zen

 を試しに入手してみました。これ、結構面白そうです。

 早く言えばこれもシーケンサなんですが、プロコンや端末なしで(本体だけで)完結できるというのは、かなり画期的と思います。詳細はメーカのページをご覧いただくとして、小生が感じたメリット・デメリットを。(通常の「リレーvsシーケンサ」は除く)

数々あるうち、それでも挙げるメリット
・小さい…ご覧の写真は、10年ほど前に3-500zシングルを想定して試作(MY2Vが古いですねぇ〜)した電源制御回路との大きさ比較です。ステップスタートとオフディレイだけなんですが、これよりもっと凝ったことが余裕でできます。しかも写真のzenは20接点仕様なんですが、10接点仕様で良ければさらに小さくなります。
・安い…今までのシーケンサとはだいぶ違って、挑戦的な価格設定になっています。

無理矢理探したデメリット
・通電してからrunするまで約一秒かかる…ので、さすがに通常のリレーシーケンス完全代替というわけにはいきません。それを見越した設計が必要です。
・世間の実績がない…すなわち新品購入しか道はありません。中古品や余剰品のリレーやタイマを並べるのに比べてしまうと、かなり割高になります。

 なんてこじつけましたが、小型化のために基板にちまちま半田付けする気力もなくなった昨今、当分遊ばせてもらえそうです。うまくいけば本業でも…(^^;

コメント(4)

こんばんわです。
外観は何や懐かしい8ビットのPC8201か、ゲームマシンみたいな感じですね。ついにここまで来たか、という感じもします。もちろん液晶パネルを見ながらプログラムを組めるんでしょうなぁ。

近況ですが、次の原稿を出したらぺージが余ったので、もう少し...と言われたので、話題はずれているのですが、例のスモールループも出してしまおうかなとか、そんなことになっています。特集まで待てず、ちょっと早漏で候。

β教粗さま、ご無沙汰いたしております。そういえば何やかやでまだCQ誌を拝読いたしておりませんです(^^;; そうですかスモールループをねぇ…これでまだいちだんとライバルが増える…かな?

 はい、これかなり面白いです。液晶画面は小さいのですが、それでも全く問題なく操作できるようにうまく考えられてますね。詳細は後ほど。

色々折衝の結果、スモールループは没というか、書かなくて済むようになりました。きっと特集があると思うので、その時に書ければ書きます。

シーケンサはエレキーを組んで、パドルが押されたら符号発生、その一瞬前に親機を送信状態にする、アンテナリレーをONにするとかもできるでしょうね。
あとスイッチON後3分経過してリレー出力をON、スイッチOFF後、別のリレー出力を3分間だけONにしてからALL OFFとか(ムセンのことしか考えてない、笑)。

でもムセンに使うと結構ノイズなんかも出たりしないんでしょうか。ムセンに使わないから良いという話も。

なるほどエレキーですか…残念ながらシーケンサと言うより「プログラムリレー」ですので、マイコンボードのようなことまでさせることはできないと思います。しかし、それ以外は考えることが同じようで(^^;;、本日の記事でそれをやってしまってます。あとは内蔵時計の精度がそこそこ良いらしいので、週間タイマとかにも普通に流用できそうです。

 おぉっと、ノイズについては全く考慮してませんでした。今ちょっとチェックしてみましたところ1.8MHz帯では問題ないようですが…一度ばらしてみるのが面白いかも知れませんね。

 定格などにノイズに関する記述は見あたりませんでした。CEとかTUVのマークはありますが。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2006年5月31日(水) 20:58に書いた記事です。

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