ズシリと重い航空便


 が、ちょっと不在にしてる間に届きました。


 このようなところから差し出されたもの(キエフ、ですね)でして


 ワクワクしながら一段開けたんですが…んん、ちょっと梱包が小さ過ぎへんかぁ?


 小箱から取り出して大箱に並べてみたのがこんな感じでして…やっぱし、あまりにも緩衝材少なすぎ!


 というわけで、届いたのはこのような物が2本でした。右にあるのは手近にあった大きさ比較のもので、ご存じS2001です。


 梱包がうまくなかったお陰でしょう、残念なことにフィンがこんなことなってしもぅてます(;_;) 2本とも似たような状況なんですが、修正は難しいでしょうねぇ。っていうより、そもそもこんな事で中身は大丈夫なんやろか? 見た感じでは新品かどうかも怪しい状態。


 まぁしかし2本分にウクライナからの送料を含めても、先日の衝動買いの分より安かった(2本で$200+送料$80)ので、仕方ないんかも知れませんね。確実性を期するなら、やっぱしWあたりから購入した方がいいかも。

 え、なんで2本なんやって? そりゃぁもちろん2パラでガンガン!…ではなくて、やっぱしどんなタマか分かりませんので一本は予備にと思ったからです。ま、この分では2本ともアウトの可能性もありますが…

 ともあれ、西村さんやβ教粗さまに触発されて、小生のプロジェクトもスタートです。まぁ小生の場合は最初のパワーが出るまでに二年はゆうにかかりそうですが、道中を楽しみつつボチボチ気長に遊べればと思っています。(それでなくても他にせにゃいかんことがいっぱいありますので(^^;; )

コメント(11)

あなたも好きねぇ。いっそ水冷になさったらぁ。

          クラブ ヘンリー支配人代理

コメントより先に球を見たら、「ありゃ、俺の乱視もひどくなったな…」と、一瞬ビビっちゃいましたよ。もぉ

ガラのデカイGS-35bはいややって言うてはったの誰?どんでん返しですね。

UKですが、1本で$99.5、6本まとめると$549.5っていうのがあるんでちょっと相談してくれたら・・・或いはココのblogで共同購入でも募ったら乗ったのにぃ〜。

http://qro-parts.com/

ワタシも5F23(4-400A)pp非力アンプを完成させることが先・・・・。でも、楽しみですなぁ。

ははは…皆さん早速ありがとうございます。

 山崎さんにバレてる…実はこの手のタマ、水冷化にも興味あったんです。

http://www.realhamradio.com/liquid-cooling.htm

ここみたいな美しいジャケットをどうするかという問題はありますが、銅パイプを密着させて巻き付けてもそこそこ行くんやないかと…まぁしかし最初は普通に空冷で行ってみます。

 もとより水冷は以前から興味ありまして、別のあるタマでやってみようという意気込みを持って早×年…(^^;

 久保さん、ホンマ残念ですわ。まぁ中身が無事やったら我慢しますけど、果たしてどうでしょうか。

 西村さんがそないこのタマに興味をお持ちとは存じませんでして、失礼いたしました。実はQROも考えたんですが、小生の場合PayPalしか支払い手段がないんですよね。ここはそれが使えなかったので、残念ながら他を利用したという次第です。

 もし今回のタマが二本ともそこそこ動くようでしたら、一本そちらへ回させていただくことも可能ですよ。動きさえすれば結構頑丈なタマみたいですから。(だからどんでん返ったというわけでして)

おおー、やりまんなー、こりゃあんまりけしかけん方がええなー(笑)。

傍熱管なのでドライブ電力も手頃だし、8877より値段が安くてパワーが出るようだし良さそうですね。
グリッドリングに銅板を巻いて保持すればソケットは要らなさそうですね。チムニーも1mm厚くらいのテフロンシートを円筒にしてかぶせれば大丈夫そうだなぁ。見るだけでもワクワクしますね。

フィンは取り外してラジペンで修正効きませんか?
おっきな箱万力を使って、くわえるのと逆に引っ張れば直りそうな感じですね。

水冷なんて凄いテクノロジーをお使いになるのでしょうか。球のプレートと配管の間はテフロンで絶縁し、水は純水を使えば漏電しないとは聞いておりましたが、ラジエータはどうするんでしょ。エアコン室外機のジャンクをそのまま使うとか(笑)。

うちはホームセンターで買ってきたアルミのジャバラ管で室外に排気しているだけですが、水冷だともっともっと静かでクールなんでしょうなぁ...

