まずはバイアス設定用ツェナの保護ですが、重い箱と言えば那須次郎さんとこです。以前速攻でダウンロードさせていただいたこちらの貴重な資料に、やっぱりここらのことも書かれていました。そのままやるにはスペースが足りませんので、ヒューズとその溶断・破損時用のカットオフ抵抗を取り付けてみたのが写真です。例によってインシュロック使いまくりであります。同時に、このラインの各所にパスコンも入れてみました。
また、RD11D(10.5V10W)ではちょっとバイアスが深すぎるような気がしたので、家捜しをして発掘した1S264(7.5V10W)に付け替えてみました。
それから、西村さんにご指摘いただいたように、パラ止めがどこかに共振してないかディップメータでみてみましたが、ディップは確認できませんでした。そこで、半ば邪道ではありますが、入力側にもパラ止めを入れてみました。写真がそれです。
この状態で動かしてみたのですが、今のところ異常はありません。PEPで800Wくらいは楽に出ています。どうせダミーをぬくめるだけですが、今後もこの状態で時たま運転してみようと思います。
2007年11月追記:今ごろですが、これらの不具合は真空管の劣化による内部放電が原因やないかと思います。母線電圧の変動によってEpが上がると放電しやすくなるんでしょう。最終的にタマを入れ替えましたが、その後どうなのかは今のところ定かではありません。
SB-220 (3-500*2) はいぢったことあるのだけど、たしか同じ球でしたっけ。 ボクは電流でかせぐX球よりダッシュ球の方が好きでしたね。 だって、パイル見つけたら、即、呼べますもん(笑)
はい、同じ球ですがこちら(SB-1000)はシングルなんです。その代わりEpがちょっと高めで、コストパフォーマンスを追求した形ですね。SB-220は小生も一時所有してました。気になる点がひとつ、冷却風の向き(後ろから入って球を通過後セット全体を通る)だけが不満でしたが、それ以外は全く問題なかったなぁというのが感想です。でも…HF電脳職人さんにとっては、小さすぎてさぞ物足りんかったことでしょう(^^;