往復の経路


 回もいつも通り、事前の各種調査から手配まですべて我が家の優秀なモデレータ(家内)がやってくれまして、僕はただふんふんと事後報告を受けただけでした(^^;

 まずKIXで車を預けるのはいつも通りなんですが、いつもと違う早い時間帯そしていつもと違う航空会社。MLE行きはwebチェックインの対象外とのことで、長い列に並ばされるんやろなと覚悟して行ったら、なんでかwebチェックインしてない人向けの列はがらがらで、申し訳ないぐらいすぐ対応してもらえました。ただ、宿泊先予約完了の画面を印刷してきたかと聞かれて唖然…そんなん聞いてないし。その画面の提示でもいいと言われ、家内が受信したメール(某web mail)を探すこと数分…何とかそれらしいのを提示できてヤレヤレ。MLEでの入国の際にも言われるから用意しておけとのことで、ネットがなくてもいいように画面を保存。


 LCCで長時間というところに若干の不安はあったんですが、乗り継ぎ地であるKULまでは国際便扱いなためか割と余裕があり、身長178cmの僕が普通に座ってご覧の状態。これなら問題ありません。割と大きな機体でして、一列が3-3-3。しかも、ここで家内が頑張って2-3-2になってる後部座席の2の部分を往復とも予約してくれたので、横方向にも余裕がありました。


 ちょっと予想が甘かったのは、事前予約が必要な機内食の量がものすごく少なかったこと…到着したKULで何か腹ごしらえをと思ったんですが、一時間ほど延着したこともあって家内が狙ってたというお店のあたりへは行けず。ゲート近くのお店ではめぼしいものがなかったので、次の便の機内食を注文することに。

 ちなみにフライスルーという扱いで、KULでいちいち入出国の手続きが必要なかったのは幸いでした(税関申告書類なども皆無)。つまり国内便の乗り換えとほとんど一緒。ただ面白かったのが、手荷物検査がやけに多かったことです。到着便を降りて少し歩いたらあるなんて、最初は道を間違えたかと思いましたよ。素通りしかけて『こらこら』と注意されてる人もいました。それから次の便に乗るまでにさらに2回あったかな。

 あとKULではほとんど端から端まで、結構歩かされました。事前の調査通りだったんですが、これは扱いが違うからかな? というのも、KULからMLEまでは国内便扱いみたいで、機体は737の3-3、シートピッチはPeachほどではないにしてもLCCらしい狭さでしたので。


 1h遅れで出発したKIXからKULまで6.5h、乗り継ぎに2h待ってKULからMLEまで4.5h…ほぼ想定通りとはいえ、結構な時間をかけて何とか到着。入国審査ではKIXで言われたようなこと(ホテル予約画面の提示指示)はなく、それどころか隣の係員と私語を交わしながら面倒そうに手続き。こちらとは一言も話さずで、こちらの人相すら見なかったような(もちろんカメラ越しに見たり撮影したりはあったんでしょうけど)。いや、まぁ余計なことが一切ないのはありがたいことですが。その後の通関でも、申告物あり・なしのコースに分けられてて(なし側は)ほとんどフリーパス。さすがに怪しい動きをしてないか目を光らせてる係員さんはいらっしゃいましたが。

 無事入国してからは、各リゾート地へ向けてそれぞれの手段で移動です。今回の我が家の場合は、ここからパワーボートで10分ほどの近場。カウンタもすぐに見つかり、無事予約も通ってて『もうひと組別のグループが到着するまであっちで待ってて』と。(このパワーボートは、飛行機・ホテルとは別に事前に英語で直接予約が必要)


 夜だったのでそれほど暑くなかったですが、そのあたりで回ってた扇風機が2枚羽根のものだったので思わず撮影。


 そのパワーボートでは、一人一人に救命胴衣が配られました(装着必須)が、穏やかな海だったので揺れなども皆無、あっという間に到着。

 それ以降についてはまた別記事に書くとして、復路は往路を単に逆戻りするだけ…ところが風の影響で少し波があったこともあり、帰りのパワーボートが跳ねる跳ねる。ダイビングしてる人間にとっては当たり前でも、そういう船に全く乗ったことない家族にしてみれば相当堪えたようで、『魔の10分だった』とは何とか持ちこたえた息子たちの弁。


 MLEでは、意外にも(失礼)こんな感じで充電環境が充実してました。もちろんWi-Fiもありますしネットが閲覧できるPCも思ったより多く用意されてて、広くないながらもなかなかいい感じでした。

 ところでこのMLEでも、なんとチェックインカウンタに行くまでに手荷物(と預け荷物の)検査がありました。テロ行為などを警戒してのことなのでしょう。


 早朝に着いたKULでは、往路より少し時間があったので空港内のフードコートで朝食をいただくことに。これが案外安くて、もちろん質はさほど求められないものの量的には良かったです。(余談ですがKULでのWi-Fiは、facebookかInstagramのアカウントでログインしろと出てきましたので、すっぱり諦めました。どうしてこういうことするんでしょうねぇ)

 ところで、KULや機内ではUSDが使えない割高とのことだったので、あらかじめKIXで少しだけRMをゲットしてあったんですが、これ透かし部分が面白いですねぇ。


 透かしというより完全な透明で、向こう側がはっきり見えます。もちろん単純な透明ではなく、角度を変えればそこに数字が浮き上がったりするんですが、面白いですね…ってこれ、世界的にはそんなに珍しいものでもないようですね(^^;;

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この記事について

このページは、ji3kdhが2018年8月10日(金) 22:00に書いた記事です。

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