先日の予告通り行ってきましたが、残念ながら15km先ではかすりもしなかったそうです(>_<)
写真はCQ送信中の風景。あまりゆっくりできないので立ったままの運用です。そしてジャンクの測定器ケースを流用した送信機は、元々なかったフロントパネル製作などの作業がまだ残ってます。
以下、単なる風景写真です。
アンテナはこのようにしてみました(まずい見本)。傘型エレメントの先端が低すぎるのは、やはり良くないでしょうか。それと調整用に持って行かんとあかんなと思ってたコンデンサをまるまる忘れてしまったこともあり、ディップは合ってるもののSWRが全く下がりませんでした。
(7/8追記)今回の運用には、高圧検電器・高圧活線接近警報器・そして消火器を準備し、通行人があるときは姿が見えなくなるまで電波の発射を中断しました。本記事はあくまでも事象の記録のみを目的としており、読者の皆さまによる追試に対して内容を保証するものではありません。皆さまによる運用はすべて皆さまご自身の責任の元に行っていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
給電部。
白い箱には何も入ってません。単純に芯線と網線を分離してるだけです。また右は短い接地棒一本だけのアースです。長いとあとで抜くのが面倒なので…ですが「そんなもんだけではあかんで」とご指摘を受けてしまいました(^^;
上側の景色。
気持ちだけでも絶縁してみました。
こちらは別件。せっかく山へ上がったので、2m高のダイポールをでっち上げてお友達を冷やかし。ついでに数局だけ呼んでみましたが、こんなもんでも静岡や鳥取まで飛ぶんですから、何といいますか…
ホンマ、長波は相当手強そうです。移動なんかでやるもんやないのかも。
お疲れさまでした。実験結果を楽しみにしておりましたが、やはり一筋縄ではいかないバンドのようですね。
アンテナ全体をもっと地面より上げないとだめなのでしょうかね。
それにしてもすばらしいセットですね。当方にはこのような物を組上げる気力と体力がありません・・・
伊都郡かつらぎ町・三国山では強力に聞こえていました。RST=519〜529
何度も呼びました。
CQが途中で中断したり、短点連続になったりしていたのは全て聞こえていましたので、
交信成立かと期待したものの、コールバックはありませんでした。
当方の送信系が貧弱なのも一因かと思います。
アンテナは1周80mのループ+終端抵抗で、
電気的にはSWR=1に近づけてあります。
EIRPは非常に小さいのかもしれませんね。
斉藤さん、まさに一筋縄ではいかないという言葉がぴったりですね。セットについてはまだまだお見せできるような形でないので、さわりだけ(^^; でも電源も組み込みましたので運用はラクになりました。
清水さん、初めまして…そして、ごめんなさい!!!!! まさかそんな近くから呼んでいただけるとは全く予想外でしたので、ほとんどまじめに聞いていませんでした。無線家失格ですね。
実は全く同じ山でやっていたのですが、ギターを弾いている人とラジコンをやってる人しか見かけませんでした。そんなに大きなアンテナ、どこであげていらっしゃったのでしょうか? 小生は突き当たりの三差路、行政区としては河内長野市になるところでやっておりました。
いやー、本当にごめんなさい。これは一生の不覚といえそう…
お疲れ様でした。ループの指向性を利用して色々探ってみましたがかすりもしませんでした。
と 同時に同じ山におられたJA2の方の信号も全く聞こえませんでした。
まぁ葛城町側はこちらから見れば多分シールドされていたのではないでしょうか。
こうなれば1kmでいいからQSOしますかねぇ。Hi 大昔の3A5単球超再生トランシーバーのQSO実験を思い出します。それでは。
何してはるのやろ? 地震の測定? 測量?
今までの移動とは全く違う風景ですね。皆さまの行動力に脱帽です。
山崎さん、長時間に渡るおつきあいありがとうございました。「今から出します」と別バンドで連絡取ったりすれば効率的なのでしょうが、それでは面白くないし…いやー、しかしやっぱり飛びませんね。意地でもリアルCWでQSOにこぎ着けたいところです。
β教粗さま、一年でいちばんオモロいタイミングで何やっとんねん、と言われそうですね。道の上でやってたこともあり、ハイカーが何人か通りがかりました。皆さんたいがい「これは何ですのん?」というご質問をなさるのですが、今後は説明が面倒なのでそのアイディアいただきます。「ええ、地震予知の研究なんですよ」
…そっちの方が面倒かな(^^;
杉山さん、どうもです。
何やら面白そうなことやってはりますねー。オーディオ周波数のちょっと上のお話らしいことは推察できるのですが、それでも「何してハリマ屋橋」状態です。
あの〜その、やっぱりあれですかアンプは低周波電力用MOS-FETを使わはるんですか?
