TS-690の改修

 今ごろですが、こちらで教えていただいたこちらの対策を実施しました。


 元々特に症状は感じませんでしたし、現物もぱっと見大丈夫なように見えましたが、


 吸い取り器をあてがったとたん、例のニオイが。


 基板面もきれいに掃除して、先日こちらで購入してきたものに無事交換完了。


 ついでに予備機(部品取り用ジャンク)の方を見てみたら


 こちらはロットが若いからか結構派手に進行していました。


 同じく基板面を掃除したあと新しいものを取り付けて、無事完了。


 各々一個だけ、しかも単なる両面基板ですから大したことないものの、面倒なことですねぇ…ケミコン。

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コンニチハ.

 TS−690Sのコンデンサ交換って? だったのですが,色々ネットに載ってまして,早速,自宅の690もチェックしてみます.
 ところで,杉山さん,混変調対策の成果はいかがなのでしょう?

 それと,チョット...690だけど,画像は450です...姉妹機ですから良いですけど.Hi

訂正:
 オオッと,中身は690で,フロントパネルだけが450なのか.450は6mはないですからね.

ツッコんでいただいて助かりました(^^; 実は誤ってフロントパネル側からアスファルト面に落下させてしまい、結構可哀想なことになったので、外観がきれいな450の部品取り機からフロントパネルだけを移植した、ということなんです。

 定番の混変調対策ですが、残念ながら前後で定量的な比較をしていないので何とも申し上げられません。

http://www.2333.net/~ji3kdh/weblog/archives/2005/10/post_173.html

この時の感触では一応の効果があったような記憶があるのですが。もしよろしければ、ぜひとも追試をお願いいたします。

もっと古い無線機に付いている電解コンデンサは、なんとも無いんですがねぇ。

これが、以前JK1NMJ斉藤さん・JF3IPR大前さんに教えていただいた「四級塩」問題なのかも知れませんね。安いものには理由がある、といえばそれまでなんですが、困ったもんです。

杉山さん,

 私はそこまでする度胸がありません.Hi>混変調対策
 さて,所有の690も久々に蓋開けてチェック.
 オオ〜,ブルータスお前もか...でしたわ.Hi

典型的な「四級塩」問題ですねえ。
KENWOODだとTS-850、690、450あたりが該当します。
私の850も10個ぐらい交換しました。
もう製造から20年近く経過してますので、いま漏れてなければ、この先も大丈夫でしょう。
ちなみに「四級」は高級(高性能)な電解液でして、それまでは「三級」が主流だったようです。
「四級」の電解コンでも封じがしっかりしていれば問題ありません。用は漏れやすい電解液だったようです。

澄川さん:対策自体は簡単なものですから、お試しになるのも悪くないのではと思います。もしアレでしたら、メイン機が戻ってきてからこちらで施術させていただきますよ(^^) 今なら吸い取り器もあるので楽勝…なはずです。いや、2SK125の在庫あったかな…? それと、やっぱしですか! もう、この機種では必ずという事象なのかも知れませんね。交換も同じくそんなに難しい作業ではありませんので、澄川さんならワケもないことと思います。基板が蝕まれないうちにどうぞ(^^;

 斉藤さん:再びありがとうございます。ホント、690では一個だけなのが助かりです。850の記事は拝読しておりましたが、例のチップの件も含めて大変な無線機だなという印象です(^^; そうなんですか、三級より四級の方が上級という意味なんですね。従事者免許や習字・そろばんとは逆の読みなので意外でした。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2011年11月 2日(水) 21:25に書いた記事です。

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