ソケットボックス その1

 他にいい呼び方がないのでこんな名前を付けましたが、ちょっと部品を並べてみました(もちろんタマは上下逆です)。このほかに表面には高圧ラインのパスCが、空中にはパラ止めとカップリングCがつきます。そして箱の中にはヒータRFCや入力マッチング回路などが入ります。

 箱は250×150×60[mm]なんですが、こうやってみるとかなり窮屈ですねぇ…ファンを横に付けるという手もあるんですが、そうなると間延びしそうなんで、とりあえずこれでいってみます。(ダメなら箱ごと作り替えます)

 ちなみにファンは昔どこかから抜いたものですが、今回分解清掃・給油してから通電したらスムーズに動いてくれたので、採用することにしました。プレートRFCは…どこかでご覧になったことありませんか? これもずいぶん前に保守用に新品でゲットしてあったもので、今回の用途にはちょっと心許ないのですがダメなら巻き替えるつもりで採用です。

 穴開けの下書きをしてみましたが、吹き上げ用の穴が小さすぎる気もしますねぇ…これは、ダメならソケットを少し落とし込むことも覚悟しています。それにはケースの深さが結構厳しいんですが、3mm程度なら充分いけそうです。

 ホントはもっと他のところから始めるべきなんでしょうけれど、とりあえず冷却の確認とヒータ点灯をしてみたいので、ここから始めることにしました。

 上述のプレートRFCですが、添付の伝票によれば1988年5月の時点で新品3,600円だったようです。今でも手に入るなら割と使えるかも知れませんが、いかが?

※皆さんからいただいたコメントで四極管の電源についての検討が進んでいますので、検索用にタグ追加しました。

※2011年1月5日追記:JF3IPR大前さんのブログSg電源回路についての解説あり、必見です。

コメント(56)

サブシャーシという名前でも良いかな。そうやって部品を並べると現実味が出てきますねぇ。

RFCはTL-922用ですね。モノバンドだったらもったいない気もしますが。

コントロール回路はG3SEKのThe Triode Boardをご使用ですか?

こうやって、実際に使う部品をシャーシに並べる作業は.... やりますよね。この作業は製作意欲を向上さるものとなります。
これでええかな、とか、こうしたほうがええやん、とかの思考が、よいものを作り上げるための糧となります。今後が楽しみですね。

西村さん、なるほどサブシャーシはスマートですね。まだメインシャーシが影も形も存在してないので、全く思いつきませんでした。まだ全く穴開けをしてないんですが、いろいろとあれやこれや考え中です。チョークはご名答、ちょっと巻き線が細いのが気になるところですが、マルチバンドで使えるのはある意味安心ですし、置いてても仕方ないので採用と相成りました。そしてコントロール関係ですが、G3SEKの( http://www.ifwtech.co.uk/g3sek/boards/ )は確かに魅力的なものの、今回は三極管なので頑張って自力でやってみるつもりです。いつか四極管で製作することがあれば利用してみようと思っていました…あ、もしかして西村さんがお考えとか?

 岡本さん、いつもの小生なら「えーい、いけぇー」で適当に穴開けしてしまうんですが、今回はさすがに結構考えてます。まあ「下手の考え休むに似たり」以外の何ものでもないわけですが(^^;; あれやこれやと早くも楽しませていただいております。

少し高い電圧のツェナーが必要となりますね。でも、パワートランジスタとの併用で、そんなに困難でもないかと。

こっちもG3SEKのボードは使う予定はありません。回路をあれこれ思案しているところです。各電極に電圧をかけていくシーケンスはどうしたら良いかとか、Sgは逆流するのでシャントレギュレータにせんとあかんかなぁ〜とか、プレート電圧が掛からない状態になったときSg電圧を切る回路はどうしようか・・・考え出すとかなりやっかい。最後は下間さんに見てもらおうとたくらんでいます。

まずは、ベタコンGGで試してからですけどね。

はっはっは、下間さんというカードをお持ちでしたら強いですな(^^) 四極管はやっぱし苦労しそうですねぇ。はい、ツェナは1Wクラスならたくさん在庫してますので、適当にトランジスタでブーストさせる予定です。ある程度の電圧のものをシリーズにつないで、ロータリスイッチなどでパチパチ切り替えるというのも面白いかも、と目論んでいます。もっとも今のところ160m専用ですから、バイアスの細かい増減はあんまり意味ないんですが。