こいつの魅力は・・・
 ・安い
 ・2キロワット+までok。プレート損失1500W
 ・3極管のため、回路が簡単
 ・ヒータ電力が12.6V,3Aと小さく特注トランス必要無い。
 ・グリッド許容損失=26Wと結構大きい。
 ・430MHzバンドまで高効率で働く。
 ・ソケット、チムニーの自作が可能。
 ・ネットで探すと世界中でいろいろと自作例が見つかる。
欠点としては
 ・物理的に大きい。重たい。
 ・傍熱管なので、スイッチオン即オンエアー向きじゃない。(β教祖さまのメインバンドでは使いにくい?)
 ・真空管の輝き、プレート赤熱ぐあいがわからない。(セラミック球共通であくまでもワタシ個人の嗜好)

Henlyのコンソールタイプジャンクが有れば、こいつを載せてみたいなぁ〜。うまく行ったらさぞかし楽しいだろうな。自分が使うんじゃなくてもええから

西村さん おはようございます。こちらは朝から雪が降っていて、屋根と庭は真っ白、道路もだんだん白くなってきました。夜までに相当積もりそうです。こりゃ明日は出かけられそうにないです。

> ・物理的に大きい。重たい。
大きな割りに、Cpgがmaxで5pFですか。実装するともう少し増えるかな。

> ・傍熱管なので、スイッチオン即オンエアー向きじゃない。(β教祖さまのメインバンドでは使いにくい?)

そーなんです。オープンの短いバンドでは傍熱管は使いにくいです。その昔、8Q7が数分のオープンで入感したとき、8877の方は間に合わなかったらしいです。

でもEMEとかF2なら使えますね。実際の運用でもシャックに入ってすぐスイッチを入れれば無線機のスプリット運用のセッティングとかアンテナの方向合わせとかしていれば案外、規定の90秒(一分半)以上は経過してしまうと思います。

> ・真空管の輝き、プレート赤熱ぐあいがわからない。(セラミック球共通であくまでもワタシ個人の嗜好)

こだわりの自作派ですなぁ。でもガラス球の魅力はそういうところですね。

β教粗さま、いつもありがとうございます。やはり一番の魅力はその安さと流通量の多さですね。それに結構頑丈そう。ソケットは皆さんがそれぞれにいろんな方法でやっておられるので、どれを参考にさせていただこうかいろいろ考えたんですが、あまり見かけないものでやってみるつもりです。タマのそのものが重たい(2.8kg)ので、ええ加減な方法ではあまりよろしくなさそう。そして問題はチムニーですね。仰せの通りテフロンシートでやってみるつもりですが、手持ちのは厚さ1mmもなかったような…ボチボチ物色してみます。はい、フィンは少し修正を試みるつもりです。まぁ目詰まりしているわけではないので実害はなさそうなんですが、見た目だけでもね。

 水冷ですが、純水利用ですとメンテが大変そうなので、小生は水冷という名の油冷を考えてました。サラダオイルでも何でもええわと思っていましたら、前回コメントに書きましたリンク先( http://www.realhamradio.com/liquid-cooling.htm )にはオートマフルード(オートマチックミッション用オイル)が良い、とありますね。なるほどこれは入手も簡単で良さそう。ラジエータはそない大きなものはこのタマ一本には必要ないでしょう(^^;; バイク、それも原付のラジエータで充分なんやないかなと思ってまして、一応ゲットはしてあります。ポンプも熱帯魚用の循環ポンプでやってみるつもりでゲットしてあるんですが、さすがにちょっと貧弱なので却下でしょうね。いずれにしてもまだまだ構想中+一部の品物集めの段階でしかありません。

 それにしても、リニアの排気を直接ダクトで室外に排出させている方はあまり多くないのではないかと思います。理にかなったいい方法ですよね。「マジックバンドは暑い時期が熱い」でしょうし(^^)

 西村さん、的確な箇条書きありがとうございます。まったく、書いていただいた通りです。あと長所でも短所でもないのですが、フィラメントトランスにはセンタータップタイプを使わず、チョークそのものを別巻きにした方がよいとありますね( http://gs35b.com/ の中ほどに)。トランスの手配としてはさらに簡単になります。バンドにもよるでしょうけど、スイッチング電源で良いかも。短所として一つ付け加えるなら、ゼロバイアスでは到底無理、というところがあると思います。バイアス制御部分は少々のことでは壊れないようにしておく必要がありそうですね。

 それと、ガラス球ほどの派手さはないものの、こういうのご存じですか?

