別作業の予定でしたが、JF3DRI西村さんにご指摘いただいた不具合箇所の修正を先にしました。
右上の写真のとおり、ガラエポ基板でスペーサ(穴ずれあり!)を作り、ポリカーボネイトビスでの取り付けとしました。
しかしアップで撮影すると、傾いてるのがバレてしまいますなぁ〜 ポンチもなしでえいやっと4つ開けるものですから、合うわけないんです(^^;; 念のためRF的にどの程度絶縁されたか簡易チェック…10pF弱というところで、まぁ許容範囲かな?
ちょっと書き方がマズかったかな。銅板を使う理由(できるだけインダクタンスを少なくし、高周波的に電位差をなくす)と、1点アースの考え方とは全く別のものである事を言いたかっただけなんです。ケースシャーシとコネクタアースの件は、あくまでも高ゲインのオーディオアンプのハナシであって、インピーダンスの低い場合、同軸ケーブルを通り、シャーシには殆ど流れないようです。よって、両方がシャーシアースされていても、まず問題は発生しないハズです。(事実、メーカ製のアンプでもここまで考慮されているものは無く、無駄な作業をさせてしまった可能性も高いです。) 同軸から来た入力信号は、シャーシを通らず送信管のカソードとグリッドに直結されるので、この方が完璧であることは間違いないと思いますが・・・。
早速ありがとうございます。そうですね、この作業自体の効果は確かに?かも知れません。でもまぁ小生が納得してやってるものですから、その点はどうぞお気遣いなく。
ところで銅板を使う理由ですが、高周波にしろオーディオ域にしろ、結局電位差(≒インピーダンスの高さ)が問題になってくるという点では共通なのでは? と理解しているのですが、どうなのでしょう。周波数が違うだけで、電位差が悪さするというのは一緒…だから、オーディオアンプでも銅板を貼ったら一点アースせんでも大丈夫なんやないかな、と思ったわけでして。甘いかな?
もちろん今回の場所には当てはまらないかもというのは承知いたしております。今回の場合、いずれ同軸リレーのところで外皮側は接地してしまいますから、ここでこれをする意味はあんまりないな、と。
「1点アース」でググルと最初に出てくる
http://www.picfun.com/partgnd.html
の最後のイメージなんですが・・・。銅にしろ、銀にしろ抵抗はゼロじゃないので電位差がゼロにはなりえない。銅板を敷いたとしても、中心/右端/左端によって電位差が生じるので、どこがグランドの基準か? が「不定」となってしまう。よってあちこちからグランドに落とす線を引いてきて1点でまとめ、そこを基準とし、シャーシに接続する。・・・こう理解しています。 しかし、高周波の場合、引き回す線のインダクタンスや他の線との結合が問題になってくるので、一概に1点アースが良いとは言えない・・・100%確実で説得できるような説明は、よぉしません。
うーん、小生がかねてから不思議に思ってたことは、一点アースといえどもその一点までは銅の配線ですよね? しかも場所によっては相当長々と引き回すことになります。そんな配線より板の方が当然抵抗(インピーダンス)はかなり低いですから、板の方がいいんでは? と思ってしまうわけでして。こりゃ一度実験してみなあきませんな。
小生はいまだに、銅板の方が良いのだが面倒だし大げさなので一点アースで対処している、と思い込んでいるのですが…
検索したら面白いページが見つかりました。銅板を使うとどうなるかはさすがに言及されていませんが、とりあえず列記させていただき、時間をかけてじっくり読み返してみます。
http://www.d1.dion.ne.jp/~ebe_ken/amp4.html ↑「電圧がかかっているだけで電流は流れていない」に違和感は残りますが、言わんとしていることは分かります。
http://doyachan.blogspot.com/2007/11/blog-post.html ↑単なる感想文ですが、今の小生と感覚がすごく近い感じです。
