TV-506 2の3


 ちらの続きです。


 いやー、全く西村さんにコメントいただきましたとおりでして、パワーが思うように出なかったのはアンプ部分が悪いのではなく、その後ろの検出部分で制限をかけ過ぎてたからだったんです。写真のVRをちょっと触るとバーンと出るようになりました。あーぁ


 フリーにしたら12〜13Wほど出ましたが、放熱板が筐体内にあってしかもそれほど大きくない一枚のアルミ板なので、欲張らずに定格通り(8W)としておきました。また、本機は珍しく52MHz帯用の水晶も入ってますので、50.280と52.280それぞれで8W出力するよう調整しておきました。

 考えてみれば最初、各トリマを回しても終段へ行くほどドローンとした感じでピークが全然出ないなと思ってたんですが、その時に気づかなくてはいけませんよね。まぁ石が劣化してたんではなかったのは良かったですが。


 長きにわたって楽しませていただいた今回のセット、お陰さまで何とか年内に無事完了と相成りました。これからまた保管している間に新たな症状が出るかも知れませんが、その時はまたその時で。


 次があるとしたら、520の終段まわり…ソリッド抵抗あたりかな?

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このページは、ji3kdhが2015年12月23日(水) 19:25に書いた記事です。

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