TL-922 3の1

 またまた入荷です。


 見た目は何の変哲もない普通のTRIOバージョンなんですが…あれ?


 ごっつマッチしてて全然気づきませんでした! これって最初から? いかにもTS-520/820から外してきてつけたような感じですが、見事にとけ込んでますね。


 底からのぞいてみようと思ってまたまた発見! こんな切り欠きの入った922も初めて見ましたよ。今までのは、ここの部分は(足がフタを)挟み込んでいるものばかりでしたので。


 その底からの風景も、こんな感じです。1.8/3.5用のコンデンサがちょっと違うタイプですねぇ。


 このあたりも、少し違って見えます。


 ロットが極端に若い初期バージョンってことなんでしょうか?


 100V仕様になってますね。後ろの配線もそうなっているようです。


 しかしこれは…ひょっとして最初から1kW仕様? 922Aでもないのにそんなんあるんかな? それともメーカの仕事?


 それにしても埃ってまんなぁ〜 ちょっと掃除してからやないと、通電確認すら恐そうですね。そしてここでも発見。パラ止めのコイル部分に、ご丁寧にL・Rの押印があります。

 それにしても最近は石アンプ全盛なんでしょうか、「予備の922」ってのが多いみたいですね。今回のもそのうちの一台のようで、例によって「いつでもええで」ですから助かります。ボチボチと、そして大いに楽しませていただくことにします。春までの出荷は…無理でしょうね(^^;

コメント(18)

正面の表示がTRIOで裏のネームがKENWOOD。海外仕様の輸入品と国内流通品の合成バージョンでっか?
どうも2台を合わせて1台にして電源は100V設定、出力は最初から1kw仕様ではないかと愚考いたします。Hi
サプレッサのLR表示は、高倉台の時に見た記憶がありますが初期の器械でした。

はじめまして、ちょくちょく寄せてもらってます。
この922恐らくかなり初期のものだと思いますが、つまみetcはオリジナルのものだと思いますよ。うちにも1台あります。
1kW 改造はユーザーかメーカーのサービスによるのか。昔から有名でしたからみんなやってたんでしょう。

出張先からです。
この底板の形状、ずいぶん前に私のwebで書いたバンドスイッチ交換をした個体と一緒であります。

山崎さん、二個一の可能性については(大阪人のくせに)全く思い浮かびませんでした! なるほどその可能性もありますねぇ。TRIO-KENWOODは、純然たる国内版でもそのような標記だったと記憶してるんですが定かではありません。それに922Aには28の接点がないから…などと考えておりました。

 田中さん、コメントありがとうございます。そうなんですか! これらのツマミがデフォルトで存在するとは驚きです! 前述した無線機から外して取り付けたものと思い込んでいましたので。1kW化については、小生が見たところあとで触ったという形跡がなさそうなので不思議に思っておりました。確かにたいがいの922は1kW化されてた(る)んでしょうね。いずれにしましても、貴重な情報ありがとうございました。

 出羽さん、出張お疲れさまです。AK1BAでW0TAQですか? N1KUってことはないですよね。そうでしたか、そちらで手入れした922もひょっとしたらかなりの初期ロットものやったんかも知れませんね。もしお分かりでしたら、製造番号を教えていただけませんか? それにしてもこの形状、便利やのになんで変更になったんでしょうね。RFの漏洩かな? それとも製造工程の省略かな?

AK1BAで仕事の物資調達と調査。まわったのはラジオデパート、千石電商、秋月、鈴商。

#何で秋月があるんだ?と聞かないように。

ついでに同業他社との談合もあり。残念ながら真っ昼間なのでアルコールは抜きです。シリアルは今度帰ったら見ておきます。

例のブツ探索も兼ねて、でしょうか。おそらく「発見に至らず」やったんでしょうね。シリアルナンバーもそうなんですが、ツマミとかローバンドのロードCチェックもお願いいたします。

922に直接関係ないのですが、杉山さんのメールアドレスがなくなっているので ここにポストします。

物入れを整理していたら『EIMAC3−500Z中古品、多分生きてる』『神戸工業5F35R未使用/ソケット、チムニーあり』が各1本出てきました。全く使うつもりも無いし、捨てるのもどうかと思いますので、よろしければ送料のみで進呈いたしますが如何ですか。

5F35Rは強制空冷4極管で工業規格400WOUTやったと思います。

山崎さん、ありがとうございます!! 早速私信を送らせていただきました。またまた借りが増えてしまいそうですね(^^;; 感謝です。

ご無沙汰してます。杉山さん、皆さん。

TL-922のバイアス用の「ツェナーダイオード」の
入手方法をご存知有りませんか?。純正品は製造中止
だと思います。JH2CLVさんのWebでは、NECのRD9Dとか
が紹介されてますね。代替品とか何でも結構ですので、
ご教授願います。

