Banzai


 ボート上で少し休憩したあと、2本目は標題のポイントへ向かうことになりました。

 写真はその2本目が終わって港へ帰る途中からの風景、マニャガハ島です。

 といいますのも、1本目の写真をボートで見てたら、特定のボタンが効かない。あれ、こんなこと初めてやな…と思ってよく見てみたら、ハウジング(防水ケース)のフタが開いてるではないですか! 幸い水没はしてないので、ボートに上がってから開いたようなのですが、怪しいのでその2本目にはカメラを持たずに入りました。(ですので写真なし)

 ここは名前でご想像いただく通りの場所。島の北端でいつも流れがきつく、潜れるのは年のうち僅かなタイミングだけとのこと。今回も行って潮の状況を見て判断とのことだったんですが、到着したときはそんなに流れていなかったのでGo!

 結構多くのゲストがいたことも相まって、ロープ潜降では前の方から来る泡だらけで周りがあんまり見えません。でもやっぱり青いです。アンカー横ではまだそれほど流れてなかったので、ガイドさんについてボチボチと。でも場所によっては流れてて、たとえば水中も断崖絶壁になってるんですが、その壁伝いでは結構強かったです。それで『こっちは穏やかだから来てみろ』と言われて壁を離れたらあら不思議、面白いくらいに流れがないとか。都会のビル風などと似たような状況かな。

 壁から離れた足元は底までしっかり見えてたんですが水深50m以上あるんだそうで、しばらく水中遊泳を楽しませていただいた…んですが、そうこうするうちにまたまた流れてきまして、いよいよ何かにつかまってないと飛ばされてしまうような状況になってきました。何しろ排気が45度方向とかに上がっていきますので…

 結局それからは流れが収まることもなく、ロープにつかまったあとは見事な鯉のぼり状態。exitはどこのショップ関係なくガイドさんたちの連係プレーで、事故なく完了できたのは何よりでした。あとから聞いたところでは、元々ある程度の経験者のみで構成してたのでとのことで納得。さすがにあの状況で初心者なら何人かは流されてたでしょうね…ガイドさんが頑張ってフィンキックしても全然進まないところを見て、笑いすぎてマスクから水が入って仕方ないくらいでしたので。

 普通そんなに流れていれば、結構な大物が現れてくれてもおかしくないんですが…残念ながら合計30分、ただ流れてただけのダイビングでした。それと、つい最近張り替えたばかりというアンカーロープで助かりました。古いロープにあれだけの人数がぶら下がって…切れたらどうするんでしょうね(^^; まぁ岸が近いんで落ち着いてれば何てことないんでしょうけど。

 ドタバタするダイビングはあんまり好きではないんですが、たまにはこういうのもアリかな。こんなに流れてたのはいつ以来か、ちょっと記憶にないくらいでした。

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このページは、ji3kdhが2014年9月 1日(月) 20:20に書いた記事です。

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