インターロックと電源on/offの部分を改善しました。(改善というよりバグフィクスの色合いが濃いのですが)
まずインターロックについて、天板などのリミットスイッチを想定していますが、万一通電中にスイッチが働いた場合、電源を全て切るのはもちろんです。ところが元のままだと、その時点でもしリミットスイッチに触れて復帰させてしまった場合また通電が始まるので、万一の場合危険です。そこで、インターロック成立には電源スイッチoffを必須条件としました。それが右上の図のILXまわりです。
もう一方の電源on/offですが、元のままではoff優先、つまりいったんoffにするとすぐonにしてもアフタークーリング完了まで通電開始しないという回路になってました。それでもいいのですが、もし間違えて電源スイッチを操作してしまった場合、また最初からというのは面倒ですし必要ない動作でもありますので、on優先に変更しました。
それら二点を反映したのが右上の図です。
電源制御部分の続きがこちら。おさらいですが、これらの図面内では下記のような制御をさせています。
・インターロック…フタが一箇所でも開いていると通電しない。また電源スイッチoffのときに全てのフタを閉めないと、通電できない。→通電中にフタを開けた場合は、いったん電源スイッチをoffにする必要がある。
・ステップスタートとウォームアップ待機…ヒータ投入に2秒のステップスタート、そこからウォームアップ完了まで3分待機、その後高圧投入に2秒のステップスタート(時間はいずれも暫定)。ウォームアップ中にESCボタンを2秒押し続ければ、強制的にウォームアップを完了させることができる→各種確認や間違って電源offしすぐonし直したときなどのための隠しコマンド。
・アフタークーリング…電源off後ファンのみ3分間継続運転(時間は暫定)。
この図（シーケンス図でもないよね）の見方が全くわかりません。私の製作中アンプは、インターロックすら考えていませんので“高圧キケン”のシールぐらいは貼っておこうと・・・。
あと、送受切り替えリレーとリグのＰＴＴとのタイミングも考慮されるんでしょうか？
この手の話題はほとんど独り言モードでしたので、詳しい説明は割愛させていただいておりました。一部簡略化していますが、一応シーケンス図(展開接続図)と呼べるものになっています。ちらっと検索してみた限りでは、分かりやすい解説が見あたりませんでしたので、超入門編を別記事にでもしてみようと思っています。
高圧危険のステッカーですが、デザインのいいものがありましたらぜひ一声お願いいたします。
送受切り替えタイミングについても、エレキーの出力をリニア側で受けて、タイミングを合わせた後のキーイング出力をリグに出力するように考えてます( http://www.2333.net/~ji3kdh/weblog/archives/2008/06/_3.html )。果たしてうまくいきますかどうか…ノイズや回り込みの点がどうなのか、興味あるところです。
ウィキペディアの説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%B9%E5%9B%B3
だと、上から下に流れる形になっているので、違うのかなと思ったのですが、展開接続図というのですね。
切り替えタイミングは、ｚｅｎとやらを使うんでしょうか。実は私も気にしています。重箱本掲示板に
「この掲示板をご覧のみなさんの中には、まさか、エキサイターの送受信切り換え端子を使って・・」と書かれてありギクッです。
ご提示いただいたリンク先は、もう少し大きな概念…フローチャートみたいなもののようですね。ただ電気分野での図面も、同様に「左上から右下へ」流れて行くのが基本です。
むしろ「展開接続図」で検索する方が良かったですね。こちら( http://www.sendai-ct.ac.jp/~ckuma/tech-doc/seq/sequence.pdf )の前半に少し解説がありますが、分かりやすいかどうかは…
本来このようなことは、PICなどのマイコンでチャチャッとできれば小さく組めていいんですが、全くその方面のテクがないので仕方ありません。さすがに全部をリレーで組むよりは相当小さくなるものの、まだまだ馬鹿でかくてRFユニットに同梱できないのが今回の減点ポイントなんです。電源ユニットとの間を20芯以上のケーブルで接続する必要がありまして(^^;;
送受切り替えタイミングですが、悩ましいところですね。雑誌に発表された外付け回路が結構人気だったりするそうです。