フィールドデー

 を少し冷やかしました。


 それにしても国内コンテストしかもJARLメジャーなんて何年ぶりでしょうか。もうやることないやろな、とすら思ってたんですが。冷やかしたというのは時間的に夜明けまで限定だったからで、今まで個人で壁紙をもらったことのなかったこのコンテスト、どうせやるならとちょっとだけ気合いを入れてみました(単にポールをフルアップしただけですがHi)

 場所は以前にも行ったことがあるこちら付近。身内にも事前にどこへ行くとは言ってなかったんですが、前と同じ場所なのでサプライズにはならなかったでしょうね。


 ところで、残念ながら前回車を乗り入れさせていただいた場所にはロープが張られていました。特に施錠もなく、立ち入り禁止とか乗り入れ禁止とかの表示もありませんでしたが、不法侵入罪に問われるのは嫌なので顰蹙を承知で手前の路上に店開きさせていただいたというわけです。


 すぐ近くに木があったり高圧線があったりするのでさほど期待できませんが、それでも数百m向こうは海岸線、しかも急に駆け上がった丘の上なので、そこそこ遊べるのではと思いながらコンテスト前にバンドを聞いていますと、向こうの方から鮮やかにOA4TTが聞こえてくるではないですか! 聞き始めは559というところ、何局かが呼んでQSOしてますがどうもちぐはぐ。あれ、これもしかして聞こえてないの? しめしめと思いながら呼ぶのですが、何しろ50Wでは皆目かすりもせず、JA側の邪魔にしかなってない様子。それでも諦めず、隙を見て呼ぶこと約30分、ちょうどリアル599まで上がってきたのとさすがに呆れて(?)他に呼ぶ方がいなくなったのとで、無事コールバックがありました! 真面目に出たことない80mですが、多分南米は初めてだと思います。のっけから今回のハイライト(^^)


 コンテスト的には、正直なところ全く分かりません。どうせ分からないならひたすらCQ出して呼んでもらうのみ! 画像は2時間が経過した時点のものですが、いいのか悪いのか分かりません。マルチが芳しくないのは分かりますがHi


 何の根拠もなく目標を「午前6時に終了で300QSO」としてたんですが、その時点で僅かに及ばず。


 その後ちょろっと呼びに回って、最終的にこうなりました。そこそこマイナーな部門を選んだつもりですが、まだまだバンドが盛んな時間帯に終了し、しかも滋賀県すら落としてる状態では壁紙なんてとてもとても、でしょうね(^^;

N1MM
 久しぶりの国内コンテストとはいえ、今さらzLogもなかろぅて、日頃使わせていただいてるN1MMでも充分可能ということでしたので、これで行きましたが大正解。実のところ忙しいコンテストで使うのは初めてで戸惑うこともしばしばでしたが、やっぱりこれなしではもうあきませんね。
・ファンクションキーの配置を変更…本来リターンだけで次々と進められるようにできるはずなんですが、未だにそういう設定にしてません。いや、単によく調べてないだけなんですけどね(^^; でも今回の配置はなかなか自分に合ってます。F1でCQ、呼んでもらったらコールを入力してF2 F3 Space、ナンバーをもらったらF4 Enter、の繰り返しで済みます。左から順番というのがミソですね。それにしても、開始数時間後には朦朧としてきて、今どれを送信してて次どれを押さないかんのかとっさに判別できない状態になりましたが(^^; それでも何とか乗り切れたというのも実績になりました。
・気の利いたことを打ちにくい…たとえばGEなどを打ってからファンクションキーを押した場合、だんまりになる場合が結構ありました。ロースペックのPC(Pen3/1GHzにWinXP-Pro)だからというのもあるのでしょう。手打ちしたあとファンクションキーの前にEsc押下で解決することをずいぶん後に発見しましたが、間延びしたことがあったのはそういうわけでしたのでお察しいただければ(^^;
・ログ作成…なんと!! JARL主催のコンテストってCabrilloではダメなんですね。え、AAはいけるの? それができるんやったら他のも受け入れて欲しいなぁ。でもダメなものは仕方ありません。方策を調べてみましたが、一番簡単なのは
1) zListでCabrilloを読み込み、全データを選択して『選択範囲変更』-『交信時間 9時0分ずらす』でUTC→JST変換したあとzLog形式で保存
2) JARLのサマリー作成ページで提出ログを作成して送信
ですね。これでもし書類不備ならそれもまた人生、仕方ありません。ていうかサマリー作成ってこんなに面倒だったんですね。マルチの数なんていちいちこっちが入力せんでも、ログ見たら分かるやん! てことで、意見欄に厚かましくも「Cabrilloでいけるようにして下さい」と入力しておきました。


