数年ぶりの電話

小生「もしもし」
相手『もしもし、○○さん(下の名前)…ですか』
「はい、そうですが」
『あのー、△△でメンバーだった□□と申しますが、お分かりいただけますか』
「分かるでぇ、画面の名前見てビックリしたがな」
『あ、まだ消してへんかったんや。良かった』
「どないしてんな」
『実は今度仕事始めたんやわ』
(相変わらず直球一本なやつやなぁ〜)「ほほぅ」
『ほんで、良かったら力になって欲しいなって思うて』
(間違いなく嫌な予感ビンゴやがな)「力になるって、どないな仕事やねんな」
『ネットワークの仕事やねんけどな…』
(ほぅら来たきた)「ふんふん」
『二年前に健康関連の仕事始めて、そっちは順調にいってるんやわ。ほんでもまだまだ一気に行きたいから、また別の仕事始めてん』
(えぇ歳コィて大丈夫かいなこいつ)「へぇー」
『ほんでまぁ、良かったら力になって欲しいなって思うて』
(ネットワークって、うちは有線も無線も事足りてるで、なんてボケは通じん相手なんで真面目に)
「せっかく電話もろぅてすまんのやけど、ノー感じなもんに手間暇かけるのもったいないやろからハッキリ言うわな。悪いんやけどワシが一番興味ない分野やねんわ」
(反応が意外だったのか)『えー、そうなん』
「覚えてるか知らんけど、ワシも自営して長いんやわ。お陰さんで喜んでもろぅてるし、何とか食うてもいけてる。それ以上組織を大きいしようとかガッツリ儲けようとか、そんなん一ッ切思ぇへんのやわ」
『なるほどなぁ』
「せっかくやのにすまんな」
『そっかぁ。会うて話聞くとかも無理？』
(はぁ？^^;;)「悪いけどないなぁ」
『お金がネックなん？』
(何じゃそりゃ)「ちゃうちゃう！　面倒なんいらんねん。今の仕事だけでも結構忙しいんやし」
『ほなそんなん抜きで遊びとかは？』
「え、どういう意味？」
『飲み会とか』
(頼むでホンマ)「ないなぁ〜！　宅呑みバンザイやからなぁ」

　そしてこのあと少々の世間話へ…って順番逆やがな！　ホンマに商売うまいこといっとんか？　だいたい今時ネットワークもないやろぅて(^^;　しかもそもそも「こいつに電話してみよか」のリストに小生が入ってるってのがごっつ不本意です。小生の性格をお忘れになっていらっしゃるのか、それともよっぽど声をかける先に窮したのか…

　おい、Ｋ。悪いこと言わん。家族と友達を大事にしろよ。

　まぁこんな事があるので、ずいぶん前に登録したデータでもなかなか消せません。ちなみに現在584/700件登録してますが、名前を見ても相手のことを全く思い出せない番号が相当あります(^^;;