TS-690 1の4

 移動する局(自宅含む)の設備でPC連動をさせようとすると、この機械しかありません。そこで今さらですが、このようなものを作ってみました。

 それこそ今さらでして、本来ならUSBにするのが当たり前なんでしょうけど、K3(移動しない局)では純正のUSB-232変換器を常用してるので、もしそれが使えればCOM番号が変わらず都合がいいんでは? それに232なら製作も簡単なので、というのもありまして、232でやってみました。(こちらを参考にさせていただきました)


 目論見は見事的中、同じCOM番号(ここでは8)で無事認識されました。

 しかし古い機械だからでしょうか、たとえばPC側から周波数を移動させた時などにいちいちビープが鳴ったりして、あまり洗練されているとは言えませんね。でもまぁ連動しないよりは相当便利なので、ありがたく利用させていただきます。


 余談1) N1MMの設定ですが、親切ですね〜 「Kenwoodなら恐らくこの設定だろう」と画面に出てきまして、これはありがたい。というのも、どこかで4800bpsというのを見かけたような気がするものの、取説も含めて確たる情報を見つけられませんでしたので。

 余談2) リンク先では232側のコネクタ内に部品を仕込んでいらっしゃいますが、今回はDINコネクタ側に仕込んでみました。それと中に仕込んだ部品(ツェナと抵抗)は、いずれも手持ちの中から適当に拾いだしたものを流用しました。要するにレベル合わせさえできればよいので、ツェナは実測4.1Vのものを、抵抗も390Ωだったか(560Ωかも…忘れたHi)のものにしました。こんないい加減なものでも動くのですから、232を選択して正解でしたね。まぁ実戦でどうなるか分かりませんが。

コメント(4)

私も同じくTS-850をシリアルでつないでます
ビープについては何の疑問も持たず,そういうもんだろうと思ってましたHi

この時代のはやはりオプションというか、あくまでも付属機能という位置づけなんでしょうね。実際にはヘッドフォンをしてますから何の問題もないんですが、PCを接続することがほぼ前提となっているらしきK3と比べると、少し差を感じてしまいます。それでも、CAT表示がうるさく点滅するという噂の八重洲機などよりは、ずっとずっとマシですが。

 それにしても、一度PC連動の便利さを味わってしまうとダメですねHi

ご無沙汰でした.

 そうです,一度使い始めると元には戻れません.Hi
 ちなみに,参考にされたリンク先のFT−1000MP用USBタイプは,ピン番号を合わせるとケンウッドで使えました.実証済みです.Hi

 PC連動は,今の無線機だと出来て当然の世界になってしまいましたね.

TNX INFO. そう、K3の(USB-232変換器)を流用できれば、ドライバを新たに入れなくて済むというメリットもありました。

 いつかは触ってみたいですねぇ、990…(^^;;

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この記事について

このページは、ji3kdhが2013年7月26日(金) 21:00に書いた記事です。

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