TS-690
 先日からの手入れなど諸々は、実は今回のためのものでした。よくよく思い返してみたら、所有してもう十数年になりますが、今までは予備機だとか受信専用機だったりとかで、真面目にしごいたのは意外にも今回が初めて。
・送信部が心配…ずっとCQ出してると、ゴーというファンの重い音が響き出します。もう少し静かなファンに交換した方がいいのかな。まじまじとは見てませんが、不要輻射防止もあってか放熱があんまり良くない構造にも見えるので、その点では音よりも風量を優先した方がいいかも? でもパワーダウンなどは終始ありませんでした(50Wだとまだ余裕がある、ということかも知れませんが)。
・RITが少し不便…機械的なVRなので仕方ありませんが、やっぱりワンタッチでクリアできる方が便利ですよねぇ。
・受信周波数のズレ?…これは我が家の個体だけでしょうけど、開始直後かなり上で呼ばれてて全然気づきませんでした。結局最初から最後まで100Hz上をRITで聞く始末。要調整ですが、普段使ってないのがこういうところでも影響してきました。
・でも…国内コンテストの80CWでは、全く問題なく使えました。FDだからかも知れませんが。


 こちらは全く進歩のない(散らかったまんまの)車内の様子。

 ともあれQSOいただいた皆さん、ありがとうございました。なお今回分のQSLについては、すべてeQSLの発行のみとさせていただきます。新たな転送料など払うつもりは毛頭ありませんので…スミマセン。

コメント(8)

うひょ〜、えらいとこから出てはったんですね。
見えてる海は日本海でしたか!

えらい素早いコメントTNX! そうなんですよ、これ太平洋やったらもっと面白かったかもですが。朝方EUらしきが聞こえてきましたが、向こうもコンテストのようで無視して続行しました。

 それにしても…あっちは涼しかったですよ〜 虫たちが入ってくるのが嫌でピッタリ窓を閉めたままでしたが、エアコンは全く必要ありませんでした。

QSOありがとうございました。
FDの80mで300Qなんてと思いましたが、流石です。
私の方は、昨年と比較するとハイバンドが良かった分(それより余計に寝たせい?)80m分は局数・マルチともダウンです。

最初の写真の右奥にある二つの白い建造物は、もしかして公衆トイレ?
風車よりそっちへ目が行きました。もし、そうなら えらいところにあるんですなぁ。
観光地というわけでは ないやろし、風車見学者用ですか。
水道、トイレ完備、アンテナ張り放題?見学者ゼロ。ええとこですやん。

某氏の援助交信のためにC80に降りてきたら・・・
自分の耳を疑い、何度も聴きなおしましたぞ^^

上田さん:お疲れさまでした&こちらこそありがとうございました。300QSOに根拠はないと申しましたが、前回同じ場所から出た全市全郡では夜明け前に300いったところでヤンペした記憶がありましたので、今回もと設定しました。ただやっぱりマルチが全くイケてませんね。でもマルチバンドなんて自分には到底無理ですわ(^^;;

 山崎さん:そうなんですよ!! この右側の白い建物(一つです)は恐らく市が管理されているであろう公衆トイレ、しかも水洗でトイレットペーパーまで常備されているものなんです。真夜中にこれ目当てでこられる車が何台かありましたが、納得。ただ照明がない(あるけど切られてる)ので夜中は不気味ですが、しかしありがたく利用させていただいたのはいうまでもありません。風車見学というより、その横の広い草原やテニスコートの利用者向けだと思います。

 見学者は少なかったですね。パトカーも一台通りがかりましたが幸い何も言われませんでした。アンテナ張り放題かどうかは別として、ここで真面目にローバンドしたらホンマに面白そう。横に空き家と思しき建造物がありましたが、電気も水道も来てるんで別宅シャックとして狙ってみるのも悪くない? もう少し近かったら、ですがHi

 西村さん:えへへ、サプライズをお届けできて嬉しく思います(^^) でも「/0」は長いですわ。次はいちばん短い /5 かな? (ないない)

ご無沙汰です、QSOするのは何年ぶり?

FDはJA4ZCW/4で参加するつもりでしたが、日曜日に名古屋行く用事が出来て土曜夜に1時間ほどでました。

最初にKDHさんを発見、バターナットは全然飛ばないのですが一発で取ってくれて\(◎o◎)/!さすがに耳が良いですね。

お久しぶりです。10年? もしかしたらそれ以上かも知れませんね。コールありがとうございました。(気の利いたことを打てずにごめんなさい…コンテスタですからいいですよね?!)

 今回は場所が良かったのでしょう、お陰さまで聞き取れずに苦労するようなシーンはほぼ皆無でした。もちろん「呼んでるのにかすりもしなかった」という方もあるかもですが(^^; P(5W以下)の方も多かったんですが、中にはホンマに?ってくらい強い信号もあって、アンテナの違いでしょうか、面白いなと感じながらでした。

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この記事について

このページは、ji3kdh/0が2013年8月 5日(月) 22:00に書いた記事です。

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