パワー相応(400W out)なんですが、かなりコンパクトです。小生喫煙はしませんので、2.5インチのHDDで大きさ比較です。(照明が暗くてスミマセン)
それにしても、恐ろしいくらいシンプルな構成で、とことんコスト削減にこだわってます。まず外観では、フロントパネルはプラスチック(ただしエンボスというか、文字などが凸になってていい感じです)ですし、メータはEp/Ipのみで、しかも見事に簡易化された回路です(Ig見んでえぇんかな?)。回路といえば中身ですが、入力は後述の通り、さらにALC回路なんてありません。当然ディレイ回路の類も皆無です。
真空管・ケミコン・整流回路ほかの部品が、一枚のプリント板に載せられています。
しかし真空管のすぐ横にケミコンは、なんぼなんでもあかんのではないでしょうか。一応冷却風を後ろから押し込むようにはなってますが。
そして何しろ入力同調なんてありません。ごらんの巨大な無誘導抵抗(22Ω50W)で入力を受けていますので。それはそれで無調整で安定してえぇんですが、しかしこれまたえらい配置ですね。それに、結構ドライブパワーを必要としそうです。
写真では分かりにくいですが、28MHzはバンドスイッチの接点があるだけです。でも、そこからタンクコイルの適当なタップ箇所へつなげば対応できそうです。
50用にでもすれば面白いかなと思ってゲットしたんですが、まぁそのまんま使いもせんと放ったらかしとくんでしょうなぁ。
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