 しかし、とりあえずそこへ行くまでがまぁだまだ、なっかなかです(^^;

うへ。
知らない間に私の名が…
高周波大電力は守備範囲外ですよぉ。

いやー、ご心配なく! 当然低圧・小電流化してからの制御になりますし、高周波の回り込み対策は西村さんの得意分野でしょうから問題ないと思います(^^)

 西村さん、高圧が落ちたときの保護などについては重箱本に詳しくありますね。恐らくご覧になってることと思いますが…小生お恥ずかしながら高圧が落ちたときの事は失念してました。早速見直して保護回路を入れておこうと思ってます。

下間さん、お呼びしてスイマセン。いずれご相談しようと思っていました。杉山さんがおっしゃっているように高周波部分ではなく、半導体を用いた制御部です。後日、細かく申しますが
 ・スクリーングリッド用DC 500Vの定電圧回路
  ⇒過電流によるトリップと、プレート高圧無い時にカットする回路。
 ・コントロールグリッド用DC -50〜-80Vの定電圧回路

めぼしい回路はあるのですが、ホントウにそれで良いのかアドバイス欲しいってことです。

#やっぱり、4極管はめんどう。

SG用は電流がいるでしょう?
どのくらい?
それと、供給元に使える電圧(電源)は?

CGはバイアスだけかな?

昔々。オーディオ用の直熱管で、どうしてもグリッド固定バイアスが
うまくかからない球に出くわしたことがあります。
結局、カソード(フィラメント)に抵抗を入れて、自己バイアスで使いました。
何が原因だったのか、未だに不明。

Sgはmax.約50mA流れます。それとやっかいなのは、ダイナトロン特性による「逆流」。これによって電圧が上昇しないようにブリーダ電流を流しておくか、シャントレギュレータにするかなんです。あ、入力電圧はAC 560Vをブリッジ整流したものなんで600〜700Vかな。パワーデバイスは、TVの水平出力用トランジスタ(Vcbo=800V)または、Power-MOS-FET(Vdss=900〜1500V)を利用できないかと思ってます。

CgもAB2級領域まで使うので、電流は流れます。これも同じようなシャントレギュレータにしなければならないかと。入力は2個のトランスを背中合わせに用いAC100Vを整流した程度の電圧です。マイナス電圧ですが、プラス側を接地することでマイナスを得ようかと思ってます。

詳細がまとまったら、メールで相談しますね。上のコメントにあるG3SEKボードっていうのは、これらの機能を1枚の基板に集約して汎用性を持たせたもので114ポンドもするですが、1000枚以上売れているらしいです。
http://www.ifwtech.co.uk/g3sek/boards/tetrode/tetrode-manual.pdf

回路図見ました。
ALC部を除いても、こりゃたいへんだ。

シャントレギュレータで過大電流制御はやっかいですな。
シャント抵抗の前にTrを入れて電流検出して垂下させるかな。

メールでもらった回路、No1のFETとツェナーで定電圧化しているの、これってZD2とFET-VGS、それとR3で、あるところから定電流特性が出ませんかね?

シミュレーションしてみるの面倒かな。

うーむ、着々と進んでいるようですねぇ〜 難しいからこそ、やり甲斐があるといいますか。そこまで手間かけて得られるものは何かといいますと、やはり歪みの少ないきれいな電波、ということなんやと思います。小生もいずれは四極管でやってみたいと思っています(実はタマはとうの昔に親切な方からゲット済み)ので、ぜひぜひ良き前例としてお願いいたします。

やはり、あの回路(望月さん採用の回路)が一番簡単のようですね。5Vのツェナーが電流制限するために付いているのは間違いないです。ゲートに入っている330Vツェナーを500Vにするだけで良いでしょうか。500Vのツェナーを構成するのは大変だけど。

最終的には、破壊覚悟で実験して、決定します。

>やはり歪みの少ないきれいな電波

4CX1500B, 4CX600JのようににIMD特性重視で設計されたものと違って、4-400Aでは性質上、期待できないと思います。ベタコンよりはマシと思われますが、それより、タマ自体のG1保護目的で。