http://glow.gs35b.com/

余興的な面もありますが、かなり楽しみです(^^) (これを常に見れるようにするには、透明のチムニーにする必要がありますね)

 そして再びβ教粗さま、こちらも今朝は今年に入って二度目の雪景色でした。と言っても積雪自体は数センチでしたが。

 そうですね、小生は全く興味ないんですが、1200MHzあたりでもうまく動作するらしいです。小生の場合は逆に高い周波数帯での無用な寄生発振などに、より注意を払わにゃならんという状態ではありますが、しかしCpgは小さいに越したことはないですね。

 「直熱管でないと瞬時のオープンに対処できない」はしょっちゅう耳にすることですが、小生このご意見には疑問を持ってる派です。

・もし単に聞くだけでなくていいところが聞こえたら呼ぶつもりなら、無線機の電源より先にアンプの電源を入れて、各部が異常なく待機状態にまで至るか確認すべき(=β教粗さまのお話と同じですね)では? 聞き始めたらそれどころやないでしょうから

・そもそも、たとえ直熱管でも、ホントに電源投入して即動作状態になるの? 少なくとも一分程度は経たないと、各部に熱は行き渡らないんでは? そう考えると、電源投入即送信は、タマがごっつ可哀想

 まぁ考え方の問題でしょうけれど、待機時間の有無でタマを選ぶことは小生にはなさそうです。

 使う・使わないは別として、4-1000Aあたりをバッチシ使いこなすのはある種の夢でもありますね。

β教祖さま、多少なりともワタシも、そのバンドの愛好家なんで「スイッチON即」の理が良くわかります。3CX3000A7あたりが理想でしょうか。

>少なくとも一分程度は経たないと、各部に熱は行き渡らないんでは?
> そう考えると、電源投入即送信は、タマがごっつ可哀想

3-500Zがどうだかわかりませんが、フィラメント電力節約のため、モービル用途の8042(6146の直熱管)などは、フィラメントONして0.4秒で70%の出力が保障されているものもあります。しかも、こいつは、酸化物カソード。熱的に見ればその通りですが、気にする必要もないかもしれませんん。

「ダクトで屋外へ放熱」・・コリンズのKWなんとかというキロワットトランシーバ(ファイナルが4CX250x2だったか)がそういった構造をしていたような。冬の暖房機に使えませんなぁ。

ゼロバイアスで使えないのは、確かに欠点かもしれませんが、ハイμ管より。多少ローμの方がリニアリティが良いように思います。それでも4極管よりかは遥かに回路構成が楽。

GS-35b、いろいろな色のグロー起こるようですね。ただ、3-500Zのガスチューブでえらい目にあっているんで、あれが前兆じゃないか考え「ああ美しい」と歓迎はできません。

#この土日も、お雛さん飾りやいろいろヤボ用で、アンプ製作ほんとんど進まず。

こんばんは。予想通り道路は凍結しておりましたが、午後には融けて道はすっかり通れるようになりました。

杉山さん

ラジエータはインタークーラーくらいの大きさで良いんですね。足りなきゃ外でスケールファンでも煽ればOKですね。冷媒はオートマフルードですか。入手性と、ある程度の温度に耐えて絶縁性があり、揮発しなければ何でも良いのかな。

あとスイッチオン即スタートについては大抵の直熱管ならば大丈夫でしょう。そもそも傍熱管で何故ウォームアップが必要かというと、皆さんご存じの通りカソードが均一に加熱されていないと、熱い部分だけに電流(電子放出)が

集中して、そこの部分だけがますます過熱し、カソードが部分的に痛むせいなのですが、直熱管は熱容量の小さなフィラメントから直接電子が放出されるので、数秒でOKと思います。

後は全体的な熱膨張率の違いということになりますが、動作温度範囲と、プレートが何℃とかベースステム封止部が最高何℃とか規定があるので、それさえ守っていれば、つまり通常の冷却手段を適用していれば大丈夫でしょう。

うちはフィラメントのステップスタートが5秒、高圧が5秒に設定してありますが、高圧電圧計の振れを見ると現在は3秒くらいで規定の電圧に達するので3秒でも良いと思いました。これは平滑コンデンサの容量やトランスの巻線

抵抗、一次側に挿入する電流制限抵抗によって変わるのでディレーを適当に調整すればOKということになります。

バンドのオープンの特性から言えば、夜や朝、寝ていたら電話が鳴ってあわてて呼ぶ、そうでなくとも、何となくワッチしていたら弱い信号が聞こえだして、こりゃ呼ばな!

