再 AA-200の修理

 先日またまた壊れた(壊した覚えはない)アンテナアナライザを修理しました。


 症状や対処は前回と全く同じで、静電気か何かで壊れたこの石を


 はがして


 新しいものに貼り替えるだけ。

 しかしいくら在庫が豊富にあるとはいえ、こうポンポン飛んでしまうのはいただけません。何しろ今回は全く仕事をしないうちにおじゃんになってしまったんですからねぇ。

 Mコネ横の背中合わせのダイオードは、保護回路のつもりで入れてみたものの残骸。レベルが思ったより高かったため、この方法は企画倒れに終わっています。ある親切な方からアドバイスをいただいて作戦を練っているところですが、もうさっさと後継種に乗り換えるべきなのかも知れませんねぇ…

コメント(4)

TVSダイオードとやらの出番でしょうかHi

おぉ、ありがとうございます! そのようなものを知りませんでして早速調べさせていただいたところ、電圧カーブはツェナと同じような感じなんですね。ツェナも考えたんですが、高周波部分ですと順方向特性が普通のダイオードと同様では結局ダメだと思いますので、それよりもバリスタなんかの方がいいのかなと思ってます。こんな低い電圧のものがあるのかどうか、物色中なんですが。
http://japan.maximintegrated.com/app-notes/index.mvp/id/4240
しかし「バリスタは反応が遅い」とありますね…
http://www.general-bussan.co.jp/product/capacitor/varistor/
お、15Vとか18Vってのがありそうですねぇ。しかもピコ秒単位での反応ってのも。

 それともう一つ、並行して別の作戦も練っているところです。練っているといってもほとんどすべてご教示いただいているところではありますが(^^;

クランピング電圧の低いTVSもいろいろあるようですが,HBTの電圧MAXが7Vとして8VタイプですとRSにこれくらいの種類がありますね.
もっと低いのもありますが.

http://jp.rs-online.com/web/c/semiconductors/discrete-semiconductors/tvs-diodes/?sort-by=default&sort-order=default&applied-dimensions=4294632039&lastAttributeSelectedBlock=4294642758

再びありがとうございます。ご教示いただいていたのに、ろくに調べもせず勘違いしたままになっておりました(><)が、双方向というのもあるのですね。これらならまさに今回の用途にピッタリ。しかもいろいろ調べてたら、ツェナを二つ反対向きに直列にしたら(耐性はともかく)任意の電圧特性が得られるというのがあり、なるほどとヒザを打ちました。

 実はすでに低い電圧のバリスタが手元に届いてるんですが、手を付け始めた他の物件が机の上を占領してまして、実験はもう少し後になりそうです(^^;

コメントする

この記事について

このページは、ji3kdhが2013年5月13日(月) 20:45に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「ムカデ」です。

次の記事は「それはいかんやろ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。