eQSL.ccへの登録


 eQSLをご存じですか?

 いわゆる電子QSLの世界標準となりつつあるもので、登録や電子QSLの発行・受領そのものは無料で利用できるサイトです。このサイトへの利用登録について、英語はちょっととおっしゃる方々にも何とかお分かりいただけるよう、簡単にご説明させていただきます。

 まずはトップページの『Register』(黄色の丸で囲んだところ)をクリックして下さい。


 次の画面でもし日本語以外の表示でしたら、上の方にある『日本語』をクリックして下さい。そうすれば左のような日本語の画面になります。

 ここで、Callsignにはあなたのコールサイン、Typeはアマチュア局ならLicensed Amateurを(SWLならSWLを)選択、そしてDXCCカントリーはドロップリストから該当するもの(JAPAN)を選択して、Registerをクリックします。

(画面では、仮にJI3KDH/6というアカウントを登録しようとしていますが、実際はすでにJI3KDHというアカウントがある場合、JI3KDH/6というアカウントは別の方法で登録する方が手軽です。今回はあくまでも説明のためのものですので気にしないで下さい)


 するとこのような画面になりますので、順次入力していきます。なお太字は入力必須項目ですので、必ず入力して下さい。空欄のままだとあとでエラーが出ます。

Type of Station : 個人局なら Individual、クラブ局なら Club Station、クラブ局の個人運用(昔ありましたね)でしたら Club Station Sole Operatorを選択します。(Silent Keyは通常ないでしょうね^^; )
・Reffered by : オプションですので空欄でも結構です。どなたかにeQSL.ccを紹介されたならその方のコールサインを入力するのですが、入力したからどうなるということはありません紹介者に特典があります(日本語はこちら)。←本件、kiyoさんに教えていただきました、ありがとうございます!
eMailアドレス : これは重要です。電子QSLというくらいですから、基本的にサイト外のすべてのやりとりはemailで行われます。間違わないように入力して下さい。
コールサイン : もちろんこれも間違ってはいけません。あとで修正の効かない項目のうちの一つです。できるだけ(半角の)大文字で入力して下さい。
免許人の氏名 : ハンドルを入れておくのも良いでしょう。eQSL.ccサイト全般に言えることですが、漢字などの全角(2バイト文字)での入力は避けて下さい。


 続き(下へスクロールした画面)はこちらです。

市区町村以下の住所 : 同様に半角英数字で入力して下さい。
市区町村 郵便番号 : これも同様です。画像をご参照下さい。
国名 : ここは JAPAN と入力されていると思いますが、ご確認下さい。
このコールサインを使い始めた日付 : ここはちょっと難しいのですが、eQSL.ccではQTHごとに(あるいはコールサインごとに)アカウントを分けるということになっています。画像の例では、JI3KDH/6で阿蘇山から運用したのはいつからいつまでかということになりまして、その いつから をここで選択します。
このコールサインの使用を止めた日 : 上述の いつまで を選択します。(いずれも、あとから修正は可能です)
・Line 1〜4 : 発行するeQSLへの記述です。ここもあとからの修正は可能です。
・Grid Square : あとからの入力も可能ですが、ここで入力した場合、上四桁のあとからの修正は不可能ですので、ご注意下さい。
・IOTA / 10-10 : いずれもオプションで、あとからの入力(修正)が可能です。


 さらにスクロールしたのがこちらになります。『eMailによる通知を受け取りたい場合は〜』について、書かれている通りですのでご希望に合わせてチェックを入れるか外すかして下さい。

 すべて見直していただけましたら、一番下の『Register』をクリックします。


 するとこのような画面になります。つまり、仮登録が済まされ、本登録用の Signup Code が先ほど入力したメールアドレス宛に送信されます。

 この画面は、メールが届いたあとに続けて利用しますので、このまま消さないで下さい。(消してしまった場合はこちら)


 通常数分以内に届くメールの内容は、このようなものです。

 登録したコールサインに間違いがないことをご確認いただき、文中『Signup Code 6013 to continue.』の 6013 (これは皆さんそれぞれ違います)を覚えておいて下さい。

 そして、一つ前の画面内『Registration Step 2』をクリックします。


 出てきた画面で、

・Callsign : 先ほど仮登録したコールサイン
・Signup Code : 送られてきたメールにあったSignup Code (上記の例では 6013)
・Make up a password : 今後ログインする際に必要なパスワードを半角英数の 4〜14文字 で決めて

それぞれ入力し、Finish Registrationをクリックします。


 『登録完了しました』の画面です。

 下に書かれている行については、またネット翻訳などをご利用の上お読みいただければと思います。

 ここでトップページ(https://www.eqsl.cc/qslcard/index.cfm)に戻っていただきます。


 LogIn 横の入力欄、左側に登録したコールサイン、右側に先ほどご自身で決めて登録したパスワードを入力し、Goをクリックしますとログインできます。

 (パスワードは仮登録時のSignup Codeではありません。登録完了すればこのSignup Codeは使いませんので、忘れて下さい)


 無事ログインできましたら、このようなメニュー画面になります。各々の説明はまた別の機会にさせていただくこととし、まずはMy Profileをクリックして進んで下さい。


 ここの QTH Nickname について説明させていただきます。先ほどちらっと申し上げましたが、eQSL.ccではQTHが変わるごとに、またコールサインが変わるごとに、同一免許人であってもアカウントを別途作成するという方法を採っています。今、あなたはたった一つのアカウントを作成されましたが、今後複数のアカウントを所有することになるかも知れません。そのために、今あるこのアカウントに、たとえば Home などの分かりやすい名前を付けて下さい。そして、それを(半角英数で) QTH Nickname に入力して下さい。

 といいますのも、今後この(My Profile)画面で何かを修正するとき、この QTH Nickname が空欄のままだとエラーが出て進めなくなるのです。ですので、今はアカウントが一つだけであっても、必ずここへ何らかの文字列を入力して下さい。


 同様の理由で、City:Grid Square: にもそれぞれ適切な文字列を入力して下さい。Grid Squareについては、お分かりにならなければとりあえず頭の二文字だけでも結構です(たとえば「PM」)。


 そして、一番下の『変更保存』の 保存 ボタンをクリックして下さい。

 (その右横、赤い枠内の 登録取消 はeQSL.ccからの登録削除のためのボタンですので、間違って押してしまわないようご注意下さい)

 さぁ、これでeQSL.ccを利用する手はずが整いました。次は届いているeQSLを確認する(Inbox)もよし、発行するeQSLのデザインに進む(eQSL Design)もよし。じっくりお楽しみいただければと思います。

 ただ残念ながらeQSL.ccはUSA発祥のサービスであり、日本語化が進められているもののまだまだ完全ではありません。各所の英語表記はネット翻訳などでしのいでいただく必要があります。また、サイトに対して何らかの問い合わせをする場合、日本語メールは化けてしまって全く読めないという点にも注意が必要です。ただし日本語のできるスタッフがいますので、英語メールができなくても、半角英数のローマ字表記でしたら問題解決は可能かも知れません。

 以上、登録までの手順を簡単に説明させていただきました。今後も随時、より分かりやすくなるように書き換えていく予定ですが、もし何かございましたら、どうぞ遠慮なくおっしゃっていただければと思います。


 2020/5/15 追記:
 この度eQSL.ccボランティアスタッフであるJH4PHW坂井さんによって、eQSLについての日本語ページが作成されました。今までなかったeQSLの日本語マニュアルと言っていい内容で、今後随時情報を更新していくとのことです。どうぞご覧下さい!!



2014/9/23 追記:
 無事登録が完了しましたら、JH4PHW坂井さんがお書きの次の記事もご参照下さい。

eQSLを日本語化しませんか?
 (本記事の登録手順で日本語化されているはずですが、何らかの理由により日本語化されていない場合の方法です)
eQSLをAG Statusにしませんか?
 (AGというのはeQSL.cc内での本人確認のことで、これを済ませるとeQSL.cc内の各種アワード(eAwards)を楽しむことができるようになります)

2015/1/19 追記:
・Reffered byの部分を修正いたしました。
・複数アカウントについて、こちらの 3) に簡単に記述いたしました。

2015/3/11 追記:
・住所などの英語表記方法については、こちらをご参照下さい。
・脱線も含めてコメントが大きくなりましたので、こちらへ移設させていただきました。もし何かございましたら、そちらのコメント欄へお願いいたします。

2015/5/2 追記:
・以前登録なさっていてパスワードをお忘れになった場合…英語が可能でしたら、こちらへお問い合わせいただければ早いです。日本語のほうがよろしければ、僕にメールいただければ次のご連絡を差し上げます。(メールアドレスは です)

2016/2/13 追記:
・eQSL.ccスタッフのJH4PHW坂井さんが、CQ誌別冊に大変詳しい記事をお書きになりました。ぜひご覧下さい。
http://jh4phw.blog.fc2.com/blog-entry-120.html
http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/MCQ/MCQZ201603.html

2016/4/7 追記:
・システム側の変更により、My Profileの変更時にはQTH Nicknameの他にCity:とGrid Square:への入力も必須になったため、その部分の説明を追加させていただきました。

この記事について

このページは、ji3kdhが2014年9月20日(土) 22:00に書いた記事です。

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