というパターンもなきにしもあらずです。後はクラスターの影響ですぐにパイルが大きくなって誰もQSOできなくなるとか、オープンの地域もスポット的で、だんだん移っていくので、一度逃すともう11年かそれ以上待たないとできないことも良くあります。そういう中では、3分間はおろか1分半でもきついですね。

リニアは一度作ってまともに動作するようなら、うっかり送信系だけダミーロードにつなぎっぱなしだった、というようなミスがなければ、基本的にはすぐ呼べるでしょう。

うちのは偶然か幸いか、コンテストなどで24時間連続使用しても今のところ壊れないので、その点は安心しています。試作中を除いて、これまで稼働中の故障らしい故障と言えば、ステップスタートの制御に使っているオムロンのH3Yリレーがタイムアップしてもくっつかなくなって交換しただけです。

排気ダクトはある日、ホームセンターでアルミ蛇腹ダクトを見て、いつかあれを使ってやろうと思っていたのでやってみただけです。安い物なのでやる気になればすぐできるでしょう。普通のハサミでも切れますが薄いだけに切断面は鋭く、ケガに注意が必要です。

最近は夏至の時期もありますけど「マジックバンドは暑い時期が熱い」というよりも春秋がメインです。しかも春秋はつけっぱなしにしてもせいぜい1時間程度で、普通は入れたり切ったりでしょう。それよりも、暑い時期にはALL JAと6&Dがあるので、そっちの方に役立っています。

西村さん

3CX3000A7ですか。大きいですね。たしかフィラメント電力が350Wくらいなのでは。送信しなくてもその電力ではちょっと... ですね。国産球でも大きめの直熱管なら同じかな...

うちのはRFデッキの筐体の中をすべて通った空気が最後に球のソケットからプレートを抜けて、RFデッキの上板に開けた排気口から排気されるように作ってあります。ここには念のためステンレスメッシュと、穴の直径に合ったフィンガーガードを取り付けてあります。排気口にはダクトの下端を載せてあるだけなので、冬や、RFデッキを下ろす時はそこいらにどかすだけでOKです。

たしかに最近はダミーロードなどで試運転するときには、電気代がもったいないのでストーブを消して室内に排気するようにしていました。室内のダミーロードと排気を暖めるだけなら、1kW出力でも2kWの電熱器と一緒ですね(笑)。たしかに結構暖かくなります。

西村さん、ゼロバイアスではダメなのは欠点というより注意点という方が良かったですね。3-500zなら、万一バイアス設定用ツェナが吹っ飛んでもそれなりに運用できるというメリットがありますが、その手は使えないので要注意ということで。そしてβ教粗さまもおっしゃっているように、直熱管の余熱に関しては、あるいは小生が気にしすぎなんかも知れません。

 余談ですが、節電を考えたら、スタンバイ時(送受切り替え回路を選択スイッチでスルー側にバイパスさせているとき)に「高圧電源を切る」というのはいかがでしょう。スイッチを入れるごとにコンデンサに突入電流が流れるのは良くないかも知れませんが、ヘンリーの一部のアンプではそうなっているようで、保全や各部品の寿命も考えると、悪くない方法ではないかと思います。

 週末もほとんど進まずとのことですが、まぁボチボチまいりましょう。あんまり早く完成してしまうと面白くないでしょ?(^^) 小生なんかまぁだまだ、全然です。え、一緒にするなって?

 β教粗さま、せっかくいただいたコメントの投稿者欄が名無しになっていましたので、勝手ながらそこだけ修正させていただきました。

 そうですね、いずれにせよラジエータは何らかの形で強制空冷してやる必要があると思います。なるほど自然放熱ならエアコンの室外機くらいはいりそうですが(^^;

 スイッチon即送信の件は、先のコメントを投稿してから「待てよ、クラスタの情報などを見て慌てて呼ぶなんてな場合もあるな」と思い直しておりました。そうですよね、いろんなパターンがありましょうから、待機時間は短いに超したことはなさそうです。このあたり、そのバンドでまともに運用したことがない(国内QSOは別として)のがバレバレですね(^^; 失礼いたしました。その点160はとんでもない時間帯にオープンすることはないので、ずっとラクではあります。

 アンプの信頼性…これは小生も早くβ教粗さまの域に達せねばと思っておりますが、現実はまだまだです。たまに通電すると「アレ?」てなことはしょっちゅうでして…(^^;;

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この記事について

このページは、ji3kdhが2008年1月31日(木) 23:33に書いた記事です。

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