ボランティア

 やなんて自分には生涯無縁と思ってたんですが…

 自分はそんな柄ではないし、そもそもそんな精神的余裕もないし…そういうものは、やりたい人がやればいいや、くらいに思ってたんですが。

 今年一月のある日、いつも利用させていただいているある(無線関係の)サイトにアクセスしたら

ボランティアスタッフ募集。ドイツ語・日本語・ロシア語・中国語いずれかができる人を特に求む

と出てきまして。公開されているスタッフを拝見してみると、10人ほどいらっしゃるうちのほとんどがアメリカ人(というかWのコール)で、日本人は僅かにお一人のみ。これは予想されたこととはいえ、昨今の局数比率とまったく比例していません。

 考えてみたら、この世界に入ってもうすぐ30年。中休みの方が多いとはいえ、ずっと遊ばせていただいているばかりです。趣味なのでそれでもいいんでしょうけど、ここらで一つ僅かでも何か自分にできることをやってこの世界にお返ししていく、それも悪くないのではないかとふと思いまして、少し考えた末に応募ボタンをクリックしてしまいました。

 その時の「オーディション」に受かったのは合計5人だったんですが、あとで知るところによると他の4人(Wが2人あとはOKとDLが各1人)は「セールスポイント」にやれDXCCはなんぼやとかLoTWもばりばりやってるとか、素晴らしいことを列記していらっしゃるのに、ワタクシなんてシンプルそのもの。「ネィティブの日本人である。そして貴サイトをもり立てていこうという意志がある」としか書きませんでしたから。謙虚な日本人の面目躍如というところでしょうか。

 ともあれ、それ以来できるタイミングでできることをボチボチやらせていただいておりますが、難しくもあり、またなかなか面白くもあります。惜しむらくは自分の語学力のなさ、ですね。少しは上達するかとのスケベ根性もあったんですが、ちょっとやそっとでは全くあきません。画面上だからまだ何とかなるものの、面と向かっての会話となると相も変わらず全くダメでしょう。まぁそれでも、たとえばコンテスト委員などの仕事のような期限が決められていないので、自分のペースでできていいです。また先輩日本人スタッフさんがまた英語バリバリ(あちらでのご勤務もあったそうです)でいらっしゃるので、ことあるごとに助けていただいてます。いや、そんなことではイカンのですがね…あとからではありますが、これまでのいきさつなどをお聞きすることもできたので、大変スムースに仲間に入れていただくことができました…それでも、まだ少しゴマメ感がありますが。

 というわけで、どこかでワタクシのコールサインを見かけたら、どうぞ遠慮なく日本語でお寄せ下さい。そのサイト上の日本語化も半分近くをさせていただきましたので、おかしいところなどあるかも知れませんし。

 え、どこかを明かしてないとどうしようもない? まぁそれはお楽しみと言うことで。

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このページは、ji3kdhが2009年11月30日(月) 21:43に書いた記事です。

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