滋賀県脱出作戦


 明に出発したときは、たくさん降ってるもののそう大したことにはならんだろう、と勝手に思ってたんですが、実はその時すでに名神の豊中から京都東まで通行止めになってました。本日の目的地は北陸道木之本手前の某現場なんですが、幸いそちらも木之本から先が通行止めという状態でしたので、第二京阪経由で何の障害もなく3時間ほどで無事到着。

 覚悟してたことですが、現場ではやっぱりずぶ濡れになりました。写真はすぐ近くにいらしたお客さん。じっとしてらっしゃいましたけど、それでも携帯を向けると向こう側へ隠れようとしてしまいます(^^)


 さっさと仕事を済ませて現場を引き上げたのがちょうど14時。その時点で『名神も京滋バイパスも通行止めらしいで』との情報をいただき、小雨になるのを期待しつつボチボチ帰るしかないかと腹をくくる。

 その名神通行止め、なんと栗東から豊中まで! こんなに長い区間、参りますねぇ〜 強制的に下ろされる出口(栗東)では渋滞になってるんですが、まあそれは想定の範囲内。大したことないやろと相変わらず勝手に思いつつそこに着いたのは、15時ごろ(写真)。ところがここからがいけません! その渋滞最後尾から一般道に出るまでの約4kmをほぼ1.5時間、それからさらに一つ目の信号に出るまで1時間…大津・京都方面は皆目動く気配がありません。これどうすんねん。こんな調子でさらに京滋バイパスがダメとなると、延々この調子で下道か…あかんでこれ!


 暇なあいだにtwitterなどで情報収集してますと、『山越えルートはどこも通行止めで、滋賀県から脱出できる気がしない』という声が複数。ちなみに情報という点では今回、かなり錯綜してました。電光掲示板では栗東-豊中、路側放送(1620kHz)では新名神、カーナビ(路側VICS)では竜王-豊中とばらばら。しかも、どれも京滋バイパスには触れず。結局電光掲示板がいちばんマシだったんですが、どうしてこうなるんでしょうねぇ。あと左の図は今(23時)現在のものですが、今でもまだ通行止めのまま!! なのはともかく、これをガラケーで見れなかったのもちょっと痛かったです。

 ともあれ、このままほとんど動かない列についていても光は見えません。反対向きはガラガラなので、京都向けがダメなら三重向けだ! とばかり、名阪国道に向かうことにしました。これは一種の賭でしたが、ダメなら仕方ありません。明日の現場はお昼前で良いとのことでしたから、いよいよ我慢できなくなったらどこかで寝ればいいことですし。流れてないより流れてる方を選び、いざ!

 で、幸いにもこれが正解でした。甲賀市のあたりはいつも通りゆっくり気味でしたが、想定の範囲内で問題なし。その後は渋滞や通行止めも全くないまま名阪国道上柘植インターにたどり着き、以降ほぼ通常通りのペースで無事帰宅できました。都合7時間…しかしあのまま並んでたら、果たしていつになってたかな。今でも通行止めのままですから、はるか手前のどこかでギブアップして寝てしまってたことでしょう(^^;


 それにしても今回の雨、観測史上最大とのことなんですが…我が家の周辺では避難指示が出た去年のに比べればまだまだ余裕の状態でして、先日の地震同様同じ大阪でも地域差が大きかったようですね。いや、明日もまた降るらしいですが(^^;

 なお順序が逆になりましたが、今回の雨による被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

コメント(5)

ごぶさたです。
その前の地震といい、今回の豪雨といい、ほんと何も気にしていないときにやってくるそんな気がしています。地震のときは午前中は谷四で午後から京都の常勤場所へと思っていましたが、いくら待っても交通機関が回復せず、結局は谷四から徒歩で大阪駅、大阪駅から徒歩で帰宅しました。
豪雨のほうは、これまた帰宅難民になりまして常勤場所から3時間弱かけでずぶぬれで帰宅となりました。
阪神淡路大震災より、そこそこの心構えはあるものの、日ごろから何らかのリスク低減の方法を考えておく必要があると再度考えさされた日々でした。

おはようございます。災いは忘れた頃にやってくる…今日はようやく一段落の模様ですが、地域によってはまだまだ全く油断できない状況ではないかと思います。

 谷四から徒歩はまだ分かりますが、あの大雨の中お勤め先から徒歩でご帰宅とは!! ホントお疲れさまでした。やっぱりややこしいときは自宅待機or自宅勤務が無難なんでしょうね。あと日ごろからどれくらい備えているか。我が家はせいぜい集合場所を決めてるぐらいでして、先日常備してるカンパンを調べてみたら…賞味期限、10年ほど前と記載されてました(^^;

こんにちは。
滋賀方面からの電車は朝から全滅しており出社できない社員が続出してましたが、道路も壊滅でしたか。。。
名阪経由で無事到着されたとのことお疲れ様でした。
情報は重要ですからそろそろガラケーから脱却も(余計なお世話てなすね)。
こちらでも南海も本線、高野線とも動かずで、河内長野まで車で送ってもらって近鉄での出社でした。
帰りは、皆様の苦労を知らず飲んでましたが。。。。

おっと、書き方が悪かったです。
常勤場所からの雨の中の帰宅は、電車に乗り継ぎまくっての結果です。ただ全然座れる気配がありませんでしたが

今日は時々ながらも晴れてくれたので、少しだけですが乾燥作業を済ませました。

 上田さん : 僕は記事の通り現場を1400に出たんですが、一足早く1000過ぎに出た方の話では、何の問題もなくいつも通り大阪に帰れたとのことでしたから、道路状況は朝のうちはまだマシだったかも知れません。それでも河川は決壊寸前だったようですが…それと情報端末、お恥ずかしながら全くおっしゃるとおりでして、いい加減何とかした方が良さそうと実感しました。
 長らく河内長野市民をさせていただいてましたので多少は存じておりますが、あの路線で大阪市内へ出るのは結構面倒なことだったと思います(^^; あと、無理に帰宅なさるより飲んだくれていらっしゃった方が得策というのも、大いにありでしょうね! ともあれ、お疲れさまでした。

 北村さん : さすがにそうでしょうね(^^; あそこから全部徒歩で三時間弱なわけないのになとは思っておりました…しかし、それにしたって大変だったことと思います。今後は避難場所(例えば最上階のお部屋とか)を確保なさるのも一案かも知れませんね。ともあれ、お疲れさまでした!

コメントする

この記事について

このページは、ji3kdhが2018年7月 6日(金) 23:05に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「CQWW ルール一部変更」です。

次の記事は「夏に向けて」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。