はサージアブソーバとしてよく使われる部品ですが、小生は今まで自作では使ったことがありませんでした。
写真は余剰品丸出しのものと、それ以外にいくつか入手したうちの一部です。
以前ある方から「電源トランスの一次側に入れておけば、二次側のダイオードやコンデンサの保護になる」と教えていただき、そういえばHenryの高周波電源にも入ってたなぁと思い出しつつ、在庫を探したり店頭でいろいろ見比べたりしてました。
そうこうしてるうちに、何かあるとすぐ飛んでしまうバイアス設定用ツェナに並列に入れたらどうやろ? と思いつき、今回の製作で試しに左図のように入れてみることにしました。それが上の写真ですが、左が47Vで右が39Vのものです。耐容量が少ないような気がしますが、果たしてうまくいくでしょうか。
バリスタについては、各メーカのこちらやこちらにリストなどがあります。またZNRというのはサージアブソーバの商標のようで、こちらにそのメーカのリストがあります。
TenTecのリニアの回路を見ると、ところどころに入ってますね。スイッチング電源を使っている家電製品などは、殆ど100%雷サージの保護用としてプライマリー側に入ってます。電圧もいろいろとあり、価格も安いし、デジットでも売っているしもっと活用すべきですね。
おっとそうでした! 早速TenTecのあるアンプの回路図を拝見したら、Sg電源の出力に一つと-Bに一つ入ってますね。この部品、設定電圧に至るまではCとして働くとのことですから、それが問題ない箇所にはおまじないで入れておくのが良さそうですね。
ちなみに2枚目の写真のものは、左はデジットで、右は千石通商で購入したものです。
ある方(教租)です。おっしゃるとおり、色々なところに入れられそうですね。
言いだしっぺなのに、まだ机の上に転がっています。どこに入れようかなぁ...と思っている内に時間が経ってしまいました。そうだ、メインSW兼用に使っているブレーカーの、負荷側に入れるというのはどうかな。うん、そうしよう。半田付けか、ファストン端子に共締めかな。
お暑ぅございます。夏が苦手な小生、ここんとこ夜討ち朝駆けというのも相まってバテ気味です。
β教租さま(字が変わった?)、名乗り出ていただきましてありがとうございます。まぁ気休めですから入れたとしても効果があるのかないのかよく分かりませんね。それと、耐容量が足りず破損に至るときにどうなるのか、ちょっと興味あるところでもあります。いったん短絡するのかな? 直雷を受けて木っ端微塵になったのは何度か見たことがありますが。
結局、メインスイッチ兼用のブレーカーの、負荷側のファストン端子の根本にハンダ付けしました。この素子を使ったのは初めてだと思います。
今のところ、差動の保護用として、単三200Vのホット側だけです。この他に、同相用に100V用のを二個、中性線とホットの間に入れるのも良いかも知れませんね。
通電時は、ある程度の抵抗はあるでしょうからジュール熱が発生します。だから大きさによってサージの時間、電圧、電流なんかが細かく決まっているのだと思います。雷さんだったら燃えるかばらばらになるかするのでしょうね。
効果があるのは、一見、何もないようで実は短いパルスが乗ってきて、それが高圧トランスで昇圧されてブリッジや平滑コンなどを壊すような現象の防止だろうと思います。
先にご提示いただいたツエナやメータ回路の保護にも良さそうですね。
再びありがとうございます。
記事中一枚目の写真の左側のものは、ある大手電機メーカから部品として供給される状態のものです。ある回路の入力部分に取り付ける目的のものなのですが、ご覧のように端子間とともに各端子とFG(=大地)の間にも入るよう接続されています。こういうのが部品で供給されているということは、そういったサージがやってくることも多いのかなとおぼろげながら思ってまして、大地間にも入れた方がいいのかなと勝手に考えてました。
仕事で扱う設備ではこのようになっていることが多いのですが、どこかで見た先述の高周波電源では、相間にしか入っていませんでした。確かにトランスで昇圧してしまうという点を考えると、大地間には必要ないですね。理屈が分かってないのをまたまた暴露してしまいました(^^;
いやー写真を真面目に見ていませんでした。スミマセン。何やら取り外し品かな、としか見ていませんでした。たしかに三個が二個の圧着端子で結ばれていますね。
でも同相で高圧が掛かると、一次側と二次側、一次側と鉄心や回りのグラウンドとの放電などが考えられますよね。安い物だから、三個付けておいて、少しでも保護をしておくのが基本ですね。今度、200V用と100V用だけでも10個くらいずつ買っておこうか。
でも基本的に雷が鳴っている時は運用しませんし、サージが乗ってくるのは滅多になく、電源からのサージで壊れた経験はありません(気付かないだけかな)。
昔、TS940+トランスバータの構成で、雷が鳴ったので50MHzのアンテナを外して、うっかり940のアンテナ端子に接続してあったロングワイヤを外し忘れていたら、枝を食らったらしく、しばらくして940の調子が悪くなり、何も考えずに修理に出したら、アレスターとバンド切り替えのリレーが真っ黒焦げになっていた、ということがありましたが、その機械は今も現用中です(笑)。
アレスタが入っているのにその先まで激しくやられる、というのは良くあることのようですね。真剣に雷対策をやろうとしたら、相当大きなアレスタ(サージアブソーバのでかいもの)が必要なようで、無線機のような限られたスペースでは仕方ないんでしょうね。
先日の夜ゴロゴロ言い出したとき、共聴アンテナにつながってるPC、チューナ、受信機のケーブルを外しました。外したケーブルは一応各部から10cm以上は離しておきましたが、距離については気にしすぎでしょうか。
結構近くに落ちたりしたようでしたが、お陰さまで被害は(瞬間停電があったので)商用電源同期の時計が止まったくらいで、動かしっぱなしのサーバには何の影響もありませんでした。