素子が消費する電力に注意ね。
回路シミュレーションするならコレかな
http://www.eleki-jack.com/KitsandKids2/2008/03/ltspice.html
高圧のツェナーってあれこれあるのかしら。
使ったことのないパーツですね。

西村さん、了解です。まぁあまり他の人がやってないこと、という意味合いもありますよね(^^)

 下間さん、あまり品種は多くないのですが、たとえば我が家には1S800というのが複数あります。ネットで検索すればデータシートが出てきます( http://www.datasheetarchive.com/pdf/134821.pdf )が、これは180V50Wというものです。これを3つ直列にすれば540Vのツェナになりますね。ただ今から新品で入手は難しいかなあ…これ、実は昔五條で箱ごとゲットした中に入ってたんですよ(^^)

まだ買っていないけど、共立に100Vのツェナーが置いてあるのをチェックしています。ただ、高い電圧のツェーは、アバランシェの利用となり、温度係数が正となるため、普通のダイオードを入れる必要があるかなぁ・・・とも考えています。(誤差の範疇かも) それと、高いものはノイズの発生が多くなるので、それも気になります。低い電圧のを直列に並べる方か良いかな。

真空管のナマ特性は良くないですが、プッシュプルにしたことで良くなるのでは・・という意味もあります。オーディオアンプを組んだことのある方だとお分かりかと思いますが、プッシュブルにすると歪率がシングルより、一桁下がりますし、パワーもシングルの3倍以上になります。高周波アンプには当てはまらないかもしれませんが、気分の問題で・・ね。

なにやら面白ろそうな話で盛り上がってますね。
ちゃちゃ入れモードでスミマセン、SG電源は興味があったので少し考えてみました。
ピントズレかもしれません。
その場合は、そっとしておいて下さい。

http://k8.sytes.net/~ohmae/abcdefg/

大前さん、どうもありがとうございます。さすがですね。

Vcbo=1000Vっていうのがチト入手困難。この回路をMOS-FETにすること、できないでしょうか? 下間さんにお願いした条件は下記のようなものです。逆流は、ブリーダを流しておけば良いかなと(10mAじゃ足りないかも)。メータを振らせておいた方が、挙動が解りやすいと思いまして。


1.スクリーン電圧
 ・入力は600〜700V、出力は500V(多少可変できればなお良い)で
  電流は50〜70mA max.の安定化したもの。
 ・逆流対策としては、常時10mA程度のブリーダを流しておく。よって
  メータは10mAが原点とする。
 ・使用するデバイスは、2SC5587(Vceo=1500V, Vcbo=800V, PC=75W)
もしくは、PowerMOS-FET 2SK2847(Vdss=900V Pd=85W), 2SK2225
(Vdss=1500V, Pd=50W)あたりが安いので使いたい。
 ・回路は、シリース型、シャント型、いづれでも良いけど、
  過電流(80mA)でカットするトリップ回路を設けたい。
 ・プレート電圧がかからない状態で、スクリーン電圧がかかると
  スクリーンに過大な電流が流れるので、カットする回路も
  つけたい。(上のトリップ回路があれば必要ないけど・・)

2.グリッド電圧
 ・-50V〜-100V程度可変でき、電流は最大でも10mA程度でOK
 ・スタンバイ時には最も低い電圧をかけて真空管をカットオフさせる。

3.シーケンス
 ・�@フィラメント、�Aグリッドマイナス電圧、�Bプレート電圧、
  �Cスクリーン電圧の順だけどリレーに適当な遅延回路を入れて
   おけば良いかな・・・と。

 ※プレート、コントロールグリッド、スクリーングリッドは
  別々の電源トランスを用いる。

ツェナーやMOS-FETは鈴商が安い(33V 1W 100本で210円)ので狙っています。
http://www.suzushoweb.com/category_2.php?c2_id=77

