カサナルキセキ これはあかんわ

 年11月に発表されたKAN23歳に収録されてる キセキ という曲、これ自体は何度も聴いてて「ええなぁ~、染みるなぁ~」と思ってたんです。

 ただ、途中の秦基博のギターソロについては、なんかちょっとだけ違和感があったんですが…
 いやー、まさかこんなことが仕組まれていたとは!! もう何度聴き返したでしょうか、これはすごいわ。ただただ、こんなんあり? としか

 なんのこっちゃとおっしゃる皆さん、よろしければ動画の36分15秒からをご覧下さい。これ各々の曲が単品で素晴らしく成立してて、なおかつこの状態なんですよ。いやいやおかしいでしょこんなん! あり得ませんよ…
 衝撃、感動…語彙が貧困なことをこれほど恨めしく思ったことはないです


 5/2追記 : 注文してたCDが届きましたので、早速それぞれを聞き比べ。


 こればっかり言うてますけど改めて、素晴らしいですねぇ

 らに5/2追記 : 今の今まで気づかなかったんですがネット上では、この2曲は一昨年に急逝したヨースケ@HOME氏への追悼の唄ではないかとの推測が。なんと…もしそうだったとしたら、いったいどこまで仕込んでるんやって話でまたまた驚き…
 ちなみに当時のご本人曰く、彼のご葬儀の時KANさんは(彼の奥様に乞われて)ずっと親族の席にいらっしゃった、とか。

 CDから音源を抽出して カサナル - キセキ - カサナルキセキ と3曲セットで何度も聴かせていただいてますが、今のところ何度聴いても全く飽きません。

コメント(12)

いいですね
こういう感じっていうのは変な例えかもしれませんが
バッハの曲を聞いてると感じることがあります
対位法的っていいますか、和音じゃなくて複数の旋律が絡むのは楽しいです
もっと変な例えをするとCWのQRMを聞き取る楽しさです
妙なことを言いましてSRI、Hi

 何なんでしょうね、この感じ。昨日だけでも10回以上聴きました(^^; が、その前の段階ですでにずっと頭で鳴ってるんですよ。今日も現場で少し気を抜いたら鳴ってました。
 それだけ聴いても、少し間を開けて聴き始めるとまたまたかなり揺さぶられるんです。バラバラなんだけど一つの方向を向いてて、追いかけたり重なったり…
 これだ! と思い当たったのは、小学校の運動会で低学年の団体競技を見てる感覚だ、と。ご本人達には失礼なたとえですが…
 あと、綿密に練られててしかも隠されていたというところ…インパクト大きいですよねぇ。こういうサプライズならいくらでもあって欲しいです。

和声を重ねる音楽に慣れてるから「あれっ」と思うのですよね。
和音じゃなくてメロディーを重ねる音楽もあって、バッハなんか5声とか6声を緻密に組み立てる。
邦楽はユニゾンで三味線や尺八などのリズムやタイミングが時間軸で微妙にズレる。
どれも音楽、面白いです。

 今日も陽が沈んでからすでに5回は聴いてます。
 不勉強でしてバッハどころかクラシック全般はほぼ中学生時代の授業でしたか聴いてこなかったんですが、そういうのがあるんでしたらちょっと探してみようかなと思いつつあります。ありがとうございます。
 聴くたびにあちら・こちらとなるんですが、さすがに何度も聴くうちに一度に両方を聴けるようになってきたりして、それはそれで不思議な感覚です。
 昨今はAIが作曲をなんてことにもなっているようですが、そういうのに対するアンチテーゼみたいな点もありそうですね。まだまだ人間、捨てたものではありません。

バッハから一つ選べと言われたら偏った趣味かもしれませんが
グレン・グールドのゴールトベルク変奏曲1981年の演奏のものですねえ。
デビュー当時の1955年の速弾きな録音もありますが私は晩年の方が好きです。
デビューから一躍スターに駆け上がった彼が生涯供にしたピアノは極限までタッチを軽くするような改造を加えたスタインウエイのCD318というものでしたが搬送中の事故で壊れてしまいました。(演奏ツアーでは演奏地までスタインウエイ社がCD318を輸送してくれていました)
晩年はスタインウエイとの契約も切れて好みに合うピアノを探し続け1981年の録音に使ったのはなんとヤマハで日本人の方が調律をしました。
すみません、バッハとなると余計なことを口走ります。
でも、ビル・エヴァンスがお好きでしたらきっと気に入ると思います。

 ありがとうございます! そういう裏話的なことは大歓迎でして(^^; 早速注文してしまいました。ほかのものと一緒なのでいつ届くのかはっきり把握してないんですが、今から楽しみです。
 ちょうど車中の音楽がBill Evansになったところでしたし(^^) 自分的に I will Say Goodbye は(特に)何度聴いてもいいです。
 またまた不勉強さが露呈してしまいそうですが、調律って単に音合わせだけではないんですね(^^; ピアノの調律をやってる(それ専業ではない)知人がいるんですが、そこまでの話を聞いたこともありませんでしたんで今度機会があったら伺ってみます。

そうですね、調律は音程だけじゃなくて響きやタッチも調整します、メカニックなところとかハンマーのフェルトの毛羽たちかげんとかetc
特にコンサートチューナーと呼ばれる方たちは演奏者と演奏するホールに合わせて調律します。
国際コンクールなどでは調律師さんのウデが結果に影響します。

 いやはやお恥ずかしい(^^;;; 考えてみたらそうですよね、打楽器ですもんね。普段いかに想像力に欠けているかがここでも…
 無線機の聞き比べみたいにピアノの聞き比べを体験してみるべき、なのかも知れません。

連投済みません
これは長い曲ではないのでお暇がありましたらどうぞ

https://www.youtube.com/watch?v=tz_llJqeax4

さめざめと涙しながら聴けます
ブレンデルっていう人は真面目が染み出てます
スターなんですが動画を見るといつも指がボロボロ、すごく練習するらしいです
娘にいつも「見習え」って言ってたんですがさっぱりHi

 ありがとうございます。ポルトガルGPのFP3があったんで出遅れまして、いま聴かせていただいてます(3回目)。
 これ一人で弾いていらっしゃるんですよね?(当たり前Hi) かなり近いところで、なんか不思議な感じ。CDが届くまで、ご紹介いただいたものとその関連動画をもう少し聴かせていただきます。
 練習については、つい先日もあるアコギ関係のミュージシャンが『先日亡くなった第一人者のあの人も、まだやるのってぐらい常に練習していらっしゃってビックリした』ってなことをおっしゃってまして、やっぱりそうなんだろうなと。
 翻って自分はどうなんでしょうね…現場では日々(いつまで経っても)勉強だ、なんて思ってますが。(一緒にするな? ごもっともHi)

> これ一人で弾いていらっしゃるんですよね?

片手だけで二つ、時にはそれ以上の旋律を弾きます。
さらに、サステヌート・ペダルっていうのがあって、これは踏み込むと同時に弾いた音だけがずっと伸びるのですがこの音が出ている間に他のことをやってあたかも3本目の手が現れたような感じになる曲もあります。
ピアニストってすごいのですHi

 そのペダルのことは存じておりましたが、そういう使い方なんてド素人には当然想像もできません…いやはや、頭がおかしい(褒め言葉)のはドラマーだけではないようですね(^^; もうただただ素晴らしい、としか

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この記事について

このページは、ji3kdhが2021年4月28日(水) 22:45に書いた記事です。

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