デジットのジャンク液晶

 し前に、確か一個50円とかでデジットに並んでた4S1478なる液晶モジュール、何を思ったか突然触ってみることに。

 事前にネットで見かけたこちらを真似させていただいて、動作確認は済ませておきました。


 ターゲットは、ある百均ショップで売られてたこちらの液晶時計。実はちょっとした目的で購入したんですが、これが一時間に約10秒、つまり二日で1分も遅れるというとんでもない代物。ダメ元で開けてみましたが、当然調整箇所などあるはずもなく。水晶にしても、どうせ低い周波数でしょうからコンデンサを入れたりして調整するのも面倒で、放ってあったんです。


 厚みは何とかなりそうですが、横幅がちょっと厳しいかなー、電池ケースがうまく再利用できればな…と思ってたんですが、あてがってみたところ残念ながら見事に被ってしまいます。


 仕方がないのでそこら中の内装をバリバリ除去し、まとめ買いして余ってたタブつきCR2032とともに


 無理くり押し込む! いくら108円のケースに50円のモジュールとはいえ、ちょっとひどい舞台裏ですね…(^^;

 ちなみに設定に必要なCN1の2については、面倒なので150kΩでプルダウンしておきました(ついでにCN1の1も)。それから表の三つのボタンについては、パターン面に出ているので、小型化のために取っ払ってしまいました。


 完成の図。もちろんMとSのボタンは残念ながらダミーです。

 これ、日付と時刻が一度に見れるので意外に便利です。ちょろっと呼ぶ時は未だに紙ログなんですが、これをUTCで表示させておくことで、朝方などでも日付を間違えなくなりました。そして何よりも、元々のに比べて相当正確なのも、いいところですね。

 2016年12月3日追記 : 残念ながらこの電池ではちょうど一年で力尽きてしまいました。もう少し大きな電池でないと実用性はなさそう…ということで、あえなく企画倒れとなってしまいました(^^;

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このページは、ji3kdhが2015年12月12日(土) 19:00に書いた記事です。

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