ホント今さらなんですが、ここ数年使っている送信アンテナがどんな感じか、MMANAで見てみました。
というのも、状況を知るある方から『傘の部分が長すぎて損してる』などとコメントいただいてたからなんです。僕的には運用・設営・撤収すべてで手間がかからない妥協点でしたが、どれほどのロスがある『損してる』のかは気になるところでした。
それで結論から言いますと、傘の部分をたとえばこれの半分にしても、ほとんど何の変化もないらしいということが分かってヤレヤレ。それ以外には
1) 片方だけにして逆Lタイプにすると、水平偏波成分がかなり出るようになる
2) 傘の両端の高さをそろえると、水平偏波成分はほとんど出なくなる
3) 斜めの垂直エレメントの横に、電気的に接続されていない支持ポールがあってもほとんど影響はない
ということが分かりました。どちらにしても僕的には、今の形がほぼベストというのが現時点での感触です。いやー、しかしホント今さらですけど、こういうのをフリーで使わせていただけるというのはありがたいですね! これをベースに、もう少し色々と作戦を練ってみたいと思います。
なお、ここではマッチング(SWRがどうのこうの)は全く考慮しておりません。
こんばんは、
なかなか面白そうな検討ですね。
ボクも以前よく似たことをした事があります、ソフトはEZNECを使いました。
水を差すようで申し訳ないんですが、その時の僕の結論は、160mや80mのアンテナを移動でせいぜい12mぐらいに上げる場合、どんな張り方をしても大して変わらないでした。
なので形状をあれこれイジルよりマッチングを追い込む方が大事という結論でした。マッチングを追い込みやすくするために素のインピーダンスのリアルパート(R)ができるだけ大きく(50Ωに近く)なるように形状を変えるという工夫は必要かなと考えています。
南米との交信実績があるアンテナなんで問題ないんじゃ!
そうなんですよね。作戦を練ると申しましても、それはシミュレータ上の話ですから細かいところをいじくるというのではなく、あくまでも傾向をつかむというのが目的なんです。その意味では、高さがそれほどでない割にはそこそこの打ち上げ角らしいということが、大きな収穫でした。あとお話に出ました南米対策としては、昔から水平偏波の方が良いのではないかという先人の経験値があるそうですので、そこらをどうしようかなというところですね。
あとはこれも仰せの通り、手抜きしているマッチング部をもう少しまともなものにせねばなりませんが、これはPC上でいろいろやってても仕方ないので別枠で思案中です(と言いながらはや○年ですが…)。