R-4C 雑感

 先日届いたR-4C、まともなアンテナがない環境(室内に転がした2m長の電線)なので、受信性能よりもまずは使い勝手などが中心の雑感を列記してみました。

・逆ダイアル。PASSBANDをLSB側にして聞くと、上げ下げは別としていつも通りの方向でいつも通りの音の変化になるのでそうしてる。
・ダイアルのタッチは軽くてあまり重厚感はない。ギアメカがプラスチックだから? ダイアルにおもりでも入れてみようかな…
・しかしQRHはほとんどない。さすがに昨今の無線機のようにはいかないが、幸い受信機なので周波数カウンタ(後述)さえあれば全く差し支えない。
・ハム音、通常のVR位置では世間で言われるほど気にならない。しかし600Ω指定のところへ8Ωをつなぐのはやっぱりミスマッチなので、併せて対処するつもり。
・ヘッドホン端子がモノラルで、そのままでは左側からしか聞こえない。簡単なので上記とともに対処の予定。
・やっぱし現代人のサガ、周波数カウンタが欲しい。手持ちのものをつなぐがIF分ずれるので、ないのも同然(^^;
・上記カウンタ接続にINJ端子(トランシーブ操作用f出力)を使うのだが、PRESELECTが合ってないと出力してこない←これは師にご教示いただくまで気づきませんでした。
・そのPRESELECTが予想以上に急峻。1810-1825間でも再調整が必要で、TS-830と同じ調子で操作していては全然聞こえない(当たり前か)。
・それにしてもCWフィルタ欲しい。
・SSBフィルタで聞いてることもあって、TS-130で聞いてるような懐かしい感覚。トリオと(というよりトリオが)音質似てるかも?
・どういう理由か分からない(世間では緑が多い?)が、ランプの前のフィルムが青いバージョン。落ち着いてていい感じ。

コメント(14)

ダイヤルの照明が青ですか。珍しいですね。うちは緑ですけど。(初代の器械も緑だった)
前オーナーの趣味でしょう。青もなかなかいい感じですよ。

可能ならば、前面,内部の写真公開を希望します。

”PRESELECTが予想以上に急峻”
それがミソなのではないでしょうか。
普通に考えるとQが高い証拠ですね。
ところでこれってIF周波数はいくつなのでしょうか?

山崎さん、はっきりこれと探せてはいないんですが、青いフィルムでの改造というのが英語の検索で出てきました。そういうのが一時流行ったのかも知れませんね。(交換用に青いLEDバルブが出てたりしましたから、てっきり純正でこういうのがあるのかと思っていましたが違うようで)

 奥村さん、こうやってネタを小出しにしているわけなんです(^^; すべてをあわせてパズル状にご覧いただければ全体像がお分かりいただける、と。いや、しかしもし何らかのお急ぎの事情がございますならば、どうぞ私信にておっしゃって下さい。

 斉藤さん、それは大いにあると思います(不便に感じているというわけではなくて、ビックリしたという意味で列記しました)。不勉強ながらこの機械にギロチンがあるとは存じておりませんでした(^^; IFは5645kHzとなっています(それと50kHzと)。

那須次郎さんとこのBBSに、この受信機の解説を少し書かれていましたが、バージョンによって、トランジスタを真空管に変えたり、今では考えられないような回路変更を行っているようですね。
 ドレークは、某局が使っていた電源の整流ダイオードが良く飛ぶL4-Bしか知りません。あ、そういえば、BCL全盛期時代にSSR-1だったか?、受信機ありましたね。

はい、同じR-4Cでもかなりのバージョンがあります。

http://www.zerobeat.net/drakelist/drakemod/drmod37.html

によれば大きく分けて四種類。そのうちの一番上の(初期の)ものには手を出すなというのが通説のようです。小生のはその次、第二ミキサだけが改善されたバージョンのようです。

 SSR-1も程度の良いものは今でも高値で取り引きされているようですね。といってもコリンズの比ではありませんが。

最終版は、6EJ7を使っているのですね。このタマ、松下の真空管式TV最終期にIFアンプとして良く使われ、フレームグリッドを用いた、この類で最もGmが高い高性能なものです。中古で良ければ多数ころがっていますので、改造されるようでしたら進呈いたします。

さすがにタマなら何でもお持ちですね(^^) 早速のお申し出ありがとうございます。ですが昨今のトレンドは、6EJ7ミキサはノイズっぽいので半導体化する、というもののようです。それでもトップは残してるようですが。それにそもそもタマを載せ替える技量が小生にはなさそう(^^;なので、当面は現状でいってみることにします(半導体化は作戦の一つですが)。

ごちゃごちゃとくだらん事、書き込むとアンプ製作、遅らしてしいまそうなんで・・・「自分しか聞こえない受信機・・・」なんかそんな夢を抱いてあれこれやりましたわ。

いえいえとんでもございません。可能なら月末までに何とか一区切りつけたいので、五ヶ年計画はその間中断です。ま、ロケーションとアンテナ、これが良くないとどうしようもないんでしょうけれど…35年前のものがどの程度通用するのか、という点でも楽しみなんです。

お世話になります。私もR4Cが好きでこれまでに3台所有し、そのうち2台は手もとにあります。この2台は世和のものでトランスにAC100と書いてあります。いろいろと手を加えかなり使いやすいものになりました。もともとあるOMが使われていたものを譲っていただき、もう一台は本当にジャンクだったのをK8FFOからせっせと部品を入手し必死のパッチでほぼ完璧にしました。ダイヤル面の色なのですが、ブルーフィルターの色そのものです。グリーンになって見えるのはランプの色が黄色いからだと思います。R4Cについては素人ながらかなり苦労して調べたのでメンテや部品調達等わかります。いやぁ、実はこのお正月も完全ジャンクのT4XCをレストアしていたのですよ。完成度は80%です。

北村です。
帰りの電車の中からPHSでアクセスしておりまして、コメントをたくさんアップしてしまいました。
申し訳ありません。

北村さん、こちらでは初めまして! ようこそおいで下さいました。世和興業扱いのものを2台もお持ちとのことで、いいですね! JF3IPR大前さんとこにあるのにも、トランスに100Vとプリントされてましたので「これ珍しいんちゃいます?」って話してたんですが。ステップアップトランスが不要なだけでも、いいですよね。またよろしければ機会を見て「いろいろ手を加えて使いやすくなった」部分をご教示いただければと存じます。それから諸々の件も了解いたしました。最初は青だったという事も初めて知りまして、驚いております。そして最初は必要なかったんですが、T-4XC…ちょっとだけですが気にして物色したりしております(^^;;

 それから多重投稿の件ですが、こちらのサーバの反応が遅いのが原因ですし、消すのはすぐですので、どうぞお気軽にお寄せ下さい(^^) 帰宅途中にアクセスいただきコメントまでいただけるとは、嬉しい限りであります。

KDHさんへのコメントでないので申し訳ないんですが「北村さん うちへ来られたこと ありますか?」

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このページは、ji3kdhが2009年1月 5日(月) 0:20に書いた記事です。

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