大阪の橋にはしなし、ですね。あれ、でも鶴橋は? むかしは「つるばし」って呼んでたん?
ってな話は置いといて、アンプは安〜いスイッチング用のFETを使うとります。店頭に置かれている規格表を見せてもらいながら物色して選んだのは、一本110円、しかもモールドタイプですから取り付けに絶縁も不要というもので、それを適当に並べました。全く自慢できるものではありませんが、よろしければ2200mカテゴリをご覧下さい。
どうも
2200mカテゴリ拝見させて頂きました。一連の記事はこれの事だったんですね。今頃気づきました。ボーっと見てたもんで、、、失礼!
アンプ部の回路ってどうなっているんかな、ちょっと興味あります。これも記事の中にあるんでしょうか?見つけられませんでした。
ははは、小生もいつまで続くか…ボチボチやっていきますわ。とりあえずリアルCWで1QSOが目標です。
終段についてですが、(どこかのコメントにも書いたかもですが)ほぼトロ活の500Wアンプを真似してグレードダウンしたものです。伝送トランスで少し手間取りましたが、ファンの風を少し当ててやることでその場しのぎ的に解決としてます(^^; テストベンチでは楽々150W以上出てますので、50Wアンプとしてはまあまあ頑丈ではないかと勝手に思ってます。今回の運用でも、SWRがナンボであろうと安心して50W突っ込んでました(^^)
冷やかしでスミマセン。
地震の電磁気的前兆現象というのは、阪神淡路大震災をはじめとして多数報告されております。特にVLF波の伝搬は敏感らしくて、日本でロシアの長波局をモニターしていると、良くある夜明け・日没のグレーゾーンで位相が変化するんですけど、地震前兆としてそれの振幅、タイミング共に変化する、という現象もあるんです。
あと、深い井戸をほって、10kHz、50kHz、100kHzなどの長波の領域で記録していると、電車などのノイズもありますが、前兆を捕らえることができるとか、気の長い研究もあるんです。
ということで、「なにしてはるん?」という質問には、地震の電磁気的前兆現象の解明というのも、うけると思います。あとデジタル方式もあるそうですが、いかがでしょうか。私は最近WSPRという方式もあると聞いて10MHzでやってみましたが、散乱ではない純粋な電波伝搬であれば数ワット出力のヨーロッパ、北米、南米の局もデコードできて感激しました。PCをインターネットにつないでおくと、WSPR SPOT Databaseというところに勝手にリポートを送るので面白かったのですが、すぐ飽きました。
でも50MHzで散乱などが含まれるとからっきしデコードせず...
2.2kmバンドでの、皆さまのご健闘をお祈りしております。
冷やかしだなんてとんでもございません、そのようなことは全然存じませんでした。今の受信ループはまだ改善の余地があるんですが、そこそこ実用になったら部屋の中で拡げておいて、常時ロシアの長波局を聞いておくというのも面白いかも知れませんね。(実際は家の中で聞こえるほど甘くはないでしょうが) 今まではとにかく送信に重きを置いてやってきましたが、受信もしっかりしないと交信が成立しない(当たり前)ので、そちらにも力を入れていくことにします。そして、出先での「地震予知の研究なんです」は、もしご存じの方だとまずいのでやめておくのが無難そうですね(^^;;; (無線の話ならできますが地震の話は自信がありませんので)
それからデジタル方式のお話についても、了解です。50MHzでしたらWSJTが結構メジャーなのでしょうか? WSPRというのは存じませんでした。そしてVLFでしたらまずQRSSがその筆頭だと思います。しかし小生だいぶひねくれてまして、信号そのものが聞こえないと面白くないなと思いまして、今のところ真面目にQRSSをやるつもりはありません。送信機とアンテナの耐久試験代わりに送信しっぱなしにするのにQRSS、というのはいいかなと思ってるんですが。
でもそんなこと言うてたら、いつまで経ってもQSOできなそうな気もしますね(^^;
「VLFは、地下を通る。それは空中でないから交信記録にならない」ってような事がどこかにあったような。潜水艦の通信手段って長波でしたよね。あれっ、超音波だった??
