一枚目の写真では分かりづらいかもですが、とにかくホコリや汚れがひどいので、まずはばらして掃除。
外装品が乾くのを待つ間に、時計部分に取りかかります。
予想通りCOPALでした…が、残念ながらやっぱりモータ部分の分解ができないタイプ。仕方がないので、いつも通りすき間からの注油で対応。
これで時計は問題なく動くようになったんですが、鳴るという話だったラジオが鳴りません。いや、よく耳を澄ましてみたら、かすかな音で放送が聞こえます。んん、どこかのカップリングコンデンサが抜けてる? と思ってテスタで見てみるんですが、問題なさそう。
かすかながらちゃんとした音になってるということは、最後の増幅がうまく行ってない? ってことで外してみたんですが、テスタでちらっと見る限りトランジスタとしての動きはしてるみたい…増幅度が落ちるってあるんかなと思いながら、簡単に調べる手段がないのと面倒なのとで、手持ち(1000個ぐらいある?Hi)の2SC1815に交換してみたら…うるさいくらい大きな音で鳴るようになりました。
横で寝てるのが外した石。
その外した石は写真を撮ったあと捨ててしまいましたが、今後こんな時のためにと、後日写真のようなものを入手してしまいました。参考程度のものと分かっているのですが、それにしても便利ですねぇ
あとは各部の磨き上げです。
ここのアルミ部分、文字が消えそうになるのであんまりきれいにできなかったのが少し残念ですが
たとえばこの部分、かなり頑張った甲斐あって結構きれいになったと思います(自己満足)。
…相変わらず撮影が下手ですねぇ(^^;
下手な撮影ついでに余談。このモデルの照明は、ネオンランプではなくムギ球が使われてます。珍しいですねぇ…ラジオ用に用意されたDCを利用してるんですが、つまり常時DCまで生きてるということで、今の時代ではちょっと考えにくいかも?
コメントする