http://www.geocities.jp/lazy_ecology/reverb/DIY/portableamp/p_design.html ↑うーん、だんだん分かってきたぞ。
http://www2.famille.ne.jp/~teddy/honneb/honneb6.htm ↑失礼ながら、長いので後回し(^^;
http://www2.ocn.ne.jp/~matunami/adobaisu.html ↑「二点アース」なる言葉が出現…
というわけで、小生「一点アース」という言葉に惑わされていたようです。要するに「一箇所にするということではなく、近いものを(信号の流れを考慮して)一箇所にまとめる」ということのようですね。
そこで改めて、オーディオアンプに銅板を使うと「ケースバイケースとなりそう」という、何とも中途半端な結論に至りそうなんですが、いかがでしょう?(^^;;
重箱にも記載されていた著書「アースと雑音 : こうすればノイズはこわくない / 伊藤健一著. -- 日刊工業新聞社, 1974.4.」がバイブル的存在のようですね。電源部のところと、入力に近いところで行う2点アースは、知っていました。ただ、ノイズが増える場合もあるとの事だったので実際には使いませんでした。 (オーディオ屋さんの記事はオカルト的なのも数多く存在するので鵜呑みは要注意)
それから「共通インピーダンス」というのもキーワードのようで、1点アースと、他点アース方式について北川工業のHPにわかりやすく書いていました。この言葉でググればさらにいろいろと出てきます。 http://www.kitagawa-ind.com/product/gnd1.html
この「アースと○○」は重箱本で部分的に紹介されていますが、一度全てを読んでみたいですね。そしてできれば「トロイダル・コア活用百科」同様、常に手の届くところに置いておきたいところです。
ご紹介いただいた北川工業さんとこでは、現代の対処について書かれていますね。ディジタル化されてきて、しかもそのクロックスピードが相当上がってきている現代では、一点アースではとても対応できないということなのでしょう。
それにしても、お陰さまで「タマのオーディオアンプ」という、いつかやってみたい題材ができました。
300Bなどと仰らずに ぜひ 3−500Zシングルのオーディオアンプを作ってください。 出力トランスはオーダーメイド? Hi
いやー…6BM8で(^^;;
このページは、ji3kdhが2008年5月 6日(火) 16:16に書いた記事です。
ひとつ前の記事は「ソケットボックス その6」です。
次の記事は「連休最終日」です。
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ちょっと書き方がマズかったかな。銅板を使う理由(できるだけインダクタンスを少なくし、高周波的に電位差をなくす)と、1点アースの考え方とは全く別のものである事を言いたかっただけなんです。ケースシャーシとコネクタアースの件は、あくまでも高ゲインのオーディオアンプのハナシであって、インピーダンスの低い場合、同軸ケーブルを通り、シャーシには殆ど流れないようです。よって、両方がシャーシアースされていても、まず問題は発生しないハズです。(事実、メーカ製のアンプでもここまで考慮されているものは無く、無駄な作業をさせてしまった可能性も高いです。)
同軸から来た入力信号は、シャーシを通らず送信管のカソードとグリッドに直結されるので、この方が完璧であることは間違いないと思いますが・・・。
早速ありがとうございます。そうですね、この作業自体の効果は確かに?かも知れません。でもまぁ小生が納得してやってるものですから、その点はどうぞお気遣いなく。
ところで銅板を使う理由ですが、高周波にしろオーディオ域にしろ、結局電位差(≒インピーダンスの高さ)が問題になってくるという点では共通なのでは? と理解しているのですが、どうなのでしょう。周波数が違うだけで、電位差が悪さするというのは一緒…だから、オーディオアンプでも銅板を貼ったら一点アースせんでも大丈夫なんやないかな、と思ったわけでして。甘いかな?
