フットスイッチ


 ずいぶん前に澄川さんとこで拝見したヤマハのFC5。良さそうだなと現物も見ずに別の方にお勧めしたんですが、自分でも一つ欲しくなったので入手しました。

 定価1575円(入手はもう少し安かった)でこんな立派な箱は申し訳ないくらいです。


 この値段で、しかも中国製にもかかわらずなかなかの質感。裏面にもラバーが貼られていて良いです。


 改造前の中身。さすがに省コストに徹してますが問題になることはなさそう。ただし残念ながらon/offが逆なので、このままでは無線機用として使えません。(下線部分5/1追記)


 改造後。試作品がそのままという状態ですのであまりきれいではありません(言い訳)。

 ストッパはこれもまた澄川さんアイディアをそのままいただき!(ただし省略して一個だけに) それと実際に踏んだ時の長いストロークが気に入らなかったので、試しにスプリングを短くしてみました。自分的には相当いい感じになりまして、次にこの作業をする時は切り飛ばしてしまうのが簡単でいいなと思えました。


 検討のために複数のお店を回って用意したマイクロスイッチたち。結局千石で入手した左から二つ目を採用しました。

 背景はフットスイッチの注意書き。例によって日本語がいちばん簡素で、書かれている内容自体も少ないです。(英語では破棄の際の注意書きなどもあるのですが、日本語ではそれらがごっそり省略されている)

コメント(13)

杉山さん、
毎度です。
安くてええ感じですね。標準ジャックというのも安心感があります。元が楽器用だからですね。
改造したのはオリジナルの電流容量が足りないからでしょうか?

あっ! 肝心なことを書き忘れてました。音楽用の世界を存じませんので詳細不明ですが、これ接点の論理が逆(常時on/踏んでoff、本記事中に追記させていただきました)なので仕方なくの改造なんです。

 でもPCロギング全盛の昨今、無線界ではフットスイッチなんて需要はほとんどないでしょうね(^^;

アララ...Hi

 言ってくれれば,内蔵スイッチまだあまっているから,作って送ったのに.オルタネートタイプですけど.
 秋葉でも在庫があるから,すぐ買って送れますよ.
 オルタネートタイプが良ければ,作って差し上げますよ.
 なんせ,かれこれ,20台は作ってますから,既にプロの域です.Hi
 ちなみに,今年のハムフェアでも販売予定ですわ.HiHi

論理が逆なんですね。なんでだろ〜と空想をめぐらしてみると。
楽器の世界の常識を私もよく知りませんが、普段フットスイッチを使わないとき、楽器側のメスジャックは接点がONの状態、ということは経年変化に対して埃や酸化に対して少しでも有利。ということかな?
 ほんで、確かにコンテストやっててフットスイッチが欲しいなーと思うことはなくなりましたね。

澄川さん:早速どうもです! ご案内、ありがとうございました。今回はワタクシ自身用のものでして、HiFiどころか普通の電話すら全く縁のない人間ですし、ほとんどコンテストしかしないのでオルタネーティブでは不便に感じると思ってこのようにいたしました。それにしても、すでに20台以上とはすごいですね(>_<) ご苦労もさることながらそれだけの需要があることにも驚きです。

 大前さん:アマチュア無線との考え方の違いなんでしょうね。ライブなどの一発勝負で「あれ?」では済まないシーンで、あらかじめ断線や接続不良が分かるように、という意味もあるかなと想像してます。それに無線の場合、あくまでも受信優先ですからこれまた仕方ないですよね(Muteはまた別ですが)。

 コンテストについては、PCからのスタンバイを接続すれば済むことなんですが、自分の場合はインターフェイスなしでやることも多いので欲しいなとなってしまいます。特異な例でしょうね(^^;

コンバンハ.

 杉山さんの場合は,でしょうね.
 って私も,コンテストでは,もっぱらPCのインターフェイス使ってますから.Hi
 このフットスイッチは,普段のQSOの時しか使っていません.
 今度はコンテスト用に,杉山タイプを一個作るってのも手ですね.検討します.

アンテナを切り替えてリニアを送信状態にして無線機を送信状態にして、それからやっとこさ符号送出…いったいいくつのリレーを動作させているんだか状態なんです(^^;;; 数十msでは足りないかも。。。

 それとストッパを一つにするか二つにするか、だいぶ考えました。考えた結果、今後同じ作業をすることがあった時のために、人柱的に一つもでいけるか試す意味でこうやってみました。1500円でこれだけ遊ばせてもらえたら御の字ですね(^^) 机に向かった時は耐久テストよろしくヒマさえあれば踏んづけたりしてます。

杉山さん こんばんは
YAMAHAのキーボード用のフットスイッチ/サスティーンペダルとも呼びます、
ピアノの足元についているペダルと同じ働きをいたしますピアノの場合は機械的に振動しているピアノ線をダンパーで抑えて音の伸びと響きをを殺しますキーボードは
電気的にそのサスティーンを通常は生かしておいてここぞという場合にペダルを踏んでサスティーンをいわばミュートして殺します。 音の伸びサスティーンが時として臨場感をスポイルするため常用します キーボードでは必需品です

専門家の視点からの情報ありがとうございます! なるほど「サスティン」という言葉にカギがあったのですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/サステイン

 そしてこれも想像なのですが、必需品ということは、このペダルを接続せずに運用?演奏?するようなことはまずない、ということなんでしょうね。

このペダル無くても演奏できます。インプレッションに差がでるかでないかです。ペダルを使用と譜面に明記してあるのもあります。 悩ましいのは最近のキーボード安くても賢いのです、ペダルがいらないモノもあります キーをタッチするとき強く打鍵すると本物のピアノのように大きな音が、また軽くタッチすると小さな音がそしてキーから指を離さないでじわじわ強く押すとそれにシンクロして音が大きくなります指先をコントロールするだけでサスティーンもかけ放題 そして指をキーから離すと瞬間に音を止める/MUTEが可能です。
ペダルがいらなくなりました。
好んで使用する人もいますが、、、悩ましいですね

指が足りる限りはテクニックでカバーできる、むしろペダルの単一操作よりも微妙な表現が可能、ということですね? いやーさすがに奥が深そう…ワタクシとしては、こういう安くて良い品物が廃盤にならないことを願うばかりです(^^;

いつも楽しく読ませて頂いております。
非常に色々参考になります。
今回の フットスイッチ ほしいです!!
ハムフェアーに出品されるそうですが 小生も一台お願いできますか?

いつもご覧いただいているそうでありがとうございます&拙文お恥ずかしい限りです。残念ながらワタクシ自身は出品どころかハムフェアへ行くつもりもありませんです、スミマセンm(_ _)m ハムフェアにフットスイッチを出品なさるご予定なのは、コメントいただきましたJO7MJS(JA8RXD)澄川さんでして、今回のものとは若干異なります。

 もし今回のようなものをご希望でしたら、私信いただければ製作させていただくことも可能ですからどうぞ(^^) ただし若干のお時間を下さいね。マイクロスイッチは幸い一つだけ在庫があります。

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このページは、ji3kdhが2011年5月 1日(日) 8:37に書いた記事です。

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