ある日突然、定電圧放電管が灯ったところを見てみたいなと思いまして。
以前は手元にたくさんあったんですが、とうの昔に他のものと一緒に処分してしまってまして皆無。
まぁそれそのものとして使うことなんてありませんしねぇ
それで、大きい方が見やすいかなと思いながらなんとなく入手してみたのがこちら、1961年製。
さてどうやって点灯させるかな、とネットでいろいろ見てみて見つけたこちらを参考にさせていただくことに。
当該ページ内の何カ所かに少し疑問を持ちつつ、我が家の60Hzでどんな感じか計算してみましたところこんな状況に。
ちょうどAC用の0.4μFというのが手持ちにありますので、これでいってみましょう。
(今考えたら、これ各々の数値を表にするよりグラフにした方が手持ちを探しやすかったな)
まずはバラック状態で。もちろんフレーム外にヒューズもあります。
左の四角いのがコンデンサ、残留電荷による感電防止のための放電抵抗とともに。
ジャーン!
思ってたより暗くて、ちょっと淡い感じ。
ところで今回のこれはVR-105でして、AC100Vではちょっと足りてないってことなんでしょう。放電はしてるものの50Vほどで動作してます。ま、今回は灯ればそれでいいので(^^)
ちなみにCを流れる電流は計算通りの15mA。
っとこれだけでは面白くない(?)ので、こんな感じに治具を仕込んでみました。
どうせ常用するわけではないからといい加減にでっち上げたので、配線が頼りなかったり一部が傾いてたりするのはご愛嬌ってことで(^^;
手ブレ写真が情けないですが、動作確認。
同じく手ブレしてますが、MT管もご覧の通り。
しかし、トップにゲッタがあると中が見づらくていけませんねぇ
ここからは、いくつか入手したものを。
しかし全般的に思ってたより暗いですねぇ…え、当たり前?
撮影してないんですが、中には放電しないものも。
それについては電圧が足りないからか、それとも劣化などによる不良なのか、管面の型番が消えてしまってることもあって詳細不明。
この固体はちょっと明るい、しかも裾から光がはみ出てる。
キター、オレンジ色! そう、こういうのを見たかったんですよ!
今回入手した中でオレンジ色に放電するのはこの一本だけ。
このまま10分ほど通電してみたところ、管面温度は周囲+6~7℃。
それにしても、いいですねぇ~
機会があればGT管のものも入手してみようかな。(身辺整理しとったんちゃうんかい! って怒られそう)
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