もちろん今回の場所には当てはまらないかもというのは承知いたしております。今回の場合、いずれ同軸リレーのところで外皮側は接地してしまいますから、ここでこれをする意味はあんまりないな、と。
「1点アース」でググルと最初に出てくる
http://www.picfun.com/partgnd.html
の最後のイメージなんですが・・・。銅にしろ、銀にしろ抵抗はゼロじゃないので電位差がゼロにはなりえない。銅板を敷いたとしても、中心/右端/左端によって電位差が生じるので、どこがグランドの基準か? が「不定」となってしまう。よってあちこちからグランドに落とす線を引いてきて1点でまとめ、そこを基準とし、シャーシに接続する。・・・こう理解しています。
しかし、高周波の場合、引き回す線のインダクタンスや他の線との結合が問題になってくるので、一概に1点アースが良いとは言えない・・・100%確実で説得できるような説明は、よぉしません。
うーん、小生がかねてから不思議に思ってたことは、一点アースといえどもその一点までは銅の配線ですよね? しかも場所によっては相当長々と引き回すことになります。そんな配線より板の方が当然抵抗(インピーダンス)はかなり低いですから、板の方がいいんでは? と思ってしまうわけでして。こりゃ一度実験してみなあきませんな。
小生はいまだに、銅板の方が良いのだが面倒だし大げさなので一点アースで対処している、と思い込んでいるのですが…
検索したら面白いページが見つかりました。銅板を使うとどうなるかはさすがに言及されていませんが、とりあえず列記させていただき、時間をかけてじっくり読み返してみます。
http://www.d1.dion.ne.jp/~ebe_ken/amp4.html
↑「電圧がかかっているだけで電流は流れていない」に違和感は残りますが、言わんとしていることは分かります。
http://doyachan.blogspot.com/2007/11/blog-post.html
↑単なる感想文ですが、今の小生と感覚がすごく近い感じです。
http://www.geocities.jp/lazy_ecology/reverb/DIY/portableamp/p_design.html
↑うーん、だんだん分かってきたぞ。
http://www2.famille.ne.jp/~teddy/honneb/honneb6.htm
↑失礼ながら、長いので後回し(^^;
http://www2.ocn.ne.jp/~matunami/adobaisu.html
↑「二点アース」なる言葉が出現…
というわけで、小生「一点アース」という言葉に惑わされていたようです。要するに「一箇所にするということではなく、近いものを(信号の流れを考慮して)一箇所にまとめる」ということのようですね。
そこで改めて、オーディオアンプに銅板を使うと「ケースバイケースとなりそう」という、何とも中途半端な結論に至りそうなんですが、いかがでしょう?(^^;;
重箱にも記載されていた著書「アースと雑音 : こうすればノイズはこわくない / 伊藤健一著. -- 日刊工業新聞社, 1974.4.」がバイブル的存在のようですね。電源部のところと、入力に近いところで行う2点アースは、知っていました。ただ、ノイズが増える場合もあるとの事だったので実際には使いませんでした。
(オーディオ屋さんの記事はオカルト的なのも数多く存在するので鵜呑みは要注意)
それから「共通インピーダンス」というのもキーワードのようで、1点アースと、他点アース方式について北川工業のHPにわかりやすく書いていました。この言葉でググればさらにいろいろと出てきます。
http://www.kitagawa-ind.com/product/gnd1.html
この「アースと○○」は重箱本で部分的に紹介されていますが、一度全てを読んでみたいですね。そしてできれば「トロイダル・コア活用百科」同様、常に手の届くところに置いておきたいところです。
ご紹介いただいた北川工業さんとこでは、現代の対処について書かれていますね。ディジタル化されてきて、しかもそのクロックスピードが相当上がってきている現代では、一点アースではとても対応できないということなのでしょう。
それにしても、お陰さまで「タマのオーディオアンプ」という、いつかやってみたい題材ができました。
300Bなどと仰らずに ぜひ 3−500Zシングルのオーディオアンプを作ってください。
出力トランスはオーダーメイド? Hi
いやー…6BM8で(^^;;