玄蔵 その2

 こちらの続き、オーナさまと相談の結果「別電源方式」で復活させることになりました。

 写真はぶっ壊れた元々の電源。コネクタまわりだけ部品取りしてあとはゴミ箱行きの予定。


 そうと決まれば早速手配です。あまり物色する時間はなかったんですが、そこそこの値段で良さそうなものがありましたので購入。


 つじつま合わせその1。元の電源から出ていたもののうちファン用のコネクタは、どうせ二線式ですからDC12V直結で問題ないと考えまして、本体内部インターフェイス基板の電源接続部から取り出しました。


 その2。電源スイッチの線は当然届きませんので、ちょっと不細工ですが継ぎ足して延長しました。

 このスイッチ、幸いオルタネイト(押すごとにon/offが入れ替わる)タイプが使われていますので、ATX電源on/offのための電気的な細工は不要です。


 元々のACインレットがついてたこの穴からコードを突っ込むことにしましたので、通称ゲジゲジ(正式名称は自在ブッシング)で養生。


 電源スイッチへの配線はこのようにして接続しましたが、大いに不満が残るところです。電源に三年保証なんてなかったらさっさと切り飛ばしてきれいにするのですが、自分のものではないので仕方ありません。ま、こういうことをしておくとたいがいは保証のお世話になることもないんでしょうけど。


 さらに言うなら、他に使ってないコードもばっさり切り落としてしまいたいところですが、同様の理由により不細工ですがそのままにしてあります。


 コードを突っ込んだ穴、エアフローを考えて詰め物をしておいた方がいいでしょうね。と言いつつ様子見です。

 内部の元々電源があった場所も、適当なダミーの箱を置いておく方がHDDへの風が多くなっていいと思いますが、同じく様子見です。といいますのも…


 こちらは正面の空気取り入れ側なんですが、元々あまりエアフローを考慮した作りにはなっていないように見えるからなのです。その点ではせめて幅の狭いIDEケーブルを使いたいところですね。

 なんて人さまのことはあまり言えません。電源ケーブル、何とかすっきり収まっているように見えますが、実は結構無理矢理に押し込んでます。


 ともあれ、無事起動完了です。何度かon/offを繰り返したあと数時間通電しっぱなしにしてみましたところでは、何のトラブルもありませんでした。

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この記事について

このページは、ji3kdhが2008年12月12日(金) 19:20に書いた記事です。

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