といえばこれですよね? 近ごろは黒いものもあるそうですが。
数年前にジャンク品一式として入手した中に入ってたもので、ご多分に漏れず壊れていたものを(今ごろ)修理しました。
テスタで見てるだけではよく分かりませんでしたが、オシロで調べると一発。あとでネットで回路図つきのマニュアルを見つけてなるほどだったんですが、間違えて送信状態にしてしまったんでしょうか、3段構成の最終段の石が飛んでました。
修理後。いちばん左のトランジスタがそれです。こんなん何でもええやろ、と例によって2SC1815をあてがいましたが、無事ちゃんと動き出しました。
ちなみにいちばん右(初段)の右下、ビス穴に隠れてリードだけ見えてる部品がノイズ源のツェナ・ダイオード。
交換部品。こうやって撮影して初めて分かったんですが、何とご丁寧に「EBC」と書かれているではありませんか! 最初深く考えず「どうせECBやろ」と勝手に思い込んで回り道したことは内緒にしておこう…
これ、自分の技術力のなさもあってあんまり出番はなさそうなんですが、ジャンクもジャンク、裏板がないのはさすがにいただけませんのでアルミ板をあてがう必要がありますね。それによって多少数値が変わるかもですが、現状でVRとVCの位置を目盛に合わせておきました。スッとヌル点が現れるのは意外に楽しいです。
それとあんまり関係ないことですが、Mコネが二つとも対角ではなく一辺の2本でしか留められてないのは、さすがあちら製といいましょうか(^^; 国産ではちょっと考えられないですね。
EBC そらないやろ〜っとググッてみたらありました。
フェアチャイルドやめてくれ〜、ですね。
おー,リアクタンスが測れるやつですね.
昔々,Rだけのブリッジは作ったことがあります.
あれもPalomarのパクリだったか..
http://yamada-radio-clinic.cocolog-nifty.com/blog1/2005/08/post_9db1.html
我が家にも自作品があります。電池は単三8個で12V。ちょっと動くかどうかテストしてみましたが大丈夫でした。
動作範囲は600khz〜50Mhzですね。実用的にはHF帯(160m〜10m)です。
ひょっとしてと出力最大にして150khzでテスト。
雑音は充分でるもののブリッジバランス検出は難しいです。(^^)
ノイズブリッジは受信機が必要なので、少々メンドウですね。
ここ
http://www.dart.ru/cataloguenew/semiconductor/html/to-92.shtml
を見ると日本製でもECBじゃないTrが存在するようです。
ぶろぐねたに致しました。(^^)
「2SC1815」が新規設計非推奨・生産中止予定品。
3本足の出たTO-92パッケージのTrがのきなみ×。
で、海外での代品をとなると、足の配列が「EBC」なんですよ。
日本の電子回路工作、どうするの!?
これ↓
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/455/
でも見て和んでください。
あっと、「EBC」が混ざっている。
なつかしいですね。タニグチが輸入代理店でしたっけ?CQの広告でよく見てました。
不在にしている間にこんなにもコメントいただき、ありがとうございます!
大前さん:ECB思い込み族がワタクシ一人だけでなくて良かったです(^^;
山田さん:拝見しました! やはりノイズレベルは可変の方が便利そうですね。でも、当時の記事でもすでに「出番はもうない」とお書きですね(^^;
山崎さん:拝見しました! さすが、ダイアル回りにこだわっていらっしゃいますね。そしてやっぱりレベル可変。さらに「もう出番は皆無」と(^^; 136kHzに使えるかの連想にまで至りませんでしたが、我が家のもトランスがそこまで追いつかなそうですね。
西村さん:そうですね、机の上ならともかく現場ではアンテナアナライザのある現在、まさに出番なし状態かも知れませんね。それと一覧表ありがとうございます。確かBCEもそこそこあったと思うのですが、EBCは存じませんでした。でもまぁ普通は規格表などで確認するのが先ですね(^^;;;
下間さん:楽しい写真をありがとうございます。我が家も探せば2SA○○などを中心に古い石はたくさんあるはずなんですが、それこそ出番はなさそうなのでどこかで処分せねばなりません。せめてその前に記念撮影でも企画してみます。
田中さん:良く憶えていらっしゃいますね! どこだったか忘れましたが確かに当時のCQ誌でよく見ました。電池丸出しでチャッチィな、と生意気に思ったものです。ずいぶん後になって、懇意にさせていただいている無線機屋さんで新品のこれを見た時「市販品はこれしかないから(仕方なく)」とおっしゃってたのを思い出しました。