JIDX

 例によっていつもの部門に参加しました。

 去年は夜中に寝てしまい、その間にあんなとことかこんなとこが呼んできたよって情報をあとになっていただいていたので今年は寝ずにやろうと思っていたのですが、それでも一時間ほど寝てしまいました。まぁしかしその意気込みが功を奏したのか、結果として去年よりQSO数は増えました。

<ローライト>

・コンディションというかアクティビティというか、お客さんが少ない。まぁいつもの通りで仕方ないかな。
・後述しますが、二時間ほど空振りCQしてて「NO RX HIHI」と打たれた
・去年優勝した方は不参加とお聞きしていたのですが、代わりにいつもの方がフル参加されていて優勝はほぼ絶望的

<(どちらかというと)ハイライト>
・予想外にOZとDLから呼ばれた。Zone15はHAの一局だけだったのに。

<K3 vs R-4C>
 余計な戯れ言よりも皆さんの興味はこの一点だと思いますが、結論から申し上げますとR-4Cはまだまだ手放せない、ということになりました。

 今回は(も)アンテナはフルサイズの逆V一本のみ。これを送受ともに使いました。K3ではまだ免許を受けていませんので送信は950で、そして受信はK3とR-4Cという具合に結構忙しく聞き比べてみましたが、今回は近接信号がないのでK3には不利な条件だったかも知れません。しかし…

 弱い信号が聞こえない(存在が確認できない)

これは160のDXを聞く上では致命的です。どう表現して良いのか分かりませんが、ノイズが黒く聞こえるのです。950ではグレーに、R-4Cでは白く聞こえます。ノイズと目的信号との分離具合とでも言いましょうか。信号強度がある程度あればK3もかなり頑張ってくれますが、ある一定レベル以下になると全く聞こえなくなってしまうので、結局R-4Cだけで聞くことになってしまいました。やはりこのあたりは今のディジタル機(IF-DSP機)の限界なのかも知れません。

 ただ、それら極めて弱い信号の受信以外では、なかなか便利に使えることが分かりました。何を今さらと言われそうですが、無線機とロギングソフトがリンクしているとこんなに便利なんですね。手書きしていたバンドマップは勝手に作ってくれるし、こんな便利なことを皆さんやってらっしゃったんですね。特にK3はRS232Cが直接接続できますのでさらにいいです。他にもスタンバイ関係はRCAで出てますから問題ありませんし。免許を受けて送信にも使えるようになると、いよいよ950には引退していただくようになるかも知れません。相変わらずR-4Cが手放せないのも、いろんな意味でちょっと考え物ですが…

 二日目の夜、今日はボウズかなと思いながら2時間ほどCQ TESTを空振っていたら、出し抜けにだいぶずれたところで「NO RX HIHI」と打たれてしまいました。そう、ずれたところというのは向こうがずれているのではなく、こちらの受信つまりR-4Cがずれていっていたのでした。かなり時間が経っていたので大丈夫だろうと思っていたのですが、ボーっとせずこまめにチェックしておかねばなりませんね。反省です。

 それにしても、もう少し互角に戦えるかなと思っていたのは勝手な想像だったんでしょうか。それとも、やはり何かまだ使い方があるのかな。国内コンテストのような信号強度が確保できるシーンだと良いのでしょうが、現状では残念ながら160mDXに使うのは難しいと言わざるを得ません。

 なおお断りしておきますが、この感想はあくまでも個人的なものであり、世間の皆さま・世間のK3すべてにあてはまるわけではありません。単に特異な例のネタとしてご理解いただきますようお願い申し上げます。

コメント(7)

ご苦労様でした。私は結局、生存証明参加を見送りました。
どうもまだモチベーションが上がりませんので出来る範囲のSWLのみです。
まだ貧血気味であることも原因の一つですが「歳だなぁ」とも。Hi
感想(K3の受信について)はぶろぐに書きましたのでご覧いただければ幸いです。FB-DX!!

おはようございます。(^^
受信機の差というのは結構あるんですね。。私は独断と偏見でANTとロケの差ぐらいしかないと思っていましたが。受信機の構成のどこでその差が出るのかは興味があります。

ウチでハイバンド(10,18MHz)ではFT1000MPとTS2000で聞き比べてもまったく差がありませんでした。トップバンドだから差が出るのかR4Cを備えればハイバンドでも差が出るのか、はて?
(?_?)

ときおり160mを聞いてみましたが、いつ聞いてもJH2某局とKDH局は聞こえていました。両方とも同じくらいの強さですが幾分某局の方が強いかな。結果が楽しみですね。

興味深く拝読しました。ノイズレベルギリギリの了解度、非DSP機に一部の利があるというのは、まま聞く話で、実感として確かにあります。K2とK3の比較において十分当てはまります。なかなか「これ一台!」で済まないところに面白みがあって、これはこれで楽しいと思っています。

皆さんコメントありがとうございます。いただいていながら放置気味で申し訳ございません。

 山崎さん:例によっていつもの一言ですが「ボチボチまいりましょう」。無理する必要は全くありませんので。
 高橋さん:理屈はよく分かりませんが、山崎さんのところの例ではトップバンドだからということでもなさそうですし、R-4Cだからということでもなさそうです。まぁワタクシとこの場合、圧倒的な差が出るようなロケもアンテナもないので、チマチマとした僅かなところであーでもない・こーでもないとやっているわけでして(^^;;
 松本さん:レポートありがとうございます。あの方にはいろんなところで到底及んでいませんでして、比較をするのも失礼な部分もあるのですが、どの程度食い下がれているかという点は確かに興味があります。ずっとCQ出していらっしゃったようですから、東側だけでなく西側でもだいぶ差を付けられているんでしょうねぇ…
 下社さん:まぁまだ一度こっきりしか使っていなくて、根本的にどこか使い方を誤っている可能性もありますので断言するのは早かったかも知れませんが、ネット上でK2の方が良いというご意見も一部に見られたのはこういうところだったのかなと思いました。いや、確かにそうですね。これ一台!で済んでしまうと全く面白くなさそうです。

2日目の晩に,うちのお手軽LWでも余裕で聞こえる局が箸にも棒にもかかってなかったのでどうしたのかなと思っていたのですが,オチがあったのですねhi.

あ゛ーーーーーーー やっっぱしですか?!?! いやいやお恥ずかしい限りです。あとでリカバリーできたのかな…その後立て続けに数局できた(^^; ので、その中の一局と思っておくことにします。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2010年4月12日(月) 23:46に書いた記事です。

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