電力増幅部 その3

 いやーお恥ずかしい限り。考えてみれば、試しに通電してみた→おぉ!ちゃんと増幅してる→どれどれ…とまあ嬉しがりの極みでありました。

 写真のようなケミコン(470μF、若干傾いてるのはご愛敬ってことで)一個を追加したところ…


 このようになりました。これ、どこかで見た波形ですね。どこで見たのかなぁ…


 ちなみにドライブを少し下げたときの出力はこんな感じです。


 さらに下げるとこんな感じ。どうもドライブ不足というわけでもなさそうですね。この電圧ではこの程度かな?

 それにしても「電源は電気の源」…分かっててこんなことするんですからねぇ。。。山崎さん、西村さん、ありがとうございました。

コメント(2)

どこかで見た波形。多分私のぶろぐでは? 違ったかな。

最初の波形は電源インピーダンスが下がったのか、随分素直になりましたね。立ち上がりが垂直に近いのでドライブは充分足りていると思います。

2番目の波形はB-2級(私の勝手な呼び名)ですね。頭が丸いのでコアもちゃんと正常領域で動いているように思います。
ピークも最初の写真に比べて少し低いですから、この辺を目標にコイルのカットアンドトライをされたらいいのでは。(大きな変更は不要だと思いますが)

3枚目はもっと素直ですね。どうもSW-FETはダッシュが早いので綺麗なBクラスになりにくいですが、フィルタを通すとお化粧が出来ます。

さてバイアスを掛けると水平線の部分が狭くなりますがドレイン電流も増えますから各部にご注意ください。

一番楽だと思ったのはFETなのでバイアスには電圧だけを与えればOKだったこと。真空管のバイアスでは色々工夫が必要でしたから。
これは釈迦に説法、続きを楽しみにしております。

早速ありがとうございます。PPの記事ばかり読み返させていただいてましたが、シングルのところで同じ波形がありましたね。真ん中の波形の時はかなり軽いドライブなのですが、上の波形が右下がりなのはやはりコアがネックになっていると考えられそうで、まずは巻き数を減らしていって見ます。このまましばらくVVVを出していたら、ドレインに近い方のトランス(何というんでしょうか、電源供給に使っている方)が若干暖かくなってきました(数℃の温度上昇程度ですが)。ですのでこちらからトライしてみることにします。前回いただいたコメントですが、PPでもパラPPでも、出力が同じならコアへの負担はさほど変わりないと小生は理解していますが、果たしてどうでしょうか。もっともインピーダンスの設定すらいい加減ですのでなにをか況や、であります。

 バイアスまわりの細工も、併せてやっておかねばなりませんね。各部には余裕を充分持たせているつもりですので大丈夫だと思いますが、小生にとっては未知の世界ですので予期せぬことが起こりそうです。先日のシングル仮動作の時は、波形としては余り変化がなかったのと、放熱器が異様に小さかったので60℃くらいになったものの暴走などもなかったので、あとは実験あるのみです。

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このページは、ji3kdhが2009年5月15日(金) 0:01に書いた記事です。

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