100の1mものに1.25mmsqIVを密巻きですが、こちらは1250μHというところ。径が細いからか、苦労した割には容量不足ですね。大きい方が巻きやすかったので、またどこかで樹脂のペール缶(上記で使った20ℓ缶)をゲットすることにします。

 それにしても…一枚目の写真に写っている電線、今回の二つだけで全て使い切ってしまいました。

コメント(6)

とんでもなくバカでかいコイルですな。「おとうさんが変なもの作り始めた〜」になってませんか?

力作 拝見しました。10cmのコイルは疲れると思いますよ。Hi
1mHちょいは意外でした。もう少しあってもいいのでは?
垂直10mちょい+水平30m〜40m。T型としてもそこそこ必要ですね。
タップもいいですがバリオが楽です。問題はスライド部分をどうするか。
シャフトに穴を開けてタッピング。柔らかいワイヤに余裕を持たせて回転が簡単かな?
次の作品を期待しております。

面白いページを見つけました。
http://bar-antenna.com/

この中のココのページにあるハニカム・コイル
http://bar-antenna.com/hikaku/coil_hikaku.html

こういう巻き方できないかなぁ。

西村さん、愚息はオトーサンのすることには興味津々でして、細い方を目の前で巻いたところ10巻きまではカウントしてくれました。あと終わりごろに「線がなくなってきた」とも報告してくれました。もう少し大きくなったら「また変なことを」そしてさらに大きくなったら見向きもしない…ということになるんでしょう。

 山崎さん、このしんどさは見ただけでは分かりませんね。予想以上でした。太い方はタップ出しのために都度休憩ができますが、細い方は「もし今ほどけたら嫌やな」と思うと余計力が入りますので、疲れるし手が痛いしですね。あとインダクタンスですが、太い線材を使いましたから巻き数があまり多くなく、結果それほど稼げなかったのではないかと思います。確か山崎さんのところではもっと細いもので巻いていらっしゃいましたよね? バリオメータ機構ですが、文中のリンク先をそのまま真似るのが簡単かなと思ってます。

 そして再度西村さん、情報ありがとうございます。手巻きではさすがにちょっと難しそうですね。これに似た例としては、こちら( http://www.strobbe.eu/on7yd/136ant/#LoadingCoil )に「Qを稼ぐためのピラミッド巻き」というのが紹介されています。これの2〜3段程度でしたら、今回の(細い方の)巻き柄で試してみるのも面白そうですから、線をどこかで探してきます。

 それにしても…「バーアンテナ ドットコム」とはまた面白いドメインですなぁ。

当方のは0.5mmのラッピングワイヤを使いましたので線の間隔が狭くインダクタンスが多くなりました。
テンガロンハットは見ていましたが、プラスチックの筒が手に入らず見送りです。

バーアンテナもBCLには、なんとか使えるでしょうがアマチュアレベルでは期待薄ではないかと感じています。
もしもかなりの性能が期待出来るのならヨーロッパでもっと取り上げられているはずですし。

下記のデーターなども参考になるのでは

http://www.ndxc.org/tech/horibapdf/021102-001.pdf
http://www.ndxc.org/tech/horibapdf/020512-001.pdf

どっちかに1.3mループに及ばないとも書かれていたと記憶しています。

バーアンテナについて貴重なリンクのご紹介、ありがとうございます。早速拝読いたしました。やはりループですか…手元の残骸を整備してみます。

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このページは、ji3kdhが2009年6月23日(火) 19:55に書いた記事です。

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