HL-2K 1の1

 東京ハイパワーの人気機種、HL-2Kが入荷しました。

 まずは現状の記録です。


 んん?


 …


 お客さぁん、終点ですよぉ!





 サイドがこうやって開くのは便利ですね。

 中身については…(ノーコメント)。


 おやおや、こちらもフィラメントは直列接続、しかも1-5-1-5になってますねぇ。

 グリッドはガッチリ直接接地されています。


 簡易なチムニー形状になっていて、ソケット回りも含めていい感じに冷却されそうです。右の抵抗はファン減速用なんですが、純正ではないようです。左はおそらく純正で、高圧とプレートチョークの間に入れられています。まさに今望月さんとこのBBSで話題になっているものなんですが、思想はいいもののこの実装はまずいんちゃうかな。こんなんで3.5kVもかけるのはかなり勇気がいりそう。配線は922と違って、ちゃんと高圧用が使われています。


 誰だひょっとこと言うたんは?!

 ちなみにこのコンセント、定格は250V15Aです。やっぱし20Aは欲しくないですか?


 ユーザさまからお伺いしている現状は、

1) 1.8/3.5でLOAD VCがずれている
2) ドライブを上げていくと、片方のタマが内部放電する
3) ファンは200Vのものに交換し、送信時とアフタークーリング時に増速するようにしている
4) メータをRF OUTにしたとき振れが悪い

とのことなんですが、まぁご覧の通りの状況でして、しばらく遊ばせていただけそうです。

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とりあえず作ってみたブログ - 久しぶりにHL-2Kを箱から出してみた (2007年5月 7日 11:30)

こちらにあるHL-2Kの内部写真です。当方にあるモノは古いはずです。 続きを読む

コメント(12)

いろんなのが ようけ 集まりまんなぁ。感心してます。

いやいやホンマ、これだけの「予備アンプ」が小生のまわりに存在していたとは驚きであります。昔は1kW(500W)なんて夢の中でのお話でしたのにねぇ。

この機械の中身は杉山さんの写真で初めて見るのですが、結構きれいですね。
宮崎アニメ「紅の豚」で、桂三枝師匠匠の声優によるピッコロ親父の孫で、飛行機の設計技師をやっている準主人公役のフィヨという女の子が、豚の飛行艇を見て「きれいね」と言うシーンがあるのですが、それを思い出しました。

(恒例の文鎮はん口調で)一枚目の右側の、5D2V二本と3D2V二本かな、同軸が集中している部分は何でっしゃろ。アンテナリレーでっしゃろか。アース側の板金をL字に曲げて穴をほがしてハンダ付けするとか、も少し上品に仕上げられたら良かったのにね。それにしても160mから10mまで全部のバンドを収めるのは並大抵の技ではありませんなぁ。
ワタクシはモノバンドでさえ苦労しておりますので感服いたしました。

小生もだいぶ前にこの機種を触らせていただいたことがある(Igメータが振らないのを修理)はずなんですが、なぜか完全に忘却の彼方でして、ふーん、へぇーの連続です。重たいシャーシなんですがメンテ性が考慮されてるのがいいですね。そのアニメについては全く存じませんのでスミマセン…(^^;

 ケーブルが集まっているところは、お察しの通りリレーです。パワーの割に小さいものでして、出力側はMY3のうち二つがパラに、入力側はMY2が使われています。922のように受信側が接触不良になることはなさそうですが、ちょっと小さすぎやないかなー。あとシールド板はいいですね。上品さがないのはご指摘の通りで、小生の過去の自作品とあんまり変わらんなと感じてました。今の小生なら、圧着してビス止めかな。それとシールドはやっぱり銅板で。

 いやホント、WARCバンドもフルカバーですからスイッチまわりは特に苦心されたことと思います。真似るのはもちろん、スイッチ交換とかでさえ難しそう。

記憶違いかもしれませんが、学生の時に触っていたHL−2Kとなんだか中身が違います。特にソケット周りが・・・
改造されてそうなったのか?ロットによって違うのか?分かりかねますけど。

どの辺が違います? ご覧の通りいろいろ手が入ってるんですが、ソケットまわりは上下とも最初からのように見受けられます。ロットによって差があるのかも知れませんね。この機種だいたいどれくらい出回ったんでしょう? 922の1/10程度かな? そんなにもないか…

え〜っと、記憶するところの違いは。

簡易チムニーが装備されていない。
ファンが違う。
フィラメントに入っているRFCの外見、取り付けが違う。
ソケット周りの配線も線材が違ったような・・・

などでしょうか?
実はこの時に扱っていた個体がなぜか?箱に入ったまま実家に保管されています。
今後帰ったときに箱を開けたら、中身を見てみましょう。

#重たいから箱を引っぱり出すのも一苦労ですが。hi

え、お持ちでしたら話は早いですね(^^) 今日ちらっと見てみたんですが、フィラメントチョークはその巻き線の固さだけで空中に保持されてます。また、1-5-1-5の配線の下に、何かが過去に半田づけされてた残骸がそのまま残っていました。さすがにメーカでそんなことはしないでしょうから、どなたかによって手を入れられたということなんでしょうね。一方簡易チムニーはその形状から、まず最初からとみて間違いないと思います。

 また実家へお戻りの際は、ぜひ公開をお願いいたします。確かにただでさえ重いのに、922のようなハンドルがないので余計重さを感じますね。よっこいしょを連発してます。

I love it ..

KC7NOA

Hi Mike, Thank you for your comment! These pics were taken at the time I've received this amp - before I've modified/fixed it.

From up to down;

1) What are these timer, vinyl tape, switch, and wires?

2) The choke is duncing.

3) He's sleeping.

4)

5) It's good to access to pi-network easily by the side window. And I cannot comment to the scene you see.

6) The filaments are seriesed like TL-922, but grounded directry.

7) The cooling system seems good for me with the 'chimney-like' style.

8) I can't use THIS plug in the future...

Thanks for the past correspondence - I have my Yokagawa (HL-2K clone ) up and running - need a few parts still but 1.5Kw is seen from 10meters down to 40Meters. still need a 150pF and 300Pf for the extra capacitance for 75/80 and 160meters -- soon ill have them..

KC7NOA

Hello again Mike,
Congratulations, I'm very happy to hear that!
And tell me again when you can run it on 80/160, please.

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この記事について

このページは、ji3kdhが2007年4月 4日(水) 22:20に書いた記事です。

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