こんにちは。
地震前兆の電磁波は結構研究している人も多いようです。まあウソを言って突っ込まれるよりは長波の実験、と言うのが正解でしょうね。
受信系は、例の1.8MHz用のループをもっとたくさん巻いて同調容量も増やせば135kHzには使えるでしょう。40kHzのJG2ASだって一辺70cmくらいのループで受信できたんですから(ちなみに出力10kWで放射出力が1kWだそうですが)
はい。デジタルは面白くないです。開始してしばらくやっていると、PCの画面にパッと相手のコールサインやグリッドが出てきて交信成立なモードなので味気がありません。こういう感想を持ってCWでなければダメという方も多いです。
ただ、WSPRのように正規の屈折による伝搬が安定している10MHz帯などであらかじめ決めた周波数(10.138.5MHz)をモニターしていると、結構北米、南米、ヨーロッパなどの0.5W〜5Wくらいの局を-15dBとか-20dBとかでデコードしますから、起動させたまま放って置いて伝搬を調べるには便利なようです。本当はこういうのが欲しいのです。
50の通信方式としてはJT6M、JT65Aあたりが主力のようです。WSPRは散乱モードの多い50MHzではあまりデコードしないようなのでダメです。QRSSも同じような方式なんでしょうね。
西村さん。VLFも電磁波(ベクトル波)で、超音波は媒体の密度の変化で伝搬する粗密波(スカラー波、笑)ですよね... 潜水艦も長波のようです。
西村さん、有効無効はともかく、地中が電波を通してくれたらでっかいアンテナは不要ですからラクでいいですよね。ある程度間隔をあけて地面に電極を突っ込んだら、ハイできあがり。飛ぶか(というより潜るか)どうかは地球に訊いてくれ、って。まーしかし空の方は飛びませんわ、実際(>_<)
潜水艦は小生の記憶ではれっきとした電波(長波)だったと思います。水中では電波の速度が遅いので、アンテナが少し小さくて良い、とか…いい加減な記憶でのいい加減な発言です。
β教粗さまにはもう全てお見通しですね(^^; 受信ループは例の1.8用をそのままCだけ増やして同調させたのですが、相当静かなのでターン数を増やさねばと思っていたところでした。
それからデジタルモード、そういう状況であればやっぱし小生もダメですわ。IBPでしたっけ、あれのデジタルモード版があるとおっしゃる通り伝搬状況の調査に面白そうですね。
かなり遅れてのコメントですが、私もQRSSとか、それと同じスタイルのものは受け入れ難い方の一人です。Hi
聞こえないのが、いつの間にか交信成立なんて・・・
それと長波は地中を伝わる?というのも納得しかねるのです。
本当に伝わる(例えば2000m先の接地システムで信号が拾えるのなら)のであれば業務局が馬鹿でかいシステムを作るのは何故?なんて思いますから。
詳しい理論などは全く判りませんがEUなどのHPを見ると長波は地中へ潜ると書いてあるように受け取れます。
横に伝わるのと潜るのでは全然違いますよね。輻射された電磁波が地上で反射されず、潜ると損失はどんどん大きくなるのでは。
なにしろ杉山さんの体験談の如く、本当に空中を飛びません。短波も長波も電磁波というのは同じですけど伝播は全く別物のように思います。
なるほど、「潜る」は「伝わる」とは違うんですね(^^; それにしても空間波の距離減衰が大きく感じられますね。一波長くらいシュッと飛ぶかなと思うのですが、とんでもない状態で。
ところで潜水艦向けの電波( http://ja.wikipedia.org/wiki/えびの基地 )も、海水中にアンテナを突っ込んでいるのではないのですね。意外でした。
そうなんです。地上に立ってます。凄い電力とアンテナの組み合わせですけど。
やっぱり長波から下(超長波〜音波)は反射されずに潜るんですよ。潜って再度地上に出てくると大きく減衰するのでは?
135khzは海水では1m強しか潜らないそうですが、一桁下になると結構深くまで潜るのでは?
でなきゃ原潜時代に適応しませんからねぇ。そういえば地下鉄に習って海底電線を張り巡らせて誘導無線という手もありかな?
「えびの送信所」で検索したらいろいろ出てきますね。
http://www.wirelessdesign.biz/details3012.html
http://www.qsl.net/7k1naq/RadioSystem/antennas.html
http://maglog.jp/je3kmz/Article18440.html
いやー、さすがにでかそうです。一件目の記事によると巨大なループのようで、ループはこれくらいやらないと、ってことでしょうか(^^; それから、さすがに免許情報検索では出てきませんね。EIRPはどれくらいになるんでしょうか。
今度スモールループを組んだら、一度受信してみたいと思います。