海外での運用などできるだけ軽い装備にしたいとき、ここ数年は標題の安物スイッチング電源を利用してきました。
これ、ファンがあるのでちょっとやかましいんですが我慢できないほどではないし、その分小さくて軽いし、何よりも100V/200V両方で使えるのがありがたいんですが。
いつからかな。割と早い時期から、通電しても起動しないときがありまして。でも何度か通電し直すと起動するし、いったん起動したらその後は何事もなく動いてたんで、特に問題視することなく放置。
ところが先日別件で使ってみましたところ…いっそう起動しづらくなってまして、衝撃を与えると起動し出したりするので、これはやっぱりおかしいぞと調べてみることにしました。
この電源、記憶ではまだ10フライトも経験してないはずなんですが、早くもネジがバカになりつつあるビスを外して開けてみたら、いきなりご覧のコイルがぐらぐらなことを発見。写真でも、固定用の白いシリコンが切れているのが見えると思います。
あーぁ、これはあかんわ。ていうか、こんな状態でよぅ動いてましたなぁ
幸か不幸か、トリファイラ巻きなものの(単に電流容量を稼ぐためでしょう)全線を並列にして使用されているので、どれかが接触したらokなんてな状態だったんでしょう。
しっかりハンダし直して
いつもの通りのホットボンドで固定し直しておきます。もっと盛っておいた方が良かったかな?
ともあれ、これで無事ちゃんと起動するようになりました。これ下手をすると火が出てもおかしくない状態でしたねぇ…困ったものです。まぁ名目上は組み込み用ってことなので、用途的に想定外って言われればそうなのかもですが。
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