もうほぼ10年ぶりくらいと言っていいくらい久しぶりにCQ誌を購入しました。先日少しだけ時間つぶしをする必要があり、ふらっと入った本屋さんに並んでいたものを何気なく流し読みして、MicroVertの改良に興味を持ったわけなんですが。
それにしても、ごっつ薄くなってますね。手に持って読んでても疲労の度合いが違います。それと、読むのをやめた頃は「買うてみて、やめときゃ良かったCQ誌」なんて思うことがほとんどなくらいハデハデのガチャガチャやったんですが、近ごろはまた技術的な内容も増え、落ち着いた雰囲気を取り戻しつつあるんですね。HamJournalが不定期化するのと関係あるかも知れません。
それで、記事の感想なんですが、あのMicroVertはいけません。いくら理屈がそうであっても、実際このアンテナを使っているのはまず間違いなく7かそれより低いバンドでしょう。50でいくら実地試験しても、理論を実証しただけで(それには大きな意味はもちろんありますが)、本来のこのアンテナの目的からすると外しているとしか言いようがないと思います。7であれだけの効果を持つ容量環を根本につけるのは、容易ではないでしょう。そんなスペースがあるならさっさとラジアルを張った普通のバーチカルその他にすると思います。
もう一つ、それよりも興味を持って読み返している記事は、クランプ管を入力回路に挿入したGGアンプです。これ、基本的には40年前に発表されて30年前に試験したものを書き直しされているだけらしいんですが、こんな事は存じませんでしたので驚きです。ぜひ自分でも試してみたい、と関心を持って何度も読んでいます。ところが、小生の頭の中身が不足しているんでしょう、二つほど疑問点があります。
1)いわれている「入力インピーダンス」はどうやって計算するの?
2)そもそも、今どき整流管はないでしょ? ダイオードではなんであかんの?
1)が分かれば2)もいろいろと物色できそうです。ダイオード(と必要なら無誘導抵抗)でしたら簡単ですし、スペースも容易に確保できると思うんです。
トラックバックありがとうございました。MICRO VERTはアパマンハムの一人として試験したいアンテナで、トロイダルコアを購入して準備中です。EHアンテナよりも、動作原理がまともなので好感を持っています。今後とも、よろしくお願いします。 Best 73
あっ、初めまして! 早速コメントいただきまして、ありがとうございました。小生もいつになるか分かりませんが、とりあえず友人にトロイダルを分けてもらうよう頼んでいるところなんです。無線のブログは数々あれど、自作に力を入れていらっしゃるところは少ないですよね。それと、ブログのソフト違いからでしょうか、トラックバックがうまくいかなかったようで二回行ってしまったかも知れません。今さらではありますが失礼いたしました。こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。