TS-690 1の3

 久しぶりに動かしてみたらセミブレイクインがちょっとおかしかったので、調べてみました。


 おかしいというのは、ディレイが不安定な感じ。3枚立ってるいちばん上の基板とそのまわりが当該部分なんですが、テスタでさらっと見てみたところ時定数を決めてるケミコンは正常な模様。


 ならば、と動作させながら電圧を当たってみたら、なんとキーダウンの瞬間から充電を始めてます。普通はキーアップからやないんかなぁ? これは故障?

 ちなみに回路図右上のDVR1と2には、DELAYのVRがつながります。


 そこで手持ちの規格表(もちろんリンクのものより古い)を開いてみたところ、どうも元からそのように動作するよう設計されているようで故障ではなさそう。なんでかな、キーアップから始めると過渡特性が良くない(たとえば瞬間的にスタンバイに移行したり)とかいう理由があるのかなという想像しかできませんが、トトトツートツーーーーーーーーーなどと縦振れで打つようなことでもしない限り、大した不都合もないので現状のままにしておくことにしました。ちょっと納得いきませんが…

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このページは、ji3kdhが2013年7月 5日(金) 20:15に書いた記事です。

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