ネットから拾っためぼしい回路は下記のとおりです。

望月さん設計(2SK2847を用いたもの)

http://www5a.biglobe.ne.jp/~jh2clv/gu84b6mmaking2.htm

ND2XのwebにあるJH0WJF設計のシャントレギュレータ

http://www.nd2x.net/JH0WJF-2.html

F1FRV設計のSg電源(複雑すぎ?? フォトカプラを使っている)

http://f1frv.free.fr/main1a_Tetrode_Linear_Amp.html

※ここのブログ管理人さん、個人利用してしまってスイマセン。

IPRさん、回路見ました。
高圧PNPトランジスタの入手が問題かと。
それと、高圧パワートランジスタのhFE。
10とか20とかくらいしかありません。
で、ベースを駆動する電流を大きくしなければならず、
ここらが問題かと。
Nch MOS-FETだとずいぶん楽になります。
高電圧ツェナーを模擬する回路が必要なようですね。

大前さん、まいどです。日本にお戻りですね?(^^) いやいや素晴らしいコメントをありがとうございます。こういうのをささっと描けるなんて、さすがです。

 西村さん、いやいやこれこそが小生の望むところ、皆さん同士で交流していただくのがブログの本来の形態と思っていますので、どんどん続けていただければと思っております。もう小生の理解の範疇を越えていますので、小生としては放置気味になるかもですが…(^^;;;

 下間さん、具体的な検討ありがとうございます。小生が言うのも何ですが、どうぞ本業に差し支えない範囲でお願いいたしますm(_ _)m

DRIさん、DBDさん
どうもです。

 FETに置き換えはそのままできそうですが、望月さんの回路がシンプルにできてますね。なのでDBDさんご指摘のとおり、単純に500Vツェナを1AZ33 2個で考えてみました。でもオーソドックスな回路で特に特徴はありません。温度特性を抑えるための工夫が必要です。1AZ33の温度特性が分かりませんので計算のしようがありませんでした。ネットで探してみましたが詳しいデータシートが見つかりませんでした。探し方が甘いかもしれません。

http://k8.sytes.net/~ohmae/abcdefg/
Voltage_expanded_diode.pdf

この回路もFETに替えてもいいですが、Vgs(2〜4V)を考慮する必要があります。

 って、もうそれぐらい考えてますよね。


 ブリーダ抵抗で常に10mA流しておくのはシンプルでいいと思います。でも常に5Wの電力が消費しているのでこれを嫌う場合は先の回路が有効かと思います。このへんは好みの問題かと。

 杉山さん
帰ってきてますよ〜、これでも1時間弱は考えてるんですよ、ささっとはいきません。はい。

あれ! DBDさんじゃなくてDBOさんでした。失礼しました。(最近こんなんバッカ!!)

2SC5587のVcboは1500Vでしたね。ということは、先の回路で使えるんですね。HFEが足りないならこの5587を2つでダーリントンにしても良いとかなと思ってますが、まだ足りないでしょうか。

500Vのツェナーは、直列にどんどん接続して構成してもかまわないですよね。温度特性は実験してみて、変化が激しいのなら一般的なダイオードを入れて、順方向電圧でカバーします。アマチュアなんで、何個直列接続しても全く問題なしです。

高圧が無いとき、Sgを切るためにフォトカプラ+MOS-FETでフォトMOSリレーのような回路を構成することができないでしょうか? または、フォトMOSリレーで500Vを開閉できるのってあるかな。

ブリーダの電力5W程度だと、そんなに大きくないので大丈夫でしょう。

>これでも1時間弱は考えてるんですよ

1時間でできるのは、スゴイです。ネットで回路を探しまわったり、計算や裕度をどれぐらいにしたら良いのか、ここ半月、七転八倒して結局わからなく、他人の回路を真似なければ仕方が無い結論となってマス。

ちなみに望月さんの回路の原点は、ここのオーナが崇拝しているETO社のAlpha 91βからのようです。もともとスイッチング用に作られたものをリニア領域で使って大丈夫なんかなぁ〜。