ここに利用できるツェナは、いずれのメーカのものにしても入手しにくくなって来てますね。今でしたら時々オークションで5本まとめて○○円とかで出品がありますから、全く不可能というわけでもありませんが。純正は1S265で、これは東芝の8.2V10Wですね。この前後であれば、
1S263 6.5V
1S264 7.5V
1S266 9.5V
1S267 11V
となっています。またお話のNECであれば、
RDxxDのxxがツェナ電圧で、Dが10Wを示します。それ以外に
1SZ68 6.2V
1SZ70 6.0V
1SZ71 8.75V
というのもNECであるようです。

 いずれもずいぶん前(86年版)のダイオード規格表から拾い出したもので、電圧は上下の中心値ですのでご参考までに。しかし国産では50Wタイプなんて皆無なんですね。

 それにしても、今後は小さい容量のものをトランジスタで増幅、という方法で対応していくしかなさそうです。それについても望月さんとこで解説されていますね。

http://www5a.biglobe.ne.jp/~jh2clv/zennerpowerup.htm

KDHさん、どうも有難うございます。
高耐圧のダイオードなんて、今時入手が難しいですね。
ツェナ電圧8.2Vですが、実用範囲ってどれくらいまで
OKなんでしょうね?。11V、10Wなら1500円程度で入手
出来るみたいです。

最終的には個体差もありますから実際に試してみないと分かりませんが、11Vもあるとアイドリングがかなり少なくなってしまい、SSBではあまり面白くないかも知れませんね。負荷時Ep3kV程度をキープできればいけそうですが、922では無理ですもんね(^^;

http://www.g8wrb.org/triodes.php

の中にある

http://www.g8wrb.org/data/Eimac/3-500Z.pdf

に性能曲線もあります。それである程度のところは想像できますので、一度ご覧になってみて下さい。

KDHさん、ちわっ。

INFO、どうもTKSです。
そうですね、面白くなさそうな気配です、HI。
トランジスタで増幅させる手法の方が、手っ取り
早いかも知れませんね。DX閑散期にメンテナンス
してみたいと思います。922も手を加えないとイケナイ
個所が沢山有りますので、楽しみです?!。(^^;;;

先日ちょっと調べていて気づいたんですが、東京ハイパワーのHL-2Kはトランジスタで増幅を採用してるみたいですね。以前触ったことのある機種なのですが、その時は全然気づきませんでした(^^; よく知られている2N3055とかの、要するにPcが50Wとかそれ以上あればいいんではないかなと思ってます。実装をどうするかにちょっと悩みそうですが、ソケットのようなものがうまく手に入れば多少やりやすいかな…などと考えております。

 しかしオールバンドにお出ましの松下さんの場合、「閑散期」ってのはなかなかなさそうですね(^^;;

KDHさん、MAIDOっ。

HL2Kがデビューした当時でも、ツェナの入手が困難か
高く付いたんでしょうね。
で、ヤフオクをチェックしたら、922の補修パーツが
たまたま出ていて、「7.5V,10W」の東芝の1S265が
4個だったか5個で2Kのが出ていて、即決で落札しました。
何とか調達完了です、色々TKSでした。

おぉ、あれをゲットしはったんですね! どこかのデッドストック品なんでしょうけれど、あの値段は確かにお徳やと思います。小生も手持ちがなかったらゲットに走ってたと思いますが、小さいツェナを増幅するパターンも試したいしで踏みとどまってます(^^)

 HL-2Kについては、入手難にプラスして耐容量の点でもそういう道を選んだんやないかと勝手に想像してます。

こんにちは、望月/JH2CLVです。
大変ご無沙汰しております。
バイアス用ツェナーダイオードで盛り上がっているようですね。
私も4個\2Kのオークションで入手しましたHi。
ところで、電流変化に対して定電圧を維持するのであれば、普通の整流用シリコンダイオードの順方向電圧降下を利用する手もあります。
1個で約0.7V程度ですから、10個程度直列に挿入します。
昔Henryのアンプでやってましたが・・・これは非常に簡単です。
念のためバイアス値から運用値までの電流を流し込んで(DC電源・可変抵抗器・テスタなどで)両端の電圧変化を確認しておくと良いでしょう。
ダイオードによっては若干の違いが出てくるかも・・・お楽しみ下さい。

望月さん、いつもありがとうございます。普通の整流用シリコンダイオードを使った例は、ヘンリーのは存じませんでしたが自作記事でもたまに見受けられますね。しかしツェナと違って温度変化による変動が大きいんやないでしょうか。トランジスタリニアのバイアス抑制用温度検出に使うぐらいですから…

 そんなこと言うのは実際に試してみてからにすれば? と言われそうですね(^^; 確かに、びびってるだけで試してみたことはまだないんです。どなたか追試をお願いしますm(_ _)m

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この記事について

このページは、ji3kdhが2007年2月26日(月) 21:45に書いた記事です。

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