昭和16年夏の敗戦


 今さらといわれそうですが、前から読みたかったものを読み始めてます。いや、もう読み終えてしまう勢いですが。


 これを読んで改めて、自分の歴史嫌いの原因が分かりました。『鳴くよウグイス平安京』なんて暗記ワザは全くどうでもいいことなんです。アウストラロピテクス? そんなものは興味を持った人がやればいいでしょう。それよりも、この本の内容のような史実をもっとしっかり伝えていくことこそが、本当の歴史教育ではないでしょうか。過去の反省を活かす絶好の材料にもかかわらず…現実は70年経った今でもなお同じような失敗が繰り返されています。

 このような貴重なものが僅か数百円で読めるとは、なんと素晴らしいことでしょうか。

コメント(4)

もしまだでしたら、半藤一利さんの本も読んでみてください。

早速ご紹介ありがとうございます。上述の通り日本史・世界史ともいわゆる『歴史のお勉強』は大嫌いでしたので、もちろん未だ読ませていただいておりません。機会をみて読んでみます。

わたしは、元々歴史大好きです。といっても年号は645年、710年、1192年、1333年、1600年と1868年くらいしか頭に入ってません。他は時代の流れと横のつながりでほぼ誤差の範囲内で年代はわかります。
科学と一緒で、歴史も必ず原因と結果があるので流れで考えるほうが圧倒的に楽ですね。
大学入試を見てると、歴史嫌いも科学嫌いもあのテストがつくっているような気がします。

今は、江戸の古地図を見ながら歴史小説読んでます。といっても池波正太郎ですが・・・

おぉ、そうなんですか! 何しろ記憶系がすべてダメなんであきません(^^; その場しのぎで(粘って考えれば)解答が得られる科目ばかり好んでやっておりました(^^;

 そうですね、そしてついでの脱線ですが受験英語もガンだと常々思ってます。話を戻して歴史についてですが、その「原因と結果」が果たして現代にどれだけ活かされているかというと、大いに疑問が残ってしまうところですね…そのような「流れ」をもっと強調して取り組むように仕向けていくべきなんでしょう。(元々嫌いなので自分にそういう観点がなかった、というだけかも)

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この記事について

このページは、ji3kdhが2012年8月18日(土) 21:18に書いた記事です。

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