DRIさん

 ダーリントンにすると1個あたりのHFEが10としてもトータル100になるのでOKと思います。

 ツェナをどんどん積み上げても問題ないと思います、カッコ良くないだけなんでアマチュア的にはOKOK。

 スイッチング用のFETをリニア領域で使っていいか? これはスイッチング用とアナログ用で何が違うの?という質問に置き換えてもいいと思いますが、私の理解はこうです。
 アナログ(高周波)用は高周波領域で位相が回ってしまい寄生発振等起こらないように内部容量が極力小さくなるように作られている。一方スイッチング用は電力損失をできるだけ小さくしたいので内部容量よりON抵抗が小さくなるように作られている、内部容量が多少大きくなっても駆動能力を上げてやれば高速スイッチングは可能でかつ飽和領域で使うので発振にたいする心配は少ない。(厳密にはりんギングに影響しますが)
 なので電源にはそんなに高周波特性は必要ないのでスイッチング用でも問題なく使える、勿論発振対策は必要で、通常は出力コンデンサにでかいのを付けておけば大丈夫だと思っています。不幸にも発振した場合はフィードバック系にかるくCを入れてやると治まりますが、応答性とのトレードオフになります。
と理解しています。

 Sgを切る回路は、、、悩ましいですね。

設計してもらった500Vツェナー等価回路、もういちど良く眺めてみると、あの抵抗の分圧比をVRで変化できるようにすれば、Sg電圧を可変できるのですね。ということは、良く使われている13.5Vの定電圧電源などと同じになる・・・なんとなく解ってきたぞ!

計算式はここにあるもので良いんですね。
http://www.mizunaga.jp/regulate.html

どこかでスイッチング用デバイスの説明に「リニア領域で使ってはダメで、飽和領域のみで使うこと」と注釈があったのを覚えていたので、そうなんかなと思った次第です。以前、ハム・ジャーナル誌でスイッチング電源用FETを用いて高周波アンプを作る実験記事がありましたが「飛んで飛んで飛びまくって安いと言ど、これじゃ・・。」との解説があったもんで・・・。

電源の安定化に使う場合、単純に「大容量の可変抵抗」として使うにすぎないので大丈夫なんでしょうね。

それから、Sgカットは、根本的にもっと簡単に考えて、Sg電源用トランスの1次側にリレーを入れて、高圧が切れたら、そのリレーをoffするようにします。整流後の平滑コンデンサに溜まっている電荷があるかもしれませんが、真空管なんで大丈夫でしょう。

なんとなくメドが付いてきました。

DRIさん

どうもです。
反応が遅くなりました。今日は天気が良かったのでパラの練習に行ってました。

ツェナの電圧計算式ですが、下記に改訂版aとして保存しました。
http://k8.sytes.net/~ohmae/abcdefg/
Voltage_expanded_diode_a.pdf

良く使われている安定化電源と同じような感じで合ってます。ボリュームで可変する場合は可変抵抗器の電力耐量に注意下さい。

 ここだけの話、ハム・ジャーナルの記事もピンキリで、よーもしゃーしゃーとこんなウソっぱち書けるなぁというのもありまして、、、と偉そうに言ってる私はなんぼのもんじゃ?と言われそうですが。。。ご勘弁を。

 Sgカットの件了解です。
FBなのができると良いですね。結果報告を楽しみにしておきます。

大前さん、計算式まで提示していただき、ありがとうございます。

>反応が遅くなりました。

いえいえ、昨日、2回ものレスいただいてますし、急いでいる訳ではないので、適当にお付き合いいただければ十分です。

最終的な確認ですが
 �@回路図にあるトランジスタの規格はどれぐらのものが必要ですか? Vcbo=???V
�A電流制御は2SK2847でもかまわないでしょうか?
�B望月さんが使っている電流トリップ回路も
そのまま使って良いでしょうか?

可変抵抗を使う場合、全体的な抵抗の数%を可変とし、電力に注意します。1k〜2kΩを使う予定。

西村さん

>�@回路図にあるトランジスタの規格はどれぐらのものが必要ですか? Vcbo=???V

これは500Vツェナ回路のことですよね。
700Vぐらいは欲しいですが、そうするとHfeが小さいのしかないんでした。スミマセン。
ダーリントンにするか、FETに置き換えてもOKです。FETの場合はVbeの代わりにVgsとなるので、2〜4Vで計算することになります。

>�A電流制御は2SK2847でもかまわないでしょうか?

これはどの回路のことでしょうか?ダイナトロン対策回路?


>�B望月さんが使っている電流トリップ回路も
そのまま使って良いでしょうか?

トリップ回路って電流制限回路のことですよね。
望月さんの回路はシンプルで良くできていると思います。(5Vツェナと抵抗でやるやつ)このままで良いと思います。

ちょっと問題を発見しました。

望月さんの回路の330Vのツェナは1Wになっていますがあまり余裕がないみたいです。赤字の電圧で計算すると1.08Wになって少しオーバーします。

今回の500Vはそのへんも考慮する必要があるのでもうちょい考えてみます。

(先のpdfの一番下の行はウソでした。訂正)

色々考えてるつもりでもヌケがありますねぇー

>これはどの回路のことでしょうか?ダイナトロン対策回路?

説明の言葉が悪かったです。望月さんの回路にそのまま使ってかまわないでしょうかの意図でした。

電流制限は、そのとおりトリップ回路のことです。

全てMOS-FETでやった方が部品点数が少なくなりそうですね。

西村さん

 だんだん深みにはまってきました。

例によって下記に入れました。
http://k8.sytes.net/~ohmae/abcdefg/
SG_power_supply_a.pdf
SGpowerSupply.xls

 この回路、めっちゃ良くできてますね。
ダイナトロン対策ができています。ってご存知でしたか?
オリジナルのパワーツェナはやや大きめの(電力)が付いてるんじゃないでしょうか? これの耐電力で逆流可能電流が決まると思いますので。私の理解が正しければですが、、、、

詳細は資料に書いています。
VzとVgsの変化が出力電力に与える影響をエクセルで計算してみました。(ご参考まで)

あ、SG_power_supply_a.pdf は2ページありますので念のため。

訂正です。

>VzとVgsの変化が出力電力に与える影響をエクセルで計算してみました。(ご参考まで)

出力電圧に与える影響、の間違いです。

JF3IPR

いやー素晴らしい…としか出てきません。ツェナの高圧化なんてただ単に直列にすればそれでいいと思ってました(^^;; 早速すべて有り難く保管させていただきました。

 まぁ小生などはただ単に「おぉ、30以上コメントいただいた記事って初めてちゃう?」なんて喜び方でして、最近のコメント欄にコメント数を表示させたりするぐらいが関の山でして(^^;;;;

 …チャチャ入れ、スミマセンでした。どうぞお続け下さい。m(_ _)m

大前さん、完璧ですね。

>ダイナトロン対策ができています。ってご存知でしたか?

シロウトには、そこまで読むことができていません。望月さんはこの回路にブリーダを流して使ってらっしゃいますが、ブリーダを流さなくとも良いわけですね。

>オリジナルのパワーツェナはやや大きめの(電力)が付いてるんじゃないでしょうか

まったくその通りで、オリジナル回路は同じく望月さんの
http://www5a.biglobe.ne.jp/~jh2clv/tetrodelvps.htm
にあり、150V 5W x2 + 30V 5Wが採用されており、330Vを得ているようです。


EXCELのグラフも拝見しました。数%の電圧変動なので、全く問題ありませんね。

秋月電子で2SK2847が売り切れたようなので、鈴商で売っている2SK2225を注文しました。MAX 13Wの電力消費となるため、少し大きめの放熱板、あるいはシャーシへ直接取り付けることとします。

#書き込み時間があらら、深夜2時。技術者のサガでしょうか。休日ならともかく体を壊さないように。
 ワタシも、ハマってしまい、気が付けば夜明けって事、ありますけど。

杉山さん
 ぼちぼち終盤かと思います。管理者をそっちのけにしてしまって申し訳ありません。興味をもって見て頂けるとやりがいがあります。

西村さん
 はい、この回路にブリーダ抵抗は不要です。回路を安定させるために気持ち流しておくのはいいかもしれません。1mAとか。オリジナルの回路見ました。5W 150Vのツェナだと33mAまで逆流に耐えますね。今回の回路も33Vツェナを3Wにすると90mAまでいける計算になります。FETの電力も気にしておかないとダメですが。さらにFETを使って電力アップする事も可能(3-500Zのバイアスなんかに良く使う例の手です)ですが部品が増えて面白くないですね。

 この回路でやったけど、さっぱりダメだったってな事になっても恨みっこなしでお願いしますね。机上と実際は往々に違うのは良くあることなんで、特に気になるのは、電源の立ち上げ/立ち下げ時に思わぬ現象が起こることです。

 はい、サガです。あきませんねぇ。と言っても何時も寝るのは2時ごろなんでご心配なく。お気遣いありがとうございます。でも今日は早めに寝ます。

ではでは、、、

大前さん、そっちのけやなんてとんでもございません。ほら、例の内緒のプロジェクト、小生忘れたわけではありませんでして、いつかあれを発進させたときのために注目させていただいております(^^) それに、この場をそういう風に使っていただけるのは、開設者としても非常に嬉しいものであります。

設計いただいた回路、もちろん使わさせていただきます。ブリーダを使い、50mAの電流計を常時10mA振らせておき、メータの逆ブレ保護とダイナトロン特性を目で確かめられるようにしようと考えています。

まだ、シャーシをガリガリやっている状態で電源回路に手をつけるのは、まだまだ先ですが、また報告しますね。開発期限はありませんので、もしうまく行かなかっても改善のプロセスを楽しんでいきますので。まぁ、納得できる十分な設計ですし、大丈夫でしょう。

#鈴商からFETとツェナーが届きました。ツェナーは100本もあるので、いろいろ遊べそうです。

杉山さん
 例のアレ、私も忘れてません。おんなじ思いもあって今回の回路を考えてました。

西村さん
 もろもろ了解です。DRIさんのブログを拝見しました、シャーシガリガリ綺麗にできてますね。報告を楽しみにしています、でもノンビリどうぞ。

大前

おぉ〜覚えていらっしゃいましたか! 小生の場合ホンマいつになるやらですが、楽しみです。いろいろとハードルがごっつ高いんですがねぇ〜(^^;;

アレって何? Sg=500Vなるタマって多くないんですが。

本題のGS35Bに戻りますが、160専用だったら歪やら関係ないので、バイアスを深いところ(電圧の高いツェナー)に持っていけば、効率が良くなりますね。

いえ、ワテの場合もごっつ高いです。

アレって、これです。
何時ものフォルダに入れておきました。
訳あって刻印は消しています。深くは追求しないで下さい。
SGは300Vなんですけどね。

おお〜、な〜るほど。アレかぁ。

蒸留水はホントウに絶縁物なのか心配ですが・・。シリコンオイルとかミネラルオイルを使うというのも手なんかな。実例を見たことが無いので、確かにハードルは高そう。

これのオリジナル機器は、確か18本ぐらい並べて使ってたようですが、冷却はシリコンオイルを循環させ、さらにそのオイルを水冷していたみたいです。

いやー、夜勤に出てる間にまたまたコメントいただいてますねぇ〜 お二方ありがとうございます。

 西村さん、おっしゃる通り電信専用ですからバイアスを深めに設定すればよさそうですが、いろいろと試したいこともあり、簡単に変更できるようにしようと考えてます。ロータリスイッチでパチパチとできればいいんですが、そこまでしなくても簡単な配線替えで対応できるようにはするつもりです。そしてあれは大前さんにご紹介いただいたとおりです。

 大前さん、これ実はだいぶ前にブログのネタにしようと思って撮影もしてたんですが、刻印を公開してはいけなかったんですね。危ないあぶない(^^;; 何と表記しましょう? 某水冷管とでも…

 ちなみに先日別記事でコメントさせていただいた通り、小生は下記で推奨のとおりATF(オートマオイル)を使おうと思っています。

http://www.realhamradio.com/liquid-cooling.htm

杉山さん
 絶対公開不可というわけではないんですが、念のために。
4CW800もどき、とでも表記していただければよろしいかと。
 
 ここまで来たら、50コメント目指すかー

18パラとはこれまたスゴイですね。放送用じゃなさそう。熱交換を2回行う・・・なんだが原子炉ですな。アレは、1回目がナトリウムだったっけ。

えー、それやと大手を振って3本並べられませんやん…ピンの形をパクって4CW250とか、それが大人しすぎるならせめて4CW400とかにしときません? (^^;;;

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この記事について

このページは、ji3kdhが2008年3月 9日(日) 0:03に書いた記事です。

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