HL-166Vの修理 1の2


 チボチこちらの続きを楽しませていただいております。
 今回はふと気になった「何にもしてないのにレベルメータが一つ点灯してる」件を見てみることにします。


 この部分は自分的にいろいろと興味深いので広めに引用してみましたが、必要なのはもちろん一つ目のLEDまわりのみ。

 (以下余談 : レベルメータのやり方がまず面白く感じるんですが、これが当たり前なのかな? 発想が貧弱でして、この手の回路というとLBナントカの専用ICとかしか思いつきません(^^; あと、このままだと最後の二つが一緒に点灯するのでは? だとしたら、せっかくですから別々にしてみたいですねぇ。ダイオード一つ追加するだけだと思うんですが、どうしてそうなってないのかな。直線性とかの問題かな。
 それから、反射波側はプロテクトに使われてたりしてるところも面白い)

 てな戯れ言はともかく、やっぱりパワーが出てないのに点灯するのは図面的には正常でない模様。
 電圧を見てみたらQ17がおかしい(Bが0VなのにC-Eショート)ので


 外してチェッカにかけてみたら、今回はちゃんと(ダメと)出ました。


 ところでこの部分のサブ基板。つけ外しするのにちょっと面倒なタイプのスペーサが使われているので


 自分が気に入ってるタイプに


 勝手に交換させていただきました。

 (相手側が浅い止り穴になってるのでビスカットが必要)


 というわけで、今回のお題としては単にQ17を交換して終わり。
 でも…大して使ってないとお伺いしてますのに、なんでこんな壊れ方するんでしょうね。もしかして2SC2603ってくせ者?

 なんやかんやで、まだまだ続きます。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2021年6月 9日(水) 19:40に書いた記事です。

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