ニキシー管の時計

 もうずいぶん前から、やってみたいことの一つとしてボチボチ考えていたんですが。
近ごろ突然思い出したように、またネットで検索などし始めています。これまでの
考えでは、ネットなどにあるpicで制御なんてのはありがちで面白くないので、
時計部分を昔よくお世話になった時計専用ICで動かし、表示部分だけニキシー管に
置き換えようと思っていたんです。省エネにもなるし、違ったアプローチで面白い
んやないかと。

 それでネックになる表示部のコード変換ですが、時計ICからBCDで出てきていれば
話は早いんですが、たまたま手持ちのものはダイレクトに7セグ出力になって
ます。昔はこれをBCDに変換するIC(MM74C945でしたかな)なんてな超変わり種ICも
存在してたんですが、さすがにそんなもの見つけられませんし、あっても面白く
ありません。それで、その部分を10年ほど前に結構遊んで、あとは放ったらかしの
AKI-ROMライタで普通のROMにマトリクスとして焼き込んでやればええんやないか、
ついでにアノードコモン・カソードコモン両方いけて、7の縦の画あり・なしもいけてって
やっとけば汎用性もあって面白い、と熟考した対比表を元に焼き込みまで済ませた…
とこまでで以前は終わってます。

 中途半端に前振りが長くなりましたが、昨今いろいろと検索していますと、
どうもニキシー管ってのはダイナミック表示には向いてないんやないかという
疑念が頭をもたげてきたんです。考えたら表示文字によってだいぶ流れる電流が
違ってそうですし、それに併せて放電の速さもひょっとしたら違ってくるんやないかと。

 そうなってくると計画はかなり変更になります。ニキシー管そのものと時計ICは
まぁ仕方ないにしても、それ以外の部分は極力現代でも入手できる部品で
構成しようと思っていたのに、スタティック表示ではドライブ用のトランジスタが
かなりの数必要になってきます。う〜ん…そこで今止まっているんですが、
結局入手困難な74141になってしまいそうな自分です。せめてその代わりに、
時計部分は昔の専用ICを使うのをやめて、フリップフロップでも並べた
汎用ロジックででも組んでみようかなと思ったり。

 また数年先延ばしになりそうな、そんな予感もしています。ニキシー管だけは
いろんなサイズのが少しづつ増えてきてますが(^^;

トラックバック(3)

トラックバックっちゅうのがよくわからないのでお試し投稿. かたおかさんちのBLOGを練習台に使わせていただきます. ... 続きを読む

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コメント(3)

すんません,トラックバック3つも送ってしまいました.

トラックバック投稿ってのは自分とこのBLOGには表示されないんですかねぇ.「あれー表示されないなぁ」と3回も投稿しちまった次第です.

最初の1つを除いて削除しましたが,かたおかさんちのほうは残ったままですね.すまんこってす.

ちゅうことで愛さんのアンテナ写真は初めて見たように思います.すばらしいですね.やっぱ時代は「愛」ですなぁ.

遊んでいただきTNXです.

愛さんネタにトラックバックしてるつもりだったのですが,ニキシー管のほうにトラバしちゃってたんですね(^^; BLOG汚しちゃってSRIです.

ニキシー管といえば昔電卓をバラして入手したやつに直接100Vかけて爆発させたことを思い出します.それにしてもかたおかさんも相変わらずマニアですな.

汚したなんてとんでもございません!! 汚れてると思ったら消してます(^^;

 そうなんですよね、電流制限抵抗がいるというのは意外に少年達には

行き渡ってなかったかも知れません。さすがに交流をそのままってのは

聞いたことないですけど…やろうやろうと思いながら、いつの間にやら

xx年?ってことで。。。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2004年8月14日(土) 22:25に書いた記事です。

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