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BPL

 熊谷さんとこのブログによれば、USAでのBPL(電力線を利用した広帯域ネットワーク接続)試験運用が停止されたとのこと。それにはARRLの影響力が大きかったそうで、何も期待してないといいながら我らのJARLは? と見守ってます。

 熊谷さんとこ(続編はこちらにも)や、JH3YKV(池田市民AMC)で書かれて以降少しまた話題になりつつあるBPL/PLCですが、実際のところどうなんでしょうか。高速ADSLが1.8/3.5だけ回避されているのも面白いところですが、電灯線の場合は電話線以上に影響は大きいでしょうね。

 しかし、あくまでも私感ですが、電灯線接続には捨てがたい利便性があると思うのです。家電製品全てに何らかの形でアクセスできれば、どんなにかいいでしょう! パッと思いつくだけでも、エアコンのオン・オフ、冷蔵庫の中身チェック、今月の電気代、電化製品が故障したときにメーカのサービスサポートから直にアクセスしてもらって対応してもらう等々…

 そこで折衷案として、全面的に反対するのではなく、何らかの形で速度制限するというのはいかがでしょうか。将来的にどうなるか分かりませんが、ADSL/FTTHがこれだけ普及している現在、当面はこっちが64kbpsでもなんら支障はないはずです。そうすればノイズ面などでもそれほど問題にはならないのではないでしょうか。

 パワーやバンドなどで、昔に比べてかなりの恩恵を受けてきたんですから、どこかで妥協は必要と考えるのが順当と思うのです。もちろん、いったんそれをしてしまうとなし崩し的に…という心配もありますが。

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