ものはEPoXのex5-320N Mini MEという、ちょっとユニークなものです。
症状は、起動時のBIOSのグラフィック画面にゴミが不規則に混入し、その後いろんなエラーで起動不能、あるいは黙りを決め込むというものでした。ちょうどクソ熱い時期でしたのでどっかのチップが逝かれたか、しかしこの機種特有の直接CD再生機能へはうまく起動するので、原因を特定できずにいました。メモリを入れ替えたりHDDを外したりしてみましたが状況は変わらず、そのうちに面倒になって放ってあったんです。
で、先日ふと思い出して、もしかしてまたまた電源やないかと、同じく玄人志向の電源を購入して差してみたのですが…状況変わらず! まぁ予備に置いとこ思うてましたんで、それはそれでいいんですが。しかし原因が特定できへんのは気になります。マザーボードをコンデンサ中心に目を皿のようにして眺めるのですが、幸いこのマザー、使われているケミコンは大半が国産(?)の105℃規格のものなんですよね。ご覧の通り頭の先はどれも大変きれいなものです。
いよいよあきらめかけていたとき、ふと目にとまったのがこれ。でもなぁ、ずっと電源抜いてても時計はちゃんと動いてるしなぁ。試しに外して電圧を測ってみると…2.8Vしかありません。テスタのバッテリモード(適当な抵抗を接続し、負荷をかけて電圧測定するモード)では1Vもないやないですか!
早速近くの百均で新品を購入してきて、同じ条件で電圧測定してみると、当然こちらは負荷をかけても3.0V以上あります。
そしてどうでしょう、各種BIOSの再設定を経て、やがて久しぶりに、以前見ていた画面に再会できました。いやぁお恥ずかしい。ここらは真っ先に疑ってみるべきやったんですが、まだまだ新しいし(一年程度しか使ってない。他のPCでここのバッテリ交換なんかした記憶ないんですよ)、無意識のうちにハナから除外してしもぅてました。
無事動くようになってヤレヤレとはいうものの、もぅあきらめて別の機械買おかなとまで思うてた自分がホントに恥ずかしい限りです。そして、久しぶりに起動したんでセキュリティ関係のアップデートにだいぶ時間がかかりました。
面白い形のケースですねぇ。
表面のパネルは時計?
HPにはPC奮戦記などというのがありますけど、主力はすっかりとブログになってしまいましたねぇ。
下間さん。そうなんですよ、これフロントの黒い部分(アクリル板)が上下2分割になってまして、各ドライブにアクセスするときはそこを開けるんですが、ボタン一つで下側が厚み分へこみ、それから上側がすーっと下がって開く(すべてモータドライブで)…ってところが気に入って購入したようなもんです。全くの嬉しがりでして(^^; 表示部の真ん中は時計です。CDプレイヤモードでは、経過時間とかの表示やったかな? で、その下は左からCPUスピード、メモリ容量、CDROMのアクセスランプ、HDDの容量とアクセスランプ、画面表示モード(これは常駐が嫌で機能しないようにしてます)となってます。ミーハー機能満載です。
岡本さん。そうなんですよ、ブログを始めて以来オモテのページは全くの手つかずです。いずれそのうちという思いもないではないんですが、当分はこんな感じで続きそうです。
このケース...すごいなぁ...
これまた懐かしいですなぁ! 当時はケースだけ残すなんて発想がなかったのか、この記事からずいぶん後に、使い物にならなくなって丸ごと捨ててしまったようです。まだmini-ITXなんて規格がなかった時代のものだったかも?
今ならこんなミーハーなのはまず